Gemini CLI(1)からの続き
コマンドラインのGeminiで絵を描かせようとするとエラーになった。調べてみると,MCPを使えば可能だとのこと。
さっそく,適当なウェブサイトにあるとおり設定するがうまくいなかい。ChatGPTにきくと何とかなりそうだけれど,完全に仕組みを理解しまいまま適当にコマンドを実行するものだから,どんどん深みに入ってしまう。ありがち。
しかたがないので,新規にChatGPT-5に質問した。「macosにgemini-cli をインストールして使えています。 画像生成をできるようにするにはどうすればいいですか。 できるだけ単純で分かりやすい方法を教えてください」。回答を眺めた後に一晩寝て,心を落ち着かせてから取り掛かることにした。
ChatGPT-5提案された3つの方法のうち,2番の「ターミナル派向け:gemini-cli に“画像生成MCP”を足す(おすすめ手順)」を選択してやってみたところ,なんとかうまくいった。
# 1) 必要なら uv を入れる(Python用の超高速ツールチェイン)
curl -Ls https://astral.sh/uv/install.sh | sh
# ターミナルを再起動 or eval "$(/Users/あなた/.local/bin/uv -)" 等でPATH反映
# 2) サーバを取得
git clone https://github.com/qhdrl12/mcp-server-gemini-image-generator.git
cd mcp-server-gemini-image-generator
# 3) 仮想環境を作り、依存を入れる(uv推奨)
uv venv
source .venv/bin/activate
uv pip install -e .
# 4) Google AI Studioで取得したAPIキーを環境変数に(例)
export GEMINI_API_KEY="(AI StudioのAPIキー)"
# 出力先フォルダ(任意)
export OUTPUT_IMAGE_PATH="$HOME/Pictures/gemini-images"
# 5) サーバを起動(前面で動かして動作確認したい場合)
uv run mcp-server-gemini-image-generator
~/.gemini/settings.json に“外部MCPサーバ”を追記します(gemini-cliはMCP統合をサポート)。
{
"mcpServers": {
"gemini-image-generator": {
"command": "uv",
"args": [
"--directory",
"/Users/わたし/mcp-server-gemini-image-generator",
"run",
"mcp-server-gemini-image-generator"
],
"env": {
"GEMINI_API_KEY": "(AI StudioのAPIキー)",
"OUTPUT_IMAGE_PATH": "/Users/わたし/Pictures/gemini-images"
}
}
}
}
あとはGeminiを起動させて,プロンプトに画像生成を依頼するだけだ。
図:Gemini CLI で生成した雪だるまのイメージ
[1]Gemini CLIとMCPで画像生成AIが爆速になった話(Enhanced)
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