芥川龍之介が「蜘蛛の糸」を発表して百年。高二の秋の文化祭,クラスの仮装行列のテーマが 蜘蛛の糸だった。お釈迦様の極楽タワーの竹を近所から切り出し,地獄の焔と煙の絵を描いた。犍陀多に続いて蜘蛛の糸(登山部の赤いザイル)に群がる地獄の亡者だったころ。
2023年5月3日水曜日
木庭二郎
2023年5月2日火曜日
若杉山
2023年5月1日月曜日
ChatGPTの認知度
(1) レポートや課題を自分の代わりに書かせてしまえること。 6(4) ニセの情報や不正確な情報が正しいとして拡散すること。 6(3) 個人情報や組織情報等をうっかりと提供してしまうこと。 4(5) 特定の考え方に無意識に染まってしまう危険があること。 1(2) AIとの対話にはまってしまいひきこもりが発生すること。 0
まあこんなものかもしれない。
2023年4月30日日曜日
ルリアード(2)
Q:ルリアードに関するスティーブンウルフラムの論文の概要は次のようなものであった。『メタ数学も物理学も、すべての可能な計算のもつれ限界に対応するユニークなルリアッド構造の観測者によるサンプリングから生まれると仮定している。人間がアクセスできる高次の数学の可能性は、物理的観測者が物理空間を知覚することの数学的観測者にとってのアナログであると仮定される。数学の基礎に対する伝統的な公理的アプローチのバルク限界の物理化された分析が、形式化された数学のいくつかの例に対する明示的な経験的メタ数学とともに与えられる。メタ数学的運動、必然的二重性、証明トポロジー、メタ数学的特異点などの概念に関連する、物理化された数学の一般法則が議論される。現在行われている数学は、物理的世界の経験に類似した直接プラトン的な方法でルリアードから派生したものと見なすことができ、公理的定式化はしばしば便利ではあるが、数学の究極の性格を捉えるものではない、と主張する。この見解の意味するところは、ある特定の公理のコレクションだけが、人間の数学的観察者の必然的な特徴と一致する可能性があるということである。歴史的、哲学的なつながりや、数学の将来に対する基礎的な意味合いについての議論も含まれる』。これはどのように評価されるか。A:スティーブン・ウルフラムのこの論文は、数学と物理学の関係を調査するために、ルリアード構造という新しい枠組みを提案しています。このアプローチは、数学と物理学が、あらゆる可能な計算のもつれから生まれる観測者によるサンプリングであると仮定しています。また、人間が高次の数学にアクセスする能力は、物理的観測者が物理空間を知覚することと数学的観測者にとって同等であると主張しています。ウルフラムのこのアプローチは、数学の基礎に関する伝統的な公理的アプローチを超えて、数学の物理化された分析を提案しています。この分析は、形式化された数学のいくつかの例に対する明示的な経験的メタ数学とともに提供されます。物理化された数学の一般法則に関連する概念、例えばメタ数学的運動、必然的二重性、証明トポロジー、メタ数学的特異点などが議論されています。この論文は、現在行われている数学が、物理的世界の経験に類似した直接プラトン的な方法でルリアードから派生していると主張しており、公理的定式化は便利ではあるが、数学の究極の性格を捉えるものではないと述べています。また、特定の公理のコレクションだけが、人間の数学的観察者の必然的な特徴と一致する可能性があるとしています。評価に関しては、この論文は物議を醸すものであると言えます。一方で、ウルフラムのアプローチは数学と物理学の関係や数学の基礎に対する新しい視点を提供し、これまでの概念や枠組みを再検討する機会を提供していると評価されるでしょう。一方で、彼の主張は、証明や検証が困難であるため、批判的な意見も多く存在します。また、歴史的・哲学的なつながりや数学の将来に対する基礎的な意味合いについての議論が含まれているため、この論文は数学者や哲学者から様々な意見や評価を受けることでしょう。ウルフラムの提案は、数学と物理学の境界を模索し、数学の基礎的問題に対する新たな洞察を試みています。このため、彼のアイデアは、革新的で刺激的であると見なされることが多いです。しかし、彼の主張が正確であるという確固たる証拠がまだ不足しているため、懐疑的な意見も存在します。ウルフラムの論文は、数学の基礎に対する新しいアプローチを提案するだけでなく、数学と物理学の将来の研究に影響を与える可能性があります。彼のアイデアが正しいと証明される場合、数学と物理学の分野に革命が起こることがありますし、数学の理解や物理学の基本原理に新たな洞察がもたらされることが期待されます。しかし、そのような革命的変化が実現するまでには、さらなる研究や実証が必要であると言われています。結論として、スティーブン・ウルフラムのルリアードに関する論文は、数学と物理学の関係や数学の基礎に対する新しい視点を提供しており、多くの議論と評価を呼び起こしています。彼のアイデアは革新的で刺激的であると見なされる一方で、懐疑的な意見も多く存在します。この論文が将来の研究にどのような影響を与えるかは、今後の研究や実証によって明らかになるでしょう。
2023年4月29日土曜日
ルリアード(1)
ルリアードは、スティーブン・ウルフラムが提案した理論的概念で、計算可能な全てのもののもつれた限界を表しています。これは物理的な宇宙を含む究極の抽象化・一般化であり、従来の科学の境界を超える意味を持ちます。ルリアードの目的は、「なぜこの宇宙は存在するのか」という問いに答える可能性を持つ理論的概念として機能することです。
ルリアードは従来の科学分野の境界を超え、宇宙とその根底にある計算機的性質を理解するための統一された枠組みを提供します。数学と論理もルリアードに含まれており、メタ数学の対象とされています。多元宇宙論においても、ルリアードは必然的に存在するユニークな物体であり、別の宇宙に別のルリアードが存在することはありません。これは、ルリアード自体がすべての可能な宇宙をすでに含んでいるためです。
このPDFファイルでは、計算可能なすべてのもののもつれ限界である「Ruliad」の概念について説明します。Ruliadは、すべての形式的な可能性と私たちの物理的な宇宙のすべてを包含しており、それは科学とそれ以外の分野で深い意味を持っています。著者は、技術的な詳細にとらわれることなく、ルリアードについて多くのことを学ぶことができると説明しますが、それでも完全に理解するには難しい数学と形式主義を必要とする複雑な構成物であることに変わりはありません。
ルリアードは、すべてのルリアル・マルチウェイ・システムの究極の限界であり、可能なすべての計算ルールを徐々に適用した結果、絡み合った結果をトレースするものです。著者は、「ルリアード」は、私たちの宇宙を根本的に理解するものであり、科学やそれ以外の分野に極めて深い示唆を与えると信じています。
Ruliadの技術的な詳細を明らかにするのはまだ初期段階ですが、この構成には多くの応用の可能性があります。例えば、気象パターンや金融市場のような複雑なシステムをよりよく理解するために使用できるかもしれません。このPDFファイルは、ルリアードの概念と、宇宙を理解するためのルリアードの潜在的な意味について、興味深い紹介をしています。
Mathematicaを作ったウルフラムらしい発想だけれど結局何がなんだかよくわからない。この世界(宇宙)にある法則全体の集合に名前をつけただけではないのか。法則として言語化・数学化(論理化)されていないものは含まれないのだろうか。計算可能でないものはだめかもしれないが,潜在的に計算可能なものは,可能になった段階ではじめてルリアードのメンバーになるのかな。
あるいは,ある現象が法則化されているかどうかはどうやって判定するのだろうか。観測者によって異なったルリアードは存在するのかなど,疑問はつきないけれど,どうやらプラトンのイデアのようなものが想定されているらしい。それを現代科学の言葉で修飾しただけなのかもしれない。あるいは科学的・数学的知識で確立されたもの全体の時間とともに増大する極限値といったところか。
2023年4月28日金曜日
ソーシャルメディア利用ガイドライン(4)
2023年4月27日木曜日
大学教育とChatGPT(3)
4月10日生成AI(ChatGPT)などへの対応について横浜商科大学4月17日ChatGPT等の自然言語処理モデルの利用に関する注意高崎経済大学 学長 水口剛4月18日生成AIなどの利用について早稲田大学 副総長(教学担当・プロボスト) 須賀晃一4月20日ChatGPT体験コーナーを設置しました東京外国語大学 教育情報化支援室4月20日生成系 AI(ChatGPT 等)の授業等における利用について会津大学⻑- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -4月21日教育における ChatGPT 等の生成系 AI 利用にかかる留意事項について富山大学⻑ 齋藤滋 / 学務部学務課修学支援チーム4月21日三条市立大学における『ChatGPT』を含む対話型AIサービスの活用ポリシー三条市立大学4月21日生成系AIについての学長声明文を発表しました大阪女学院大学・大阪女学院短期大学 学長 加藤映子4月21日学修におけるAI利用に関する注意事項電気通信大学 理事(教育・国際戦略担当) 阿部浩二 副学長(教育担当) 村松正和4月21日授業における生成AIツールの使用について日本大学4月21日学習・教育における生成系AIの利用について本学教職員の生成系AI利用に関する留意事項について岡山大学長 那須保友4月21日ChatGPT等の利用に関する注意喚起北海学園大学 学長 森下宏美4月24日生成系AI(人工知能)について学習院大学長 荒川一郎4月24日レポート作成等での生成系AI(ChatGPT等)の利用について東洋大学 教務部長 東海林克彦4月25日生成系AI(人工知能)の利用にあたって立命館大学教学部4月25日生成系AI(ChatGPT等)の利用に関する注意事項東京農工大学 副学長(教学総括担当)4月25日ChatGPT 等生成系 AI への対応について長崎大学 理事(教学担当)4月25日ChatGPT等の生成型AIの利用について彿教大学長 伊藤真宏4月25日ChatGPT 等の生成系 AIに関する注意白百合女子大学学長 髙山貞美 教学担当副学長 海老根龍介4月26日生成系AIの利用について東京工科大学 学長 香川豊4月26日ChatGPT 等をはじめとする生成系 AI への対応について中京大学4月26日ChatGPT 等の生成型 AI 利用に関する留意事項就実大学大学院・就実大学・就実短期大学 教務課4月26日大学で学ぶということ~生成AIをめぐって~同志社大学長 植木朝子
2023年4月26日水曜日
URLを教えてもらう
2023年4月25日火曜日
維新的なものの勝利
2023年4月24日月曜日
情報要約の時代
2023年4月23日日曜日
ブランコの物理
人間の体を3つの線質量要素で表現し,上半身と下肢の角度をそれぞれ変数として導入したラグランジアンを考えている。このとき,これらの身体の角度については,何通りかのあらかじめ定められたモデルの周期運動だとしている。遊具のブランコは、ブランコ本体とそれを揺らす人間からなる動的な結合振動子系である。本研究では、上半身の自然な動きの初期段階がブランコの連続的なポンピングに与える影響を分析するモデルを提案し、3種類の長さのブランコで10人の参加者が実際にポンピングした際の運動データを用いて検証する。研究の結果から、スイングが垂直位置(中点)にあり、振幅が小さい時に前方へ移動する際、最大リーンバックの初期段階が発生し、最大振幅のポンピングが予測された。振幅が大きくなるにつれて、最適な初期段階はサイクルの初期段階、すなわちスイングの軌道の後端に向かって徐々に移動する。モデルの予測に従って、参加者全員が、スイングの振幅が大きくなるにつれて上半身の動作の初期位相が早くなることが確認された。この結果から、スイングする人は、上半身の動作の頻度と初期位相を適切に調整することで、ブランコを効果的にポンピングすることができると考えられる。
Do[s0 = Pi/6*0; w0 = Pi; m1 = 1; m2 = 1;λ = Pi/12; ν = 0.05/Pi; ε = 0.95 + i*0.01; δ = Pi/8*0;m[t_] := (m1 + m2)/20 * Cos[ε w0 t + δ];sol = NDSolve[{(m1 + m2) s''[t] == -w0^2 *( (m1 + m[t]) * (Sin[s[t] + λ + ν * s'[t])+ (m2 - m[t]) * (Sin[s[t] - λ + ν * s'[t])),s[0] == s0, s'[0] == 0}, s, {t, 0, 60}];s /. sol[[1]];f[t_] := s[t] /. sol[[1]];g[t_] := s'[t] /. sol[[1]];h[i] = Plot[f[t], {t, 0, 30}, AspectRatio -> 1/2,PlotRange -> {-0.6, 0.6}, PlotStyle -> Hue[0.08*i]],{i, 0, 7}]
2023年4月22日土曜日
BardとStableLM
2023年4月21日金曜日
妹背山婦女庭訓(1)
2023年4月20日木曜日
大学教育とChatGPT(2)
3月22日大学教育における AI について 東京外国語大学としての教員向けガイドライン東京外国語大学 総合戦略会議3月27日ChatGPT等のAIチャットボット(生成AI)への対応について上智大学3月31日(4月11日)ChatGPT等の生成系AI利用に関する留意事項(学生向け)ChatGPT等の生成系AI利用に関する留意事項(教員向け)東北大学 デジタル教育アドバイザリ・グループ4月3日生成系AI(ChatGPT, BingAI, Bard, Midjourney, Stable Diffusion等)について東京大学 理事・副学長(教育・情報担当) 太田邦史4月4日武蔵大学の知名度を上げる方法←AIに聞いてみたMusashi Web Magazine(学生がイマを伝えるウェブマガジン)4月7日京都大学令和5年度学部入学式 式辞京都大学 第27代総長 湊長博4月7日学生の皆さんへ:生成系AIの使用についての注意(第1報)神戸市外国語大学4月11日法政大学情報科学部・情報科学研究科 生成系AIの利用に関する指針法政大学 情報科学部長 藤田悟 情報科学研究科長 小池崇文4月13日ChatGPTなどの生成系AIについての注意喚起群馬大学 理事(教育・評価)・副学長4月14日生成系AIに関するINIADの見解東洋大学INIAD (東洋大学情報連携学部) 学部長 坂村健4月14日島根大学におけるChatGPT等の生成系AIの利用におけるリスク管理について ―教職員及び学生のみなさんへの注意喚起―島根大学長 服部泰直4月14日教育研究におけるChat(チャット)GPT等の利用について北里大学学長 島袋香子 教育委員長 江川徹4月17日生成AI(Generative AI)の利用について大阪大学総長 西尾章治郎4月17日教育・学習におけるChatGPT等の生成系AIツールへの対応について関西大学 副学長(教育推進担当)4月17日本学の教育における生成系AIの取扱いについて兵庫県立大学 副学長(教育担当) 内田 勇人4月17日生成系AI(ChatGPT等)に関する留意事項近畿大学 情報学部長 久夛良木健 情報学部長代理 井口信和
4月18日教育における生成系AIの利用について山形大学 理事(教育、入学試験担当)・副学長 出口毅4月18日ChatGPT 等の生成系 AI について群馬県立女子大学 学長 小林良江4月19日大学授業課題に対する生成系 AI の取り扱いについて甲南大学長 中井伊都子 甲南大学 教務部長 小出武
4月19日生成系AIの使用に関する注意(第1報)福井工業大学 学務部長 田中智一https://www.fukui-ut.ac.jp/news/topics/entry-9308.html
4月20日学修における生成系人工知能の使用に関する本学の考え方について東京工業大学 理事・副学長(教育担当) 井村順一https://www.titech.ac.jp/student/students/news/2023/066590
4月20日生成系AI(ChatGPT等)の活用について龍谷大学・龍谷大学短期大学部
2023年4月19日水曜日
モントリオール宣言
「モントリオール宣言」は、2018年にカナダのモントリオールで発表された、人工知能(AI)の責任ある開発に関する宣言です。この宣言には、AIの開発と使用における倫理的な指針を提供する10の原則が含まれています。以下に、その10原則を説明します。1.ウェルビーイングの原則: 人工知能システム (AIS) の開発と使用は生きとし生けるもののウェルビーイングの増大を可能にしなければ なりません。2.自律尊重の原則: AIS は人々の自律性を尊重しつつ 人々が自らの生活や環境をよりいっそうコントロール できるようにすることを目標として開発および使用されなければなりません。3.プライバシーおよび内密性保護の原則: プライバシーおよび内密性は,AISの侵入やデータ取得・アーカイブシステム(DAAS)から保護されなければなりません。4.連帯の原則: AISの開発は人々や世代間の連帯の絆を維持することと両立されなければなりません。5.民主的参加の原則: AIS は理解可能性,正当性およびアクセシビリティの基準を満たし,民主的な精査,議論およびコントロールを受けなければなりません。6.公平・公正の原則: AISの開発および使用は,公正で公平な社会の創造に貢献しなければなりません。7.ダイバーシティ・インクルージョンの原則: AISの開発および使用は,社会や文化の多様性の維持と両立しなければならず,ライフスタイルの選択や個人的な経験の範囲を制限してはなりません。8.慎重さの原則: AI開発に携わるすべての人はAISの使用による悪影響を可能な限り予期し,それを回避するための適切な措置を講じることによって注意を払わなければなりません9.責任の原則: AISの開発および使用は,決定を下す必要がある場合に,人間の責任を軽減することに寄与してはならない10.持続可能な開発の原則: AISの開発および使用は、地球の環境における強い持続可能性を保証するために実施されなければなりません。モントリオール宣言は、AIの責任ある開発と使用を目指す国際的な取り組みの一環として、世界中の研究者、技術者、政策立案者、企業、市民団体などが参加して策定されました。この宣言は、技術革新に伴う潜在的なリスクを緩和し、人間中心のAI開発を推進するための倫理的な指針を提供しています。各組織や国家は、この宣言に従って、AI技術を適切に管理し、その恩恵を可能な限り公平に享受することが期待されています。
2023年4月18日火曜日
はずれ値
2023年4月17日月曜日
ピタゴラスの定理(1)
ピタゴラスの定理の証明は, 数百通りもあるとWikipediaにあった。最近,アフリカ系アメリカ人の二人の少女が,これまでになかった新しい証明を米国数学会で報告したとして話題になっていた。
それは,相似な直角三角形の列を並べた収束値を用いるもので,かなりユニークである。三角法を用いたことを強調した解説もあったが,それだけならばより簡単な証明は沢山ある。
次の図で,ZBとZCを求めることで証明がされている。
2023年4月16日日曜日
大学教育とChatGPT(1)
最近、生成AIであるChatGPTなどの自動文章作成ソフトが話題になっていますが、それらにはいくつかの問題点があります。まず、明らかな誤情報が含まれるリスクがあり、特定の論旨について根拠となる資料を正確に引用できないことも指摘されています。これは、サーチのみでリサーチという検証が欠けているためです。学術レポートとしては致命的な問題であり、主要な国際学術誌はChatGPTを論文の共著主体として認めることはないと言われています。現状では、AIによる自動文章作成には、自ら「文章を書く」という重要な検証プロセスが欠けているとされています。(京都大学湊総長式辞の該当部分をGPT-4で200−300字に要約)
2023年4月15日土曜日
数独
#!/Users/koshi/bin/python
import csv
from sudoku import Sudoku
# Initializes a Sudoku puzzle with 3 x 3 sub-grid and
# generates a puzzle with 75% of the cells empty
puzzle = Sudoku(3).difficulty(0.65)
puzzle.show()
# Convert the puzzle to a list of lists
puzzle_data = []
for row in puzzle.board:
puzzle_data.append(list(row))
# Write the puzzle data to a CSV file
with open('puzzle.csv', 'w', newline='') as csvfile:
csv_writer = csv.writer(csvfile)
for row in puzzle_data:
# Replace 0 or None with an empty string to represent empty cells
formatted_row = [str(cell) if cell not in (0, None) else '' for cell in row]
csv_writer.writerow(formatted_row)
その結果わかったこと。日経のクイズは超難問の場合でも解けるようにかなり配慮されている。難易度を易しめに設定しても,単純にランダムに消すことで数独問題をつくるとかなり解くのが難しい極値にはまり込むことがあるような気がする。
2023年4月14日金曜日
AI安全性への取り組み
OpenAIは強力なAIを安全で広く有益にすることに取り組んでいます。世界中のユーザーからチャットGPTの生産性向上や創造性向上、パーソナライズされた学習体験の提供に役立っているとの声があります。しかし、リスクも伴うため、システム全体で安全性を確保しています。AIシステムの安全性向上:新しいシステムをリリースする前に、厳密なテストやフィードバックを収集し、モデルの挙動を改善して安全性を確保しています。例えば、GPT-4は6ヶ月以上の改善作業が行われました。私たちは、強力なAIシステムは、厳格な安全性評価の対象となるべきだと考えています。そのためには規制が必要であり、私たちは規制のあり方について各国政府と積極的に協力しています。現実世界での使用を通じて安全対策を向上:リアルワールドでの使用経験を通じてAIシステムの安全性を向上させることが重要であり、慎重かつ段階的なリリースを行っています。私たちは、最も高性能なモデルを自社サービスやAPIを通じて提供し、開発者がこの技術をアプリに直接組み込むことができるようにしています。これにより、不正使用を監視し、対策を講じることができます。そして、この技術に影響を受けるすべての人が、AIがどのように発展していくかについて重要な発言権を持つべきだと考えています。子供たちを守る:18歳以上、または13歳以上で親の同意がある場合に限り利用可能で、年齢確認のオプションを検討しています。また、憎悪、嫌がらせ、暴力、アダルトなどのコンテンツを生成するために当社の技術が使用されることを許可していません。不正使用を監視するための強固なシステムを確立しています。また,非営利団体のカーン・アカデミーのような開発者と協力し、生徒のためのバーチャル家庭教師や教師のための授業アシスタントとして機能するAI搭載のアシスタントを構築し、その使用ケースに合わせて安全対策をとっています。プライバシーの尊重:一般に公開されているコンテンツ、ライセンスされたコンテンツ、人間のレビュアーが作成したコンテンツなど、幅広いテキストのコーパスでトレーニングされています。私たちのモデルは、個人ではなく、世界のことを学んでほしいと思っています。そのため、可能な限りトレーニングデータセットから個人情報を削除し、個人の個人情報に対する要求を拒否するようにモデルを微調整し、個人からの個人情報削除の要求に対応するように努めています。事実の正確さの向上:GPT-4は、GPT-3.5よりも事実に基づいたコンテンツを生成する確率が40%高くなっています。しかし、幻覚(hallucinations)の可能性をさらに減らし、こうしたAIツールの現在の限界について一般の人々を教育するためには、やるべきことがたくさんあることを認識しています。継続的な研究と関与:AIの安全性向上には研究や実用的な対策が重要であり、引き続き安全性と性能向上を両立させる努力をしています。政策立案者とAIプロバイダーは、AIの開発と導入が世界規模で効果的に管理されるようにする必要があります。また、安全なAIエコシステムを構築するために、ステークホルダー間での協力や対話を促進しています。