2025年6月27日金曜日

Ruby

プログラミング言語のRubyである。

日経夕刊の人間発見,今週(注:先月の)はプログラミング言語「Ruby」開発者のまつもとゆきひろ(Matz, 松本行弘)さんだ。日本人で唯一,2011年のフリーソフトウェアアワードを受賞している。

そういえば,リチャード・ストールマンは,2000年ごろに,横浜パシフィコかどこかでの集会でみたことがあるような気がするけれど,誰にも知られずポツンと何かを物販していた。


図:Rubyの公式アイコン(Rubyホームページから引用)

自分のプログラミング遍歴(1)(2)でも書いたように,Rubyはほとんどさわったことがない。これも何かの因縁かとちょっとインストールしてみようと思った。手元のMacbookには,/usr/bin/ruby (ruby 2.6.10p210 (2022-04-12 revision 67958) [universal.arm64e-darwin24])という古いものが入っていた。homebrewのほうは,/opt/homebrew/opt/ruby/bin/ruby (ruby 3.4.4 (2025-05-14 revision a38531fd3f) +PRISM [arm64-darwin24]) だった。面倒だ。

そこで,相変らず評判が高い Claude 4.0 Sonnet にきいてみる。

Q(koshix):
macbook でrubyを使いたいのです。homebrew で新しいバージョンはインストールしています。その他の実行環境はどうやって使うのかよくわかりません。どうしたらいいですか。

A(Claude Sonnet 4):
MacBookでRubyの実行環境を整えるには、いくつかの方法があります。Homebrewで新しいバージョンをインストール済みということですが、より柔軟にRubyのバージョンを管理できるツールを使うことをお勧めします。

1.推奨される方法
rbenvを使うのが最も一般的で安定した方法です:
bash
# rbenvをインストール
brew install rbenv
# シェルの設定に追加(bashの場合)
echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile
# zshの場合
echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.zshrc
# 設定を反映
source ~/.bash_profile  # または source ~/.zshrc

2.Rubyのインストールと切り替え
bash# インストール可能なバージョン一覧を確認
rbenv install -l

# 特定のバージョンをインストール(例:3.2.0)
rbenv install 3.2.0
# グローバルで使うバージョンを設定
rbenv global 3.2.0
# 現在のバージョンを確認
ruby -v

3.プロジェクトごとの設定
bash# プロジェクトディレクトリで特定のバージョンを指定
cd your-project
rbenv local 3.1.0

4.その他の選択肢
rvm: 古くからある管理ツール
asdf: Ruby以外の言語も管理できる万能ツール

rbenvが最もシンプルで安定しているので、まずはこれから始めることをお勧めします。インストール後はgem install bundlerでBundlerも入れておくと、プロジェクトの依存関係管理が楽になります。
何か具体的な問題が出てきたら、またお聞かせください。
これにしたがって,きれいにインストールできた。次に,練習してみようと思って,Geminiに「macosにrbenv をいれてrubyを使えるようにしました。この環境でのruby入門のサイトはありませんか。」と尋ねていくつか推薦してもらったが,途中から有料だったりして役に立たない。

京都女子大学の小波秀雄さんがRubyの授業をやっていたのを思い出したが,残念なことに,フリーのテキストはなくて「新しいプログラミング」というインプレスの印刷本になっていた。

そんなこんなで調べているうちに,もうRubyの時代はほぼ終ったという説もみかけた。どうやら世の中はほとんどpythonで埋められているようだ。ということで,Rubyの学習計画は頓挫した。

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