芥川龍之介が「蜘蛛の糸」を発表して百年。高二の秋の文化祭,クラスの仮装行列のテーマが 蜘蛛の糸だった。お釈迦様の極楽タワーの竹を近所から切り出し,地獄の焔と煙の絵を描いた。犍陀多に続いて蜘蛛の糸(登山部の赤いザイル)に群がる地獄の亡者だったころ。
2025年6月26日木曜日
フェイクの側
2025年4月21日月曜日
金魚より短く
Q(koshix):これらのテキストを読んで,アテンションエコノミーに対する著者の考えを整理してなるべく丁寧に解説してください。(注:日経の記事をiPhone でOCRテキスト化したものと,[1] などのpdfをフィードした)A(ChatGPT 4o):山本龍彦氏によるアテンションエコノミーに対する考え方は、社会的・法的・倫理的な多面的視点から整理できます。以下、資料を踏まえて丁寧に解説します。1.アテンションエコノミーの定義と背景アテンションエコノミーを「情報過多社会において、人々の『関心(アテンション)』や時間が希少な資源として扱われ、それが経済的価値を持つ社会」と定義しています。具体的には、SNSやプラットフォームが利用者の関心を引きつけて獲得した消費時間を広告主に販売するというモデルです。特にプラットフォーム企業(MetaやGoogle)は、このモデルにほぼ排他的に依存し、ユーザーのアテンションを最大化するためにアルゴリズムを駆使している点が特徴的です。これは「思想の競争」から「刺激の競争」へと情報空間の性質を変化させるものと指摘されています。2.アテンションエコノミーがもたらす問題点アテンションエコノミーが抱える問題を以下のように分析しています。(1) 認知的な影響:「狼」化する社会情報技術やSNSのアルゴリズムが、ユーザーの情動や直感的な反応を引き起こしやすい「速い思考(システム1)」を刺激することで、人々の反応を反射的で感情的なものへと変化させています。これは17世紀の哲学者ホッブズが言うところの、人が「狼」となり「万人の万人に対する戦争状態」を引き起こす社会状況に例えられています。特に怒りや嘲笑といった強い情動を刺激するコンテンツがアテンションを多く引くことから、真実性や公共性よりも感情的刺激が優位になることが問題とされています。(2) 認知的強奪(Cognitive Seizure)アテンションを強制的に奪うことが「認知的損傷」を生み、「思考の自由」を侵害すると主張しています。特にTikTokのような短尺動画サービスが提供する「ドーパミン誘発型UX」は、ユーザーの意識的な同意なく無意識レベルでアテンションを奪う行為として、「囚われの聴衆(captive audience)」という概念を引用して批判しています。(3) 自律的意思決定の侵害とAIプロファイリングAIプロファイリング技術が広まることで、個人の心理的・行動的な弱点を精密に特定し、それに応じたコンテンツを提示してアテンションを奪うことが可能になっています(ケンブリッジ・アナリティカ事件等を挙げている)。これはユーザーの意思決定を操作し、「潜在認知システム」に直接働きかけているとして、深刻な倫理的・法的問題を引き起こす可能性を指摘しています。3.法的対応と規制動向これらの課題に対応するため、特に欧州連合(EU)の規制動向に注目しています。(1) デジタルサービス法(DSA):・レコメンダーシステムの透明性を求め、ユーザーがプロファイリングを避ける選択肢を持つべきとしています。・特別な個人データに基づくプロファイリングを制限し、未成年者へのプロファイリング広告を禁止するなど、消費者保護の観点から厳しい規制を課しています。(2) デジタル市場法(DMA):・プラットフォームの「ゲートキーパー」にプロファイリング技術の監査と透明性の確保を義務付けています。(3) EU AI法案:・潜在意識に働きかけるようなAI利用や意図的に操作的・欺瞞的な技術の使用を禁止しています。これらの法的規制は、ユーザーが無自覚のうちにセンセーショナルなコンテンツに引き込まれ、意思決定が歪められることを防ぐ狙いがあります。4.提案する対策と方向性アテンションエコノミーへの対応策として、以下のような方向性を示しています。(1) リテラシーの向上:ユーザー自身がアテンションや時間を犠牲にして「無料」のSNSを使っている事実を理解する重要性を指摘します。(2) ユーザーの主体性回復:レコメンドシステムの透明性を高め、ユーザー自身が選択・制御可能な仕組みを導入することを推奨しています。(3) 公共性を取り戻す技術開発:AIやアルゴリズムが刺激ではなく、合理的なコミュニケーションや対話的な意思決定を支援する方向で技術を発展させるべきと主張しています。(4) マスメディアの自己改革:メディアがクリック数獲得ではなく公共的価値に基づいた専門的判断を回復する必要性を強調しています。まとめ:アテンションエコノミーに対する視点の特徴アテンションエコノミーを単なる経済モデルではなく、社会全体の民主的基盤や人間の認知的・心理的健康を脅かす構造的問題と捉えています。その解決にはユーザーの自律性を守る仕組みの導入と、透明性を高める法的措置が必要であるという視点を強調しています。
2025年3月15日土曜日
シンギュラリティ(2)
2024年12月26日木曜日
YouTube2024
YouTube登録チャンネル2024ランキング
1 菅野完 4.7万人2 西脇亨輔チャンネル 1.5万人3 哲学系ゆーちゅーばーじゅんちゃん 9.9万人4 散財小説ドリキン 10.2万人5 てんコモリスタジオ 2.1万人6 ドンマッツの反カルト思考ちゃんねる 1.1万人7 瀬戸弘司 167万人(406位 10.7億回 2254本)8 backspace.fm 1.4万人9 Arc Times 14.7万人10 シンギュラリティサロン 0.7万人11 小飼弾の論弾 0.2万人12 ポリタスTV 6.6万人13 Gadgetouch 1.7万人14 見守あらた 5.3万人15 年金と暮し 7.9万人16 shi3z show 0.9万人17 Planet Rock 0.3万人18 長谷川良品TV悲報Ch 9.9万人19 Dialogue for People 3.2万人20 吉田製作所Y 122万人(666位 7.6億回 588本)21 犯罪学教室のかなえ先生 20.5万人22 筋肉弁護士桜井ヤスノリ 1.6万人23 Leo Tohyama 5.6万人24 Apple信者1億人創出計画 16.4万人25 懲役太郎サブチャン 13.2万人26 一月万冊 44.5万人27 ワタナベカズマサ 36.9万人28 ジョーブログ 242万人(216位 9.4億回 1026本)29 山田五郎オトナの教養講座 64.9万人30 たむらかえ2 19.9万人- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
2024年12月22日日曜日
mixi2(3)
2024年12月19日木曜日
mixi2(2)
P. S. 「立花」というキーワードで検索してみると,mixi2では 「立花孝志」が1%以下しかでてこない。一方,XやThreadsでは「立花孝志」が99%を占めている。Blueskyは「立花孝志」率が60% 程度だ。自分には,mixi2の世界は多くの人が平和で暮らせたとしても,ちょっとあわないのかもしれない。
2024年12月17日火曜日
mixi2(1)
2024年7月10日水曜日
東京都知事選挙(6)
Q(koshix):
以下に東京都知事選での得票数とSNSの登録者数のリストがあります。これらから,SNSが定量的にどのように得票数に影響するかを評価してください。なお,SNS以外には,マスコミの効果があり,上位4者は主要候補として設定され,公開討論会が報道されました。また,小池は現職都知事として最もマスコミの露出が高く,参議院議員の蓮舫や元安芸高田市長の石丸がこれに次ぎます。7.ひまそらあかね(41) 11.0万 1.6% X 31.1万 YouTube 20.9万-------------------------------------------------------------------------------------650.9万 95.5%A(Perplexity PRO):東京都知事選における得票数とSNS登録者数の関係について、以下のように分析を行います。データの概観提供されたデータを見ると、7名の候補者の得票数とSNS(TwitterとYouTube)の登録者数が示されています。SNSと得票数の関係SNSの登録者数と得票数には、ある程度の相関関係が見られますが、完全な一致ではありません。・小池百合子氏は最多得票(291.8万票)と最多SNS登録者数(Twitter 91.4万、YouTube 3760)を獲得しています。・2位の石丸伸二氏と3位の蓮舫氏は、得票数とSNS登録者数でほぼ同等の順位となっています。・しかし、4位以下では必ずしもSNS登録者数と得票数が一致していません。例えば、田母神俊雄氏は得票数で4位ですが、SNS登録者数では上位に位置しています。SNS以外の影響要因1.マスコミの露出:上位4候補は主要候補として公開討論会に参加し、メディア露出が多かったことが示唆されています。特に小池氏は現職知事として最も露出が高く、これが得票数に大きく影響した可能性があります。2.知名度と政治的背景:小池氏(現職知事)、蓮舫氏(参議院議員)、石丸氏(市長)など、既存の政治的地位や知名度が高い候補者が上位を占めています。3.政策や主張:各候補の政策や主張の内容、そしてそれらが有権者にどう受け入れられたかも重要な要因です。定量的評価の限界提供されたデータだけでSNSの影響を正確に定量化することは困難です。以下の理由があります:1.サンプル数が少ない(7名のみ)2.SNS登録者数と実際の選挙での支持者数が必ずしも一致しない3.他の要因(マスコミ露出、知名度など)の影響が大きい結論SNSの登録者数は得票数と一定の相関関係を示していますが、それだけで選挙結果を説明することはできません。特に上位候補者においては、マスコミ露出や既存の知名度、政治的背景などが大きく影響していると考えられます。SNSは選挙戦略の一部として重要ですが、それ以外の要因も含めた総合的な選挙戦略が必要であることが示唆されます。より正確な分析のためには、時系列データ、SNSの engagement rate、各候補者の政策への反応、マスコミ露出の定量的データなど、より多くの要因を考慮に入れた詳細な統計分析が必要でしょう。
PerplexityPROはWolfram Alphaを 呼び出してごそごそ計算していたけれど,結局意味のある結果は出てこなかった。安野,内海,暇空らは従来のマスコミにおけるプレゼンスがほとんどなかったけれど,10万票台の集票をしている。たぶん,この部分がSNSの効果を表現している項になる。
暇空は,顔も伏せてリアルな活動は全くしていない。内海は,ボランティアにより主要3候補についでビラ貼りがされていたと,アキノリ将軍未満のポスター掲載権を譲ってもらった外山恒一が証言している。安野は,チームにより正当で健全な街宣活動も行っていた。
田母神は,2014年の都知事選にも出馬して61万票を獲得しており,マスコミによって主要4候補扱いされたため,他の泡沫候補群の倍程度の得票となった。
これからすると,石丸の得票がSNS効果だということはできないという菅野完の説は妥当なような気がする。世に倦む日々でも指摘されていたが,明らかにマスコミによって,石丸がスポットライトを浴びるように設定されていたのである。
最も,そのマスコミ自身が,開票後の石丸のインタビュー映像のハラスメント仕草というかお子様論理展開というか最後の街頭演説における自己執着ぶりに驚いているようにも見える。しかし,広島一区を巡る次のステップ(清和会の戦略か)で,話はさらにややこしくなりながら継続していく。
安野貴博は,確かに新しい可能性を切り開いたと思うが,同時に危険性を含んでいる。そう,AIが諸刃の剣であるように,合理的な思考で組織された健全なチームは,人権に関する原則的な立場を持たない限り,社会にどのような影響を与えるかはわからない。
[1]石丸現象とは何か 石丸伸二氏「165万票」の中身を独自データで分析する(米重克洋)
2024年3月13日水曜日
ツイッター買収の波紋(2)
NHKの番組では,PBSフロントラインのディレクターであるジェイムズ・ジャコビーが関係者へのインタビューを重ねていく。そのなかで焦点化していくのが言論の自由の問題である。
合衆国憲法修正第1条(1791)は,
連邦議会は、国教を樹立し、若しくは信教上の自由な行為を禁止する法律を制定してはならない。また、言論若しくは出版の自由、又は人民が平穏に集会し、また苦痛の救済を求めるため政府に請願する権利を侵す法律を制定してはならない。ということで,連邦議会に対する制限を規定している。これは,私企業が運営するネットコミュニティを対象としたものではない。ところが,ネットメディアは政府と同じもしくはそれ以上の力を持つようになったのではないかというものだ。
2024年3月12日火曜日
ツイッター買収の波紋(1)
2024年2月27日火曜日
人民の敵
2024年2月20日火曜日
Bluesky(4)
% brew install dart-sdk% dart pub global activate bluesky_cli# .zprofile に環境変数を登録export BLUESKY_IDENTIFIER=abcdefgexport BLUESKY_PASSWORD=opqrstu
2024年2月10日土曜日
Bluesky(3)
Blueskyの招待コードをもらって登録したのはかれこれ9ヶ月以上前のこと。2月6日にようやく,Blueskyは招待制から公開登録制に移行した。これにより,300万人だった登録者は,1-2日のうちに400万人を越えるに至った。
2024年2月における自分のSNSの現状を復習してみた。
SNS名 URL フォロー中:フォロワ 登録日--------------------------------------------------------------------------------------------------X(https://twitter.com/koshix/) 934:971 2008.8-Facebook(https://www.facebook.com/koshix/) 396:396 2009.5-Mastodon(https://mstdn.jp/@koshix) 280:328 2017.4-Instagram (https://www.instagram.com/koshix7/) 352:359 2019.10-Bluesky (koshix.bsky.social) 26: 57 2023.5-Threads (https://www.threads.net/@koshix7) 446:147 2023.7---------------------------------------------------------------------------------------------------
Instagramは自分の写真の記録用だし,Facebookは友人知人の様子を知るためのものだから除く。それでも4つも残っている。最近評判が悪いX(旧Twitter),Mastodon,Bluesky,Threadsと4つのSNSを巡回するとなると,面倒で困る。どれかに集約するならば,Blueskyかな。Mastodonを予備として。しかし,問題は貴重な情報源の何人かがまだXに残ったままになっていることだ。いずれにせよ,情報を発信する頻度はかなり減ってしまった。
2023年12月8日金曜日
12月8日(Blogger 5周年)
全期間(5年間)6.61万回 = 36回/日過去12ヶ月間 1.98万回 = 54回/日過去6ヶ月間 1.38万回 = 77回/日過去3ヶ月間 0.45万回 = 50回/日過去1ヶ月間 0.18万回 = 60回/日
2023年7月11日火曜日
Threads(2)
2023年7月9日日曜日
警告メッセージ
ご存知のこととは存じますが、Blogger のコミュニティ ガイドライン では、Blogger で許可されるコンテンツと禁止されているコンテンツについて概説されています。Blogger では、お客様の「 Bluesky(2)」というタイトルの投稿について審査の必要があるとの報告を受けました。審査の結果、この投稿には慎重に扱うべきコンテンツが含まれていると判断し、投稿を閲覧しようとした読者に警告メッセージが表示されるようにいたしました (投稿の URL: 略)。読者がこの投稿とブログを閲覧するには、この警告を承諾する必要があります。
さらに,
お客様のブログ投稿に警告メッセージが表示されるようになった理由:この投稿のコンテンツが、アダルト コンテンツに関する Blogger のポリシーに違反していることが判明いたしました。
えーっ,それはないわ。修正して再審査を申し込めということだけれど,どこがアダルトなのかさっぱりわからない。さらに熟考してみると,どうやら参考コードのなかの英文字列がやや微妙だったことに気付いた。これを直して再審査を申し込んだがなしのつぶてである。
しかたがないので,新しく微修正版(アルファベット3文字×2箇所修正)を投稿したところ無事にパスした。
教訓:言論や表現の自由は,その手段をAIでブラックボックス化されたビッグビジネスに握られている限り,常に風前のともしびであり,相当なコストを費やすことなしに説明責任など果たされることは期待できない。分散IDと分散SNSの普及が待たれる。
2023年7月8日土曜日
Threads(1)
2023年7月7日金曜日
Bluesky(2)
$ brew install pandoc ✓$ brew cask install mactex ✓~/.zshrc に次の行を追加export PATH=/usr/local/texlive/2019/bin/x86_64-darwin/:$PATH$ source ~/.zshrc$ pandoc bluesky.md -o bluesky.pdf --pdf-engine=xelatex -V documentclass=bxjsarticle -V classoption=pandocこれをシェルスクリプトにすると$ cat md2pdf.sh#!/bin/zsh# usage mdspdf.sh test# input test.md output test.pdf#pandoc $1.md -o $1.pdf --pdf-engine=xelatex -V documentclass=bxjsarticle -V classoption=pandoc