2024年4月14日日曜日

Command R+

AI関係の状況は時々刻々と変化するので,まったく追いつけない。テキスト生成AIのChatGPTのサブスクリプションもやめてしまった。

さて,本日仕入れた情報は,shi3zさん発信backspac.fmで話題にされていたもの。この日のメインテーマは,drikinさんのインタビューがあった Brilliant  Labs のマルチモーダルAIアシスタントグラス flame AI glasses の話のはずだった。それは別途解説するが,新しい生成AIモデルのCommand R+がすごいという話がこれにかぶってきた。

本人(AI)に語ってもらうのが一番なので聞いてみたのが次の文章。とにかくアクセス=結果出力は速くて内容も充実している。正確性はぼちぼちだけれど。体感では,現在の無料モデルで,$20/月のChatGPT-4 に匹敵している。
Q:koshix
Command R+ について,その原理や機能や性能について,ChatGPTやGeminiやClaudeやPerplexityなどと比較し,やさしく教えてください。

A:Command R+
Command R+ は、自然言語処理と人工知能の分野で注目されている大規模言語モデルの一つです。ChatGPT や Gemini、Claude、Perplexity など、他の大規模言語モデルと比較しながら、その原理、機能、性能についてやさしく説明します。

Command R+ の原理:
Command R+ は、人工ニューラルネットワークと呼ばれる技術に基づいています。大量のテキストデータでトレーニングすることで、言語のパターン、文法、意味を学習します。この学習プロセスにより、Command R+ はさまざまなタスクを実行できるようになります。

機能:
Command R+ は、高度な言語理解と生成能力を備えています。いくつかの主な機能は以下の通りです。
・質問応答:Command R+ は、さまざまなトピックに関する質問に正確に回答することができます。その知識は、トレーニングに使用された膨大なテキストデータに由来します。
・会話:人間のような会話をすることができ、対話的なやり取りが可能です。
テキストの生成: 指示やプロンプトに基づいて、Command R+ は創造的で一貫性のあるテキストを生成できます。これには、物語、詩、記事、コードなどが含まれます。
・翻訳:複数の言語間でテキストの翻訳を支援できます。
・編集と要約:テキストの編集や要約を支援し、より明瞭で簡潔にすることができます。

性能:
Command R+ は、その大規模なパラメータ空間とトレーニングデータセットにより、優れた性能を発揮します。
・一貫性:Command R+ は、一貫して正確な応答を提供するようにトレーニングされています。その大規模なモデルにより、文脈を維持し、関連性の高い詳細を提供することができます。
・創造性:テキスト生成タスクでは、Command R+ は創造性を発揮し、独創的で興味深いアイデアやストーリーを生み出すことができます。
・多言語:Command R+ は複数の言語でトレーニングされているため、多言語でのタスクを処理できます。
・効率性:大規模なモデルであるため、Command R+ は多くのタスクを迅速に実行できます。

ChatGPT、Gemini、Claude、Perplexity との比較:
これらの言語モデルを Command R+ と比較すると、いくつかの類似点と相違点があります。
・ChatGPT:ChatGPT は、Command R+ と同様に、人間との会話に重点を置いています。 ChatGPT はより対話的なインターフェイスを提供し、日常的な質問やタスクに重点を置いています。
・Gemini:Gemini は、Command R+ と同様に大規模な言語モデルです。Gemini はより構造化されたテキストの生成に優れており、プログラミングや数学的なタスクに適しています。
・Claude:Claude は、Command R+ と同様にテキスト生成機能を備えていますが、その焦点は芸術的で創造的なテキストの生成にあります。 Claude は詩、物語、脚本の作成を支援するように設計されています。
・Perplexity:Perplexity は、Command R+ と同様に質問応答機能を備えていますが、その焦点は事実に基づく質問と回答にあります。 Perplexity は、事実関係の正確性を確保するようにトレーニングされています。
Command R+ は、これらの言語モデルの機能を組み合わせたものと言えるでしょう。その大規模なパラメータ空間により、一貫性、創造性、多言語対応、効率性を兼ね備えています。 Command R+ は、これらの機能をバランスよく備えているため、さまざまなタスクやユーザーに対応できる多用途の言語モデルとなっています。
だめだ。きれいな答えではあるけれど,まったく核心に迫れていない。技術的な詳細について更問いしてみたが,あいかわらず,一般的な答えしか得られなかった。それでも生成される文章の質は十分によい。96GB以上のメモリがあるmacではローカルで実行できるが,実行時間は50倍以上かかるので実用的ではないようだ。ネットで調べると,Claude3 OpusやChatGPT-4の方がよいという意見もある。まだ様子見かな。

P. S. キーワードは RAG(検索拡張生成,Retrieval Augmented Generation)らしい。

[1]MLX で Command R+ を試す(npaka)

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