木村栄(1870-1943)は,金沢市の泉野小学校区出身で第一回文化勲章受章者のひとりだ。水沢緯度観測所長だったとき,地球の緯度観測の周期変化に緯度によらない定数項があることを発見し,これをZ項と名付けた。それが見つかるまでは,世界六ヶ所の観測所のうち日本だけが精度が低いといわれていたのだけれど,その原因を解明したというわけだ。
ふと思い立って,ChatGPT o3に「水沢緯度観測所長の木村栄が発見したZ項は,現代的にはどのように理解されているのでしょうか。」と尋ねたところもっともらしい答えが返ってきた。普通にgoogleで検索してみれば,同内容が見つかったので,この案件はわざわざ生成AIに聞くまでもなかった。
写真:泉野小学校にある木村栄博士の銅像(金沢ふるさと偉人館から引用)
[1]Z項発見の経緯(木村榮記念館)
[2]Z項の謎(若生康二郎)
[3]極運動と木村のZ項(日本測地学会)
[4]木村栄の生涯−前編(国立天文台)
[5]木村栄の生涯−後編(国立天文台)
[6]木村栄(金沢ふるさと偉人館)
[8]泉野小学校と木村栄博士(平口哲夫)
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