大阪中之島美術館は橋下大阪維新からのごたごたがあって,いい印象は持っていない。そもそも佐伯祐三やモディリアニとかそこまで見たいわけではない。そんなわけでこれまではずっと敬遠してきた。ところが,NHKの日曜美術館その他で「日本美術の鉱脈展」がさんざん宣伝されていてちょっと心が動いてしまった。
日曜日に大阪中之島美術館に向かった。10:00開場のところ10:15くらいに現地に到着した。肥後橋から西に向かい,大阪市立科学館や国立国際美術館を越えた北隣に黒い四角い建物が見えてきた。案内がわかりにくくてどこから入ればいいのか迷ってしまう。
事前情報によると,同時開催されているルイヴィトン展は時間予約制で混雑しているけれど,日本美術の鉱脈展はそこまででもない。はずだったのだけれど,これまたわかりにくい当日券の自動券売機をクリアして誘導されるとなんだか行列の後にちょっとだけ待たされた。ルイヴィトン展と交互に人龍制御しているようで面倒なことである。
第一章 若冲ら奇想の画家たち
第二章 室町水墨画の精華
第三章 素朴絵と禅画
第四章 歴史を描く
第五章 茶の空間
第六章 江戸幕末から近代へ
第七章 縄文造形,そして現代美術へ
という何だか訳のわからない配列と内容選択だった。縄文土器の意味がよく分からない。
写真:大阪中之島美術館(2025.8.17撮影)
結論:中之島美術館はやはりあまり好きにはなれそうになかった(展示物のせいではなくて,それ以外のもろもろの雰囲気が)
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