Gemini CLI(2)からの続き
コマンドラインからGeminiで画像生成ができたのだけれど,geminiコマンドを実行してみるとどうもこれまでと振るまいが違う。なんだか融通がきかないのだ。調べてみるとどうやら,MCPが優先されてしまって普通の生成AIの対話ができないらしい。
回避方法をChatGPT-5に相談してみたところ,最も単純で安全なのは2つの場合を分けて実行するようにということだった。はあそうですか。そこで,
(1) 例えばgemimg と名付けた画像生成用フォルダを用意
mkdir ~/gemimg
(2) これまでの ~/.gemini フォルダを画像生成用フォルダにコピー
cp -r .gemini ~/gemimg
(3) ~/gemimg/.gemini フォルダ内の settings.jsonを画像生成MCP用にする
cd ~/gemim/.gemini/
cat settings.json
{
"mcpServers": {
"gemini-image-generator": {
"command": "uv",
"args": [
"--directory",
"/Users/koshi/mcp-server-gemini-image-generator",
"run",
"mcp-server-gemini-image-generator"
],
"env": {
"GEMINI_API_KEY": "geminiのAPIキー",
"OUTPUT_IMAGE_PATH": "/Users/koshi/Pictures/gemini-images"
}
}
},
"selectedAuthType": "gemini-api-key"
}
(4) .zshrcに次のエイリアスを登録し,このgimgコマンドで画像生成する。
alias gimg='(cd ~/gemimg && gemini)'
% gimg
(5) これまでの会話モードは,~/.gemini を使って実行する。
% gemini
図:ヒグマと闘う新幹線(Gemini CLI による)
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