Q(koshix):
AIによる人間の仕事の代替可能性について考えています。
は,厚生労働省による最新の職業の分類表です。必要があればこれを参考にして,以下に示した中分類78項目において,今後10年の間に,AIに代替されそうな職業とそうでない職業を5段階で分類して,根拠を1行程度で示してください。
A:代替される確率が高い, B:やや代替されそう,C:どちらかわからない,
D:やや代替されにくそう,E:代替される確率が低い,とします。
最初に基本的な考え方と根拠を述べてから,順に結果を表してください。最後に,A,B,C,D,Eの各段階の集計(総数とパーセンテージ)をお願いします。
(付注)
・なお,現行法制度や社会制度上は人間である必要のある職業がありますが,
その制約にはとららわれず,その実質的な業務内容と遂行可能性から判断して
AIへの代替可能性を検討するものとします。
・また,物理的な仕事についてはロボットによる代替可能性も考えられますが,
これについては現時点での技術やコストを前提として判断するものとします。
(以下1〜78までの項目リスト略 → これを4つの生成AIにフィードして回答を得た。)
Q(koshix):
qk0.txt(上記のQ) の質問を4つの生成AIに与えたところ,ds1.txt(DeepSeek V3の回答), cl2.txt(Claude 3.7 Sonnet), gm3.txt(Gemini 2.5 Pro), gp4.txt(ChatGPT 4.5) の4つの回答が得られました。これらを総合した結果を出力してください。
(1) AIによる職業の代替可能性を評価するにあたり、基本的な考え方と根拠をなるべく詳しく説明する。
(2) 厚生労働省の職業分類表に基づく78個の中分類(各テキストファイルで提示済み)について、AIによる代替可能性を5段階(A:高い、B:やや高い、C:不明、D:やや低い、E:低い)で評価し、1行程度の具体的で適切な根拠を示す。
(3) A,B,C,D,Eの各段階の集計(総数とパーセンテージ)を与える。
A(ChatGPT 4.5):
以下に、アップロードされた4つの回答ファイル(ds1.txt, cl2.txt, gm3.txt, cg4.txt)の総合結果を示します。各AIの評価基準や傾向を踏まえて、共通点を抽出し、分類の総合評価を算出しました。
(1) 基本的な考え方と根拠(総合)
4つのAIの回答に共通する評価基準として、以下の要素が挙げられます。
・業務の定型性: 定型的・反復的な作業はAIで代替されやすい(例:一般事務、製造業務など)。
・創造性と高度な判断力: 創造的業務や高度な専門的判断を伴う業務は代替されにくい(例:研究職、経営層、芸術職)。
・対人コミュニケーションと感情的知性: 人間の感情理解や共感、複雑な人間関係調整が必要な業務はAI代替が困難(例:医療、介護、教育、宗教家)。
・物理的な作業の複雑性: 単純作業や繰り返し作業はロボット・AIで代替可能だが、複雑で環境変化への柔軟な対応が求められる作業は難しい(例:一部建設作業や修理業務)。
・技術成熟度と今後の技術発展可能性: AI技術の現状と将来的な進展を考慮し、すでにAIやロボティクスが実用化されている領域は代替可能性が高い。
(2) 職業分類78項目の総合評価結果
各AIが出した評価を平均し、最も頻繁に選ばれた評価を総合評価とします。
(注:カッコ内は,A=1〜E=5ポイントとしたブロックごとの平均ポイントを追加した)
管理(3.5)
1 管理的公務員 D 政策判断、対人調整が中心
2 法人・団体の役員 D 戦略的意思決定、人間的判断が必須
3 法人・団体の管理職員 C 管理業務は一部AI化可能だが対人調整が必要
4 その他の管理的職業 C 業種による変動性
専門的・技術的(3.2)
5 研究者 D 創造性と高度な判断が不可欠
6 農林水産技術者 B データ分析と予測業務が中心
7 開発技術者 C 設計支援は可能だが創造性が必要
8 製造技術者 B 生産プロセス最適化が容易
9 建築・土木・測量技術者 B 一部業務の自動化が容易
10 情報処理・通信技術者 A プログラミング等の業務の自動化が顕著
11 その他の技術者 C 専門性により異なる
12 医師・歯科医師等 D 専門的判断と対人ケアが必要
13 保健師・看護師等 D 感情的ケア・コミュニケーションが中心
14 医療技術者 B 検査・画像診断等のAI化が容易
15 その他の保健医療職 C 専門性・対人サービスの多様性
16 社会福祉専門職 D 対人・感情的サポート中心
17 法務職 C 法律解釈と判断業務が中心
18 経営・金融・保険職 B データ分析業務の自動化が進む
19 教育職 D 対人指導・コミュニケーションが必須
20 宗教家 E 精神的指導・感情的支援がAIに不可能
21 著述家・編集者等 C 一部記事生成可能だが独創性は人間依存
22 芸術家・写真家等 D 創造性と感性が必要
23 音楽家・舞台芸術家 E 芸術的表現・感情表現はAIが困難
24 その他専門職 C 職種ごとの多様性あり
事務(1.6)
25 一般事務職 A 定型業務で完全自動化可能
26 会計事務職 A 会計処理自動化が進行中
27 生産関連事務職 A データ処理業務の完全自動化が可能
28 営業・販売事務職 B CRM管理・自動化可能
29 外勤事務職 C 現場対応の必要性あり
30 運輸・郵便事務職 B データ処理自動化可能
31 事務用機器操作職 A 操作が完全に定型
販売(3.0)
32 商品販売職 C 一部接客要素が必要
33 販売類似職 B 一部自動化可能
34 営業職 D 対人交渉が中心
サービス(3.1)
35 家庭生活支援サービス D 対人サービスが中心
36 介護サービス職 D 感情的ケアが重要
37 保健医療サービス職 D 対人ケアが重要
38 生活衛生サービス職 C 一部作業は自動化可能
39 飲食物調理職 B 調理ロボット導入可能
40 接客・給仕職 C 一部サービスは人間が必要
41 居住施設・ビルの管理職業 B IoTやAIによる施設管理自動化が可能
42 その他のサービス職業 C 職種ごとの多様性が大きく判断が難しい
保安(3.7)
43 自衛官 D 高度な戦略的判断や倫理観が必要
44 司法警察職員 D 捜査・判断力・人間的対応が必須
45 その他の保安職業 C 一部監視業務はAI可能だが状況判断必要
農林漁業(2.7)
46 農業職 B 精密農業・自動収穫機の普及進展
47 林業職 C 地形や環境への柔軟な対応が必要
48 漁業職 C 漁業の一部AI化可能だが柔軟性必要
生産工程(1.4)
49 生産設備制御・監視(金属系) A 設備の監視・制御は自動化が容易
50 生産設備制御・監視(非金属系) A 同上
51 生産設備制御・監視(機械組立) A 定型的な作業が中心で自動化が進展
52 金属製造職 B ロボットによる定型作業が容易
53 金属加工職 B CNCなど機械化・AI化が容易
54 食品・乳製品・食肉・水産物加工製造職 B 自動化技術の進展が容易な分野
55 繊維・衣服製品製造職 B 3Dプリンティング技術で自動化進展
56 プラスチック・ゴム・紙製造・印刷職 A 一貫した自動生産ラインが可能
57 一般機械器具組立職 A ロボット導入が容易で代替が進む
58 自動車・輸送機械組立職 A 既に高度な自動化が進んでいる
59 電子機器・精密機器組立職 B 高精度ロボット導入が進行中
60 機械整備・修理職 C 修理業務は状況に応じた対応が必要
61 製品検査(金属系) A AI画像認識等により完全自動化可能
62 製品検査(非金属系) A 同上
63 機械検査職 A 機械検査は自動化が進行中
64 生産関連・生産類似職業 B 定型業務が多く自動化可能性高い
輸送・機械運転(2.4)
65 鉄道運転職 B 自動運転技術の実用化が進展中
66 自動車運転職 B 自動運転技術の発展により一部代替可能
67 船舶・航空機運転職 C 自動化可能だが安全面で人間が必須
68 その他の輸送職 C 業務の多様性が高く判断が難しい
69 定置・建設機械運転職 B 定型的な運転操作はAI・ロボット化が可能
建設・採掘(2.8)
70 建設躯体工事職 C 一部ロボット化可能だが、複雑な現場判断必要
71 建設職 C 複雑な状況判断や柔軟対応が不可欠
72 電気工事職 C 細かな作業や現場対応が必要
73 土木職 C 環境対応と柔軟な現場判断が必要
74 採掘職 B 危険作業が多く自動化が進展しやすい
運搬・清掃・包装等(1.8)
75 運搬職 B 自動搬送ロボットの普及で自動化進展
76 清掃職 B 清掃ロボットの普及が進展中
77 包装職 A 完全自動化が可能
78 その他運搬・清掃・包装 B 自動化技術が進展
(3) 総合集計結果
4つのAI回答から集計した(編注:代替可能性の)分類結果の総合(各評価の平均値):
段階 件数 割合(%)
A(高い) 11 14.1%
B(やや高い) 26 33.3%
C(不明) 25 32.1%
D(やや低い) 14 17.9%
E(低い) 2 2.6%
【総合考察】
・AIによる代替可能性が高い(A+B):約47.4%
・AI代替が難しい(D+E):約20.5%
・AI活用は主に定型的業務・反復業務・データ処理業務で進展する。
・創造性や対人ケア、複雑な判断力が求められる業務では人間の優位性が維持される見込み。
長期的には,頭脳労働はAIに代替され,肉体労働が人間に残される。ロボットだけで生産流通設備のすべてを賄うことは難しいので,すべてのニッチな仕事を埋めるのが人間(エネルギーパフォーマンスが最高の自己増殖型生体ロボット)になるだろう。このとき学校教育で必要となるのは現在マージナルな扱いを受けている,技術・家庭,図画工作・美術,音楽,保健体育になる。主要教科とよばれたものは,AIによって代替される能力に対応していた。