Q(koshix):latexのtikzコマンドで、カメのイメージをなるべくリアルに描画するコマンドを示してくださいQ(koshix):亀の甲羅の模様を六角にして,手足には爪をつけて,しっぽはスルリと細く短くなるようにできますか?Q(koshix):以下の部分でエラーが出ました。\foreach \x in {-1,0,1}\foreach \y in {-0.75,0,0.75}\draw[green!30!black, thick] (\x,\y) hexagon (0.5);A(Claude 3.5 Sonnet):申し訳ありません。エラーが発生したのは、hexagon コマンドが標準のTikZには定義されていないためです。このエラーを修正し、六角形を描画する別の方法を使用しましょう。\documentclass{standalone}\usepackage{tikz}\begin{document}\begin{tikzpicture}% カメの体(甲羅)\fill[green!50!black] (0,0) ellipse (2 and 1.5);% 頭\fill[green!70!black] (2.3,0) ellipse (0.5 and 0.4);% 目\fill[black] (2.6,0.1) circle (0.05);% 足と爪\begin{scope}\clip (-1.5,-1.2) ellipse (0.4 and 0.3);\fill[green!70!black] (-1.5,-1.2) ellipse (0.4 and 0.3);\fill[brown] (-1.7,-1.4) -- (-1.6,-1.5) -- (-1.5,-1.4) -- (-1.4,-1.5) -- (-1.3,-1.4) -- cycle;\end{scope}\begin{scope}\clip (-0.5,-1.4) ellipse (0.4 and 0.3);\fill[green!70!black] (-0.5,-1.4) ellipse (0.4 and 0.3);\fill[brown] (-0.7,-1.6) -- (-0.6,-1.7) -- (-0.5,-1.6) -- (-0.4,-1.7) -- (-0.3,-1.6) -- cycle;\end{scope}\begin{scope}\clip (0.5,-1.4) ellipse (0.4 and 0.3);\fill[green!70!black] (0.5,-1.4) ellipse (0.4 and 0.3);\fill[brown] (0.3,-1.6) -- (0.4,-1.7) -- (0.5,-1.6) -- (0.6,-1.7) -- (0.7,-1.6) -- cycle;\end{scope}\begin{scope}\clip (1.5,-1.2) ellipse (0.4 and 0.3);\fill[green!70!black] (1.5,-1.2) ellipse (0.4 and 0.3);\fill[brown] (1.3,-1.4) -- (1.4,-1.5) -- (1.5,-1.4) -- (1.6,-1.5) -- (1.7,-1.4) -- cycle;\end{scope}% 尻尾(より細く短く)\fill[green!70!black] (-2.1,0) .. controls (-2.3,0.1) and (-2.3,-0.1) .. (-2.1,-0.1) -- cycle;% 甲羅の六角形の模様(修正版)\foreach \x in {-1,0,1}\foreach \y in {-0.75,0,0.75} {\draw[green!30!black, thick](\x+0.5*0.866,\y+0.25) --(\x+0.5*0.866,\y-0.25) --(\x,\y-0.5) --(\x-0.5*0.866,\y-0.25) --(\x-0.5*0.866,\y+0.25) --(\x,\y+0.5) -- cycle;}\end{tikzpicture}\end{document}この修正版では、以下の変更を行いました:1.hexagon コマンドの代わりに、六角形を直接描画するコードを使用しています。これは6つの点を指定して六角形を描くものです。2.六角形のサイズと位置を調整して、カメの甲羅に合うようにしました。3.その他の部分(体、頭、目、足、爪、尻尾)は前回のバージョンと同じままです。この修正により、エラーなくコンパイルできるはずです。六角形の模様が甲羅全体に広がり、カメらしい外観を作り出しています。コードをコンパイルして問題がないか確認してください。もし他に問題が発生したり、さらに調整したい部分があれば、お知らせください。例えば、六角形のサイズや配置を微調整したり、色を変更したりすることも可能です。
芥川龍之介が「蜘蛛の糸」を発表して百年。高二の秋の文化祭,クラスの仮装行列のテーマが 蜘蛛の糸だった。お釈迦様の極楽タワーの竹を近所から切り出し,地獄の焔と煙の絵を描いた。犍陀多に続いて蜘蛛の糸(登山部の赤いザイル)に群がる地獄の亡者だったころ。
2024年6月30日日曜日
TikZのカメ
2023年5月28日日曜日
留数計算
2023年3月26日日曜日
へのへのもへじ
#! ~/bin/python
from PIL import Image, ImageDraw, ImageFont
import sys
def generate_henohenomoheji(brow: str, eye: str, nose: str, mouth: str, file_name: str):
# 背景画像を作成
image = Image.new('RGB', (600,600), (255, 255, 255))
draw = ImageDraw.Draw(image)
# フォントの設定
font_size = 80
font = ImageFont.truetype("/Users/koshi/Library/Fonts/BIZUDGothic-Regular.ttf", font_size)
# へのへのもへじの要素を描画
draw.text((160, 120), brow, font=font, fill=(0, 0, 0)) # 眉毛
draw.text((340, 120), brow, font=font, fill=(0, 0, 0)) # 眉毛
draw.text((180, 200), eye, font=font, fill=(0, 0, 0)) # 目
draw.text((330, 200), eye, font=font, fill=(0, 0, 0)) # 目
draw.text((240, 290), nose, font=font, fill=(0, 0, 0)) # 鼻
draw.text((250, 380), mouth, font=font, fill=(0, 0, 0)) # 口
draw.text((480, 240), "〃", font=font, fill=(0, 0, 0)) # 濁点
# 顔の輪郭(ベジェ曲線ではない)
contour = [
(100, 100), (110, 150), (110, 200), (100, 250), (100, 300),
(110, 340), (120, 380), (140, 410), (160, 440), (180, 460),
(200, 480), (220, 490), (240, 500), (260, 505), (280, 505),
(300, 500), (320, 500), (340, 495), (360, 495), (370, 490),
(390, 480), (410, 470), (430, 460), (450, 440), (470, 410),
(480, 380), (480, 360), (475, 340), (470, 310), (470, 280),
]
draw.line(contour, width=5, fill=(0, 0, 0), joint="curve")
# 画像の表示と保存
image.show()
image.save(file_name, "PNG")
moji = list(sys.argv[1])
brow = moji[0]
eye = moji[1]
nose = moji[2]
mouth = moji[3]
print(brow,eye,nose,mouth)
generate_henohenomoheji(brow,eye,nose,mouth, "heno-mohe.png")
2022年7月8日金曜日
latexdiff
% main1.tex\documentclass{article}\title{ld}\author{me}\date{July 2021}\begin{document}\maketitle\section{Introduction}zzz\end{document}% main2.tex\documentclass{article}\title{latexdiff}\author{me\and you}\date{July 2021}\begin{document}\maketitle\section{Introduction}zzz zzz\section{Section}zzz\end{document}
2022年5月23日月曜日
2次元ルービック
Twitterで@jagarikinさんが,ルービックキューブの2次元表現のアニメーションに成功していた。さっそくこれををTikzで描いてみた。
(1) 3重の円を3個配置する。2つの円のひとかたまりの交点群は,9個の色つきマークの1組として表わされる。こうしてできた6つの組がルービックキューブの6面に対応し,各マークはルービックキューブのピースに該当する。ルービックキューブの回転操作はこの円に沿って,マークを組単位で回転移動することに相当する。
(2) 色つきマークの組の中心マークが6個あり,これがルービックキューブの6個のセンターピースに対応する。これらは相対的な配置が固定された不動点になるので,これを通る破線の円は動かす必要がない。外側の円と内側の円に沿っての回転だけを考えればよい。
(3) 実線でつながる3個のマークが8組あり,これが8個のコーナーピースに対応する。破線でつながる2個のマークが12組あり,これが12個のエッジピースに対応する。
(4) 内側の円に沿った回転操作にともなって,回転操作を行った円に囲まれた9個の組もピースの関係を保持するために同じ向きに回転する。外側の円に沿った回転操作にともなって,回転操作を行った円の外側にある9個の組もピースの関係を保持するために逆向きに回転する必要がある。
2022年3月24日木曜日
pandoc(3)
pandoc(2)からの続き
引き続き,markdown ファイル の活用例として,プレゼンテーション用のスライド作成に取り掛かる。見本(英文)は簡単に見つかって実行できたものの,日本語対応が面倒だと書いてある。あれこれ探してみても,出発点が RStudioの R Markdownというものが多いのだ。結局,日本語Markdownからスライド資料を作成する(Rcmdnk's Blog 2015)とBeamerスライドをMarkdownで簡単に作成(Tomokazu NOMURA's Web Page)を参考にした。
% kpsewhich beamerthemeSingapore.sty
% /usr/local/texlive/2021/texmf-dist/tex/latex/beamer/beamerthemeSingapore.sty
beamerのテーマファイルを上記のkpsewhichコマンド探し,これを編集して末尾に, \usepackage{luatexja} を加えることで日本語対応するということだった。設定ファイルに直接手を入れるのは気が進まないが,元のmarkdownファイルの1ページ目の yaml ヘッダで定義すれば十分であり,styファイルの修正は不要だった。その結果,次のコマンドで memo.md から memo.pdf というbeamerによるプレゼンテーションスライドが生成される。
pandoc -t beamer -o memo.pdf memo.md --pdf-engine=lualatex
memo.mdの1ページ目の yaml ヘッダは次のとおりであり,スライドの改ページは --- である。
---
title: "MarkdownからBeamer"
subtitle: "Pandocで変換"
author: "大阪教育大学 越桐國雄"
date: 2022/03/24
output:
beamer_presentation:
keep_tex: yes
latex_engine: lualatex
header-includes:
- \usepackage{bookmark}
- \usepackage{luatexja}
- \usetheme{Singapore}
---
2022年3月23日水曜日
pandoc(2)
pandoc(1)からの続き
とりあえず,markdown ファイルから pdf ファイルが生成できるようになった。tex ファイルや html ファイルも生成できるので,その手順をまとめてみる。
(1) tex ファイルの場合
pandoc -s test.md -o test.tex
このtexファイルに対して,ドキュメントクラスを日本語対応に変更する。すなわち,\documentclass[]{article} → \documentclass[]{ltjarticle}として,コマンドラインから,lualatex test.tex とすれば,test.pdf が得られる。
置き換えを perl のワンライナーで実行すれば,シェルスクリプトに落とし込むことができる。
perl -pi -e 's/{article}/{ltjarticle}/' test.tex
(2) htmlファイルの場合
pandoc -s test.md -o test.html --mathml
pandoc -s test.md -o test.html --mathjax
どちらでもよいのだが,数式のまわりのhtmlは,mathjaxの方が少しだけスッキリしているかもしれない。
そこで,これらを zsh のスクリプトとしてまとめたものが次である。md.sh input option とすればよい。optionには{pdf, tex, html}のいずれかが入る。入力ファイルは input.md であり,拡張子より前の部分を引数に取ればよい。以下は md.sh の内容である。
#! /bin/zsh
case \$2 in
"pdf")
echo "pdf";
iconv -f UTF-8-MAC -t UTF-8 \$1.md | pandoc -f markdown -o \$1.pdf -V documentclass=ltjarticle --pdf-engine=lualatex
;;
"tex")
echo "tex";
pandoc -s \$1.md -o \$1.tex;
perl -pi -e 's/{article}/{ltjarticle}/' \$1.tex
;;
"html")
echo "html";
pandoc -s \$1.md -o \$1.html --mathjax
;;
*)
echo "undefined"
;;
esac
2022年3月22日火曜日
pandoc(1)
マークダウン(2)からの続き
マークダウンの使い方をみていると,コマンドラインベースで各種のドキュメントを相互に変換することができる,pandocとの相性が良いらしい。ということで,pandoc をインストールしようとしたら,すでに homebrew で導入済みだった。念のために,brew reinstall pandocで,pandoc 2.17.1.1が入った。
変換できるファイルの種類のカテゴリーは,次のように多岐に渡る。Lightweight markup (.md),HTML (.html),Ebooks (.epub),Documentation,Roff,TeX (.tex),XML,Outline,Word processor (.docx), Interactive notebook (.ipynb),Page layout,Wiki markup (MediaWiki),Slide show (beamer),Data (.csv),Custom,PDF (.pdf)
厄介なことにマークダウンに関しては微妙に異なった方言が存在するのでなんだか意図した結果が出てこないと思っていたが,記法のミスだった。(1) 見出し,(2) 箇条書き,(3) 番号付き箇条書き,(4) 書体,(5) コード,(6) 数式,(7) 表,(8) 画像,(9) リンク,(10) 脚注 などが概ね機能している。見出しのレベルがまだはっきりわからない。番号付きリストの半角空白は3個にした。
iconv -f UTF-8-MAC -t UTF-8 test.md | pandoc -f markdown -o test.pdf -V documentclass=ltjarticle --pdf-engine=lualatex
上記が,macOS での pandoc の使用例である。入力ファイルは test.md,出力ファイルは test.pdf である。pdf 出力のためには lualatex を通す必要があることと,ファイルは標準の(macOS標準ではなく)UTF-8 形式にしておく必要があるのでiconvで漢字変換したものをpandocに食わせている(pdfファイルで濁点が分離してしまうのを防ぐらしい)。
.zshrcにパスを通して,md2pdf.sh という実行可能なシェルスクリプトを作ったので,引数を1つ指定すると,md2pdf.sh test1 のようにmdファイルからpdfファイルが生成できるようになった。
以下が,マークダウンファイル,test1.md の内容である。
# 見出し1(Title)
ここが段落の文章になる改行しても無視される
空行があるためこの文章は第二段落となる
## 見出し2(Chapter)
これでは
あれでは
### 見出し3(Section)
#### 見出し4(Subsection)
- リストA
- リストB
- 子リストB-a
- 孫リストB-a-a
- リストC
- リストの文章1です。
行の頭に半角スペースが二つあるので,
リストの内部要素です。
- リストの文章2です。
行の頭に半角スペースがないので新しい段落です。
1. 番号付きリスト A
1. 番号付き子リスト A-a
1. 番号付き子リスト A-b
1. 番号付き孫リスト A-b-α
1. 番号付き孫リスト A-b-β
1. 番号付き孫リスト A-b-γ
1. 番号付き子リスト A-c
1. 番号付きリスト B
*italic* **bold** ***italic+bold***
\`inline_code\`
\`\`\`
display style code block
function test(a,b) {
return a+b;
}
\`\`\`
\$\int_{-\infty}^\infty e^{-\alpha x^2}dx = \sqrt{\frac{\pi}{\alpha}}\$
\$\$
\int_{-\infty}^\infty e^{-\alpha x^2}dx = \sqrt{\frac{\pi}{\alpha}}
\$\$
|項目1|項目2|項目3|
|---|---|---|
|りんご| 10円| 3個|
|みかん| 50円|10個|
|いちご| |売り切れ|
|バナナ|100円| 2本|
[リンク先 https://pandoc.org/ をクリック](https://pandoc.org/)
画像![ALT これはアイコンです](sample.png)も表示させられます。
Markdown エディタ NowType は Ito によって作られ た。 [^1]
NowTypeにおいては、次のような入力支援を行います。
[^1]: Atsushi M. Ito, プラズマ・核融合学会誌, vol. X, No. Y, 2020.
2021年11月20日土曜日
ギリシャ文字の斜体
統計力学のテキストつながりで,冨田博之先生のウェブサイトを見ていると,2021年度の大学入試共通テストの「物理」「物理基礎」の話題が出てきた。
数年前の阪大・京大の個別学力検査の物理で,波動(音)の問題の出題ミスが話題になった。その当時,日本物理教育学会の近畿支部長だったので,あれやこれやの対応に追われたような,それほどでもなかったような。
その出題ミスを指摘した人の一人が予備校講師の吉田弘幸さんであり,これが契機となって,入試制度や社会問題などにも関わって広く発言されている。
その吉田さんが,2021年度の共通テストの物理の問題の問題点を指摘した。特に,薄膜干渉の問題が出題ミスであると指摘しているのだが,これに対して冨田さんが反論している。これは,冨田さんの方に分があるわ。
ところで,吉田さんの些細な指摘の方が気になった。「数学や物理では変数 $X$ の変化を $\varDelta X$ で表します。$\varDelta$ はギリシャ文字の $\Delta$ を斜体で表したものです。ところが,この問題(第1日程)では斜体でない $\Delta$ を使っています」
これまで,自分がLaTeXで $\Delta$を出力する際は,斜体かどうかなんて気にしていなかったのだ。この点は吉田さんが正しいかもしれない。ということで,確かめてみると,ちょっと面倒なことになっていた。
\begin{equation} \alpha \ \beta \ \gamma \ \delta \ \epsilon (\varepsilon) \ \zeta \ \eta \ \theta (\vartheta) \ \iota \ \kappa \ \lambda \ \mu (\umu) \ \nu \ \xi \ o \ \pi \ \rho (\varrho) \ \sigma (\varsigma) \ \tau \ \upsilon \ \phi (\varphi) \ \chi \ \psi \ \omega (\varpi)\end{equation}
\begin{equation} {\rm A} \ {\rm B} \ \Gamma \ \Delta (\varDelta) \ {\rm E} \ {\rm Z} \ {\rm H} \ \Theta \ {\rm I} \ {\rm K} \ \Lambda \ {\rm M} \ {\rm N} \ \Xi \ {\rm O} \ \Pi \ {\rm P} \ \Sigma \ {\rm T} \ \Upsilon \ \Phi \ {\rm X} \ \Psi \ \Omega \end{equation}
\begin{equation} A \ B \ \mathit{\Gamma} \ \ \mathit{\Delta} \ \ E \ Z \ H \ \mathit{\Theta} \ \ I \ K \ \mathit{\Lambda} \ \ M \ N \ \mathit{\Xi} \ \ O \ \mathit{\Pi} \ \ P \ \mathit{\Sigma} \ \ T \ \mathit{\Upsilon} \ \ \mathit{\Phi} \ \ X \ \mathit{\Psi} \ \ \mathit{\Omega} \end{equation}
P. S. \umu は,単位のミクロン(μ)で使うための立体のミュー(オイラーフォント)であるが,blogspotの環境では出力できない。
2021年11月4日木曜日
TikZの反復と分岐
数理的なモデルと関連した 図を書くのにPowerPointはちょっと使いにくい。MathematicaやJuliaでも表現力の自由度が足りない。そこで,PGF/TikZの登場となる。その機能を十分に生かそうとすると,TikZ環境でのプログラミングが必要であり,変数の処理や反復・分岐などが求められる。
PGF/TikZについては,Tantauの1300pを超えるマニュアルがあるのだけれど,これがまた詳しすぎて読みにくい。そんなわけで,日本語の適当な解説書を探すのだけれどこれがまたないのだった。そんなわけで,ボルツマン分布の概念図を作図しようとしていきなりつまづいた。
反復の方は\foreachを使うというところまではいいのだが,これに条件分岐を入れるとなんだかやヤコしい。しかも,堪え性のない老人は,最近の大学生のように真面目に調べずにネット情報を漁ってつまみ食いしようとするものだから,訳がわからない状態になるのであった。
小学生からのプログラミング教育は,いっそのことLaTeX+PGF/TikZにしたらいいのではないかとしみじみ思う今日この頃です。Pictogrammingと合体できないものか。まあグダグダ言いながらなんとか,解決方法の1つが見つかった。
/begin{tikzpicture}
\draw[step=2, dotted] (0,0) grid (13,2);
\foreach \x [count=\i]in {1,3,...,13}
{
\draw (\x,-0.5) node{\$(n_\i,u_\i)\$};
\foreach \y in {1,...,8}
\pgfmathsetmacro{\col}{ifthenelse(rnd*8 > \y,"white",ifthenelse(rnd*8 <\y,"gray","white"))}
\draw[fill,\col] (\x+rnd*1.6-0.8, rnd*1.6+0.2) circle(0.05);
}
\end{tikzpicture}
少し違うタイプの問題が出ても対応できる自信はまったくない,勉強不足なのであった。
2021年9月19日日曜日
2021年9月3日金曜日
箇条書き
¥begin{enumerate}
\setcounter{enumi}{9}
\item い
¥begin{enumerate}
\setcounter{enumii}{13}
\item ろ
¥begin{enumerate}
\setcounter{enumiii}{1001}
\item は
¥begin{enumerate}
\setcounter{enumiv}{25}
\item に
%¥begin{enumerate}
%\item ほ
%\end{enumerate}
\end{enumerate}
\end{enumerate}
\end{enumerate}
\end{enumerate}
標準では四重のネストが可能であり,アラビア数字,英小文字,ローマ数字,英大文字の準になっている。起点変更には \setcounter{}を使うが,ネストの階層に応じて,enumi,enumii,enumiii,enumiv を用いれば良い。
2021年3月12日金曜日
TikZの円弧
TikZの円弧の描画方法が微妙だったので,まとめておく。
昨日のレンズの作図で苦労したのであった。\draw circle で,中心と半径を指定した状態ではは開始角度と終了角度の指定ができない。\draw arcを使うことになるが,このときは,中心座標$(x_0,\ y_0)$ではなく,開始点座標 $(x_i,\ y_i)$をいれることになる。中心座標はこれから,次式で計算される位置になる。一般的な楕円に拡張して半径を$(a,\ b)$とすると,
\begin{equation} \begin{aligned} x_0 &= x_i - a \cos \theta_i \\ y_0 &= y_i - b \sin \theta_i \end{aligned}\end{equation}
これが簡単な場合もあるだろうが,始点や終点や中心を決めたい場合は面倒ではないのか。
\ begin{tikzpicture}\tikzstyle{every node}=[font = \large];
\draw (0,0) node[below left]{O};
\draw[->] (-4,0) -- (4,0) node[right]{$x$};
\draw[->] (0,-4) -- (0,4) node[above]{$y$};
\draw[step=1.0, dotted] (-4,-4) grid (4,4);
\draw (0,1) circle(1);
\draw (1,2) circle(1 and 2);
\draw (2,3) ellipse(2 and 1);
\filldraw[orange!50!white,semitransparent] (-2,-1) arc (135:-30:2);
\filldraw[cyan!50!white,semitransparent] (-2,-1) arc (135:210:2);
\filldraw[gray] (-0.59,-2.41) circle(1pt);
\filldraw (-2,-1) circle(1pt);
\draw[red, thick] (-3,-2) arc (135:-30:2 and 1);
\draw[blue, thick] (-3,-2) arc (135:210:2 and 1);
\filldraw[gray] (-1.59,-2.71) circle(1pt);
\filldraw (-3,-2) circle(1pt);
\node at (-2.5,3.5) {$x_0 = x_i - a \cos \theta_i$};
\node at (-2.5,2.5) {$y_0 = y_i - b \sin \theta_i$};
\ end{tikzpicture}
2020年7月14日火曜日
Tikz-FeynHand
\documentclass[uplatex,a4j,10pt]{jsarticle}
\usepackage{fancybox,boxedminipage,ascmac}
\usepackage{amsmath,amsthm,amssymb,bm}
\usepackage{amsfonts,amscd,mathrsfs}
\usepackage{cases,physics}
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}
\usepackage[all]{xy}
\usepackage{tikz,tikz-cd}
\usetikzlibrary{shadows}
\usepackage{multicol}
\usepackage[version=3]{mhchem}
\usepackage{tcolorbox}
\tcbuselibrary{raster,skins}
\usepackage[compat=1.1.0]{tikz-feynhand}
%\usepackage{tikz-feynman}
%\tikzfeynmanset{compat=1.1.0}
\renewcommand{\labelenumi}{[\ \arabic{enumi}\ ]\ \ }
\setlength{\textwidth}{15cm}
\setlength{\oddsidemargin}{-1.0cm}
\setlength{\evensidemargin}{-1.0cm}
\setlength{\topmargin}{-2cm}
\setlength{\textheight}{24cm}
\begin{document}
\begin{center}
\textbf{tikz-feynman の使い方}\ (2020/07/12) \\
\end{center}
\begin{align*}
\int dx\; f(x) = \alpha
\begin{tikzpicture}[baseline=(o.base)]
\begin{feynhand}
\vertex (a) at (-1,-1); \vertex (b) at (1,-1); \vertex (c) at (0,1);
\vertex [dot, blue] (o) at (0,0) {}; \propag [fermion, blue] (a) to (o);
\propag [anti fermion, blue] (b) to (o); \propag [fermion, blue] (c) to (o);
\end{feynhand}
\end{tikzpicture}
- 2i\,e
\begin{tikzpicture}[baseline=-0.3cm]
\begin{feynhand}
\vertex (a) at (-1,-1); \vertex (b) at (1,-1); \vertex (c) at (0,1);
\vertex [dot, orange] (o) at (0,0) {};
\propag [photon, orange] (a) to (o);
\propag [photon, orange] (b) to (o);
\propag [photon, orange] (c) to (o);
\end{feynhand}
\end{tikzpicture}
\end{align*}
\vspace{1cm}
\begin{center}
\begin{tikzpicture}
\begin{feynhand}
\vertex [particle] (a) at (0,0) {e$^-$};
\vertex [dot] (b) at (2,0) {};
\vertex (c1) at (4,0.5);
\vertex (c2) at (4,-0.5);
\propag [fer] (a) to (b);
\propag [chasca] (b) to (c1);
\propag [chabos] (b) to (c2);
\end{feynhand}
\end{tikzpicture}
\end{center}
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
2020年7月6日月曜日
tikz-cd
\documentclass[uplatex,a4j,10pt]{jsarticle}
\usepackage{fancybox,boxedminipage,ascmac}
\usepackage{amsmath,amsthm,amssymb,bm}
\usepackage{amsfonts,amscd,mathrsfs}
\usepackage{cases,physics}
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}
\usepackage[all]{xy}
\usepackage{tikz,tikz-cd}
\usetikzlibrary{shadows}
\usepackage{multicol}
\usepackage[version=3]{mhchem}
\usepackage{tcolorbox}
\tcbuselibrary{raster,skins}
\renewcommand{\labelenumi}{[\ \arabic{enumi}\ ]\ \ }
\setlength{\textwidth}{15cm}
\setlength{\oddsidemargin}{-1.0cm}
\setlength{\evensidemargin}{-1.0cm}
\setlength{\topmargin}{-2cm}
\setlength{\textheight}{24cm}
\begin{document}
\begin{center}
\textbf{tikz-cdの使い方}\ (2020/07/05) \\
\end{center}
\begin{tikzcd}
A \arrow[rd] \arrow[r, "\phi"] & B \\
& C
\end{tikzcd}
\begin{tikzcd}
A \arrow[r, "\phi"] \arrow[d, red]
& B \arrow[d, "\psi" red] \\ C \arrow[r, red, "\eta" blue]
& D
\end{tikzcd}
\begin{tikzcd}
A \arrow[r, "\phi" near start, "\psi"', "\eta" near end] & B
\end{tikzcd}
\begin{tikzcd}
T
\arrow[drr, bend left, "x"]
\arrow[ddr, bend right, "y"]
\arrow[dr, dotted, "{(x,y)}" description] & & \\
& X \times_Z Y \arrow[r, "p"] \arrow[d, "q"] & X \arrow[d, "f"] \\
& Y \arrow[r, "g"] &Z
\end{tikzcd}
\begin{tikzcd}[column sep=tiny]
& \pi_1(U_1) \ar[dr] \ar[drr, "j_1", bend left=20]
&
&[1.5em] \\
\pi_1(U_1\cap U_2) \ar[ur, "i_1"] \ar[dr, "i_2"']
&
& \pi_1(U_1) \ast_{ \pi_1(U_1\cap U_2)} \pi_1(U_2) \ar[r, dashed, "\simeq"]
& \pi_1(X) \\
& \pi_1(U_2) \ar[ur]\ar[urr, "j_2"', bend right=20]
&
&
\end{tikzcd}
\begin{tikzcd}[row sep=scriptsize, column sep=scriptsize]
& f^* E_V \arrow[dl] \arrow[rr] \arrow[dd] & & E_V \arrow[dl] \arrow[dd] \\
f^* E \arrow[rr, crossing over] \arrow[dd] & & E \\
& U \arrow[dl] \arrow[rr] & & V \arrow[dl] \\
M \arrow[rr] & & N \arrow[from=uu, crossing over]\\
\end{tikzcd}
\begin{tikzcd}
A \arrow[r]
& B \arrow[r]
\arrow[d, phantom, ""{coordinate, name=Z}]
& C \arrow[dll, "\delta",
rounded corners,
to path={ -- ([xshift=2ex]\tikztostart.east)
|- (Z) [near end]\tikztonodes
-| ([xshift=-2ex]\tikztotarget.west) -- (\tikztotarget)}] \\
D \arrow[r]
& E \arrow[r]
& F
\end{tikzcd}
\end{document}
2020年7月5日日曜日
Xy-pic
\documentclass[uplatex,a4j,10pt]{jsarticle}
\usepackage{fancybox,boxedminipage,ascmac}
\usepackage{amsmath,amsthm,amssymb,bm}
\usepackage{amsfonts,amscd,mathrsfs}
\usepackage{cases,physics}
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}
\usepackage[all]{xy}
\usepackage{tikz}
\usetikzlibrary{shadows}
\usepackage{multicol}
\usepackage[version=3]{mhchem}
\usepackage{tcolorbox}
\tcbuselibrary{raster,skins}
\renewcommand{\labelenumi}{[\ \arabic{enumi}\ ]\ \ }
\setlength{\textwidth}{15cm}
\setlength{\oddsidemargin}{-1.0cm}
\setlength{\evensidemargin}{-1.0cm}
\setlength{\topmargin}{-2cm}
\setlength{\textheight}{24cm}
\begin{document}
\begin{center}
\textbf{xy-picの使い方}\ (2020/07/05) \\
\end{center}
\[
\xymatrix{
A \ar[r]^f & BCD \quad \quad
A \ar[r]^-f & BCD \quad \quad
A \ar[r]^(0.6)f_(0.65)g & BCD
} \]
\[
\xymatrix{
A \ar[r]^f & B \ar[d]^f
& A \ar[r]_{g_1} & B \ar[d]_{g_1} & A \ar[r]|h & B \ar[d]|h \\
D \ar[u]^f & C \ar[l]^f
& D \ar[u]_{g_1} & C \ar[l]_{g_1} & D \ar[u]|h & C \ar[l]|h
} \]
\[
\xymatrix{
A \ar[r] \ar[d] \ar[rrd]
& B \ar[rrd]|f \ar[d]|\hole \ar[rdd]|(.33)\hole & & \\
C \ar[r] \ar[rrd] & D \ar[rrd]|(.33)\hole|\hole
& A’ \ar[r] \ar[d] & B’ \ar[d] \\
& & C’ \ar[r] & D’
} \]
\[
\xymatrix{
A \ar[r]^-f
& B \ar@<-0.5ex>[r]_-f
& C \ar@<1ex>[r]^-f
& D \ar@<0.5ex>[d]^-f \\
E \ar@<-0.3ex>@{^{(}->}[r]^-f
& F \ar@{_{(}->}@<0.3ex>[r]^-f
& G \ar@<0.5ex>[r]^-f \ar@<-0.5ex>[r]_-g & H \ar@<0.5ex>[u]^-g
} \]
\[
\xymatrix{
A \ar@/^18pt/[r]^f \ar@/_/[r]_g
\ar@/_3pt/[d] \ar@/_12pt/[d] \ar@/_24pt/[d] \ar@/_48pt/[d]
& B \ar@/^/[d] \ar@/^54pt/[rd] & C \ar[l] \ar[d] \\
D \ar@/_10pt/@{.>}[rr]_{\exists h} & E \ar[r] \ar[l] & F
} \]
\[
\xymatrix@ur{
A \ar[r]^f \ar[d] & B \ar[d] \\
C \ar[r] & D & }
\]
\begin{equation}
\vcenter{
\xymatrix{
A \ar[r] \ar[d] & B \ar[d] \\
C \ar[r] & D \ar@{}[lu]|{\circlearrowright}
} }
\hspace{2cm} \vspace{-1cm}
\fbox{
\xymatrix@=5pt{
\bullet \ar@{-} `d[dr] '[rrrd] `[rrrr] [rrrr] & &
\bullet \ar@{-} '[d] [dd] \ar@{-}[rrdd] & & \bullet \\
& & & & \\
\bullet \ar@{-} `r[ruu] '[ru] `[rruu] [rruu]
& & \bullet & & \bullet
}
}
\end{equation}
\end{document}
2020年6月22日月曜日
Griffithsのr
\documentclass{report}
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}
\def\rcurs{{\mbox{\$\resizebox{.16in}{.08in}{\includegraphics{ScriptR}}\$}}}
\def\brcurs{{\mbox{\$\resizebox{.16in}{.08in}{\includegraphics{BoldR}}\$}}}
\def\hrcurs{{\mbox{\$\hat \brcurs\$}}}
\begin{document}
Here's a sample:
\$\resizebox{.16in}{.08in}{\includegraphics{BoldR}}\$
\begin{equation}
{\bf E} = {1\over 4\pi\epsilon_0}\int {\rho\over \rcurs^2}{\hrcurs}\,d\tau.
\end{equation}
\end{document}
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2020年5月24日日曜日
LaTeX.css
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<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<link rel="stylesheet" href="https://latex.now.sh/style.css" />
<script id="MathJax-script" async src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/mathjax@3/es5/tex-mml-chtml.js"></script>
</head>
<body>
<header>
<h1>LaTeX.css</h1>
<p class="author">コシギリ クニオ <br> 2020年 5月 25日</p>
</header>
<div class="abstract">
<h5>概要</h5>
<p>そうなんです。これは,mathjax の類縁ではありませんでした。</p>
</div>
<nav role="navigation" class="toc">
<h3>目次</h3>
<ol>
<li><a href="#getting-started">はじめに</a> </li>
<li><a href="#conclusions">おしまい</a>
</ol>
</nav>
<main>
<article>
<h3 id="getting-started">はじめに</h2>
<br/>
<div>
$$(x+y)^{n}=\sum_{k=0}^{n}\left(\begin{array}{l}n \\ k\end{array}\right) x^{n-k}
y^{k}=\sum_{k=0}^{n}\left(\begin{array}{l}n \\ k\end{array}\right) x^{k} y^{n-k}$$
</div>
</article>
</main>
</body>
</html>
2019年3月22日金曜日
MathJaxで数式表示(2)
今のヘッダーの設定では,標準で連番あり,"¥begin{equation*}"はだめ,"¥[ ¥]"で行番号なし,"¥tag{n}" で番号指定可になっている(¥はバックスラッシュを表す)。
\begin{equation}
\begin{aligned}
\sqrt{x}+\cos{y}\\
\dfrac{\log(x)}{e^x}
\end{aligned}
\end{equation}
\[
\sqrt{\dfrac{z^2+y^2}{x^2}}
\]
\begin{equation}
y= a x^2 + b x + c \tag{4}
\end{equation}
\begin{equation}
m \ddot{\bm{r}} = \bm{F}
\end{equation}
これで"¥bm{}"も使えるようになったのは次のヘッダーである。
参考にしたのは以下のサイトである。
・Mathjaxを使ってBloggerで数式を書く
・おもちゃ箱:Bloggerで数式を表示する
・MathJaxの使い方(黒木玄)
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<script async='async' src='https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/mathjax/2.7.2/MathJax.js?config=TeX-MML-AM_CHTML' type='text/javascript'/>
<script type='text/x-mathjax-config'>
MathJax.Hub.Config({
HTML: ["input/TeX","output/HTML-CSS"],
TeX: {
Macros: {
bm: ["\\boldsymbol{#1}", 1],
argmax: ["\\mathop{\\rm arg\\,max}\\limits"],
argmin: ["\\mathop{\\rm arg\\,min}\\limits"]},
extensions: ["AMSmath.js","AMSsymbols.js"],
equationNumbers: { autoNumber: "AMS" } },
extensions: ["tex2jax.js"],
jax: ["input/TeX","output/HTML-CSS"],
tex2jax: { inlineMath: [ ['$','$'], ["\\(","\\)"] ],
displayMath: [ ['$$','$$'], ["\\[","\\]"] ],
processEscapes: true },
"HTML-CSS": { availableFonts: ["TeX"],
linebreaks: { automatic: true } }
});
</script>
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