オデッサからの続き
7月3日参議院議員選挙が始まった。NHKのほっと関西では,近畿の各府県の選挙区の候補者の演説が一言ずつ紹介されていた。話を聞いていると気持ち悪くなってきた。そもそも政治家になりたがる種類の人間とは肌があわないのかもしれない。
図:戦艦ポチョムキンの反乱(ChatGPT 4oによる)
ブラウズしていたら,「ポチョムキン理解が発覚!AIの高得点に隠された落とし穴」というタイトルが目についた。なんだこれは,怪しげな猫耳アニメキャラクタがでてくるパチモンの解説動画サイトか。ところが,実はarxiv.orgの論文などを解説しているチャンネル登録者数1万人弱のAI時代の羅針盤というまともなサイトだった。
ポチョムキン理解というのは,内容が空疎な見かけだけの理解のことだ。ポチョムキン村の逸話からきている。ロシア皇帝のエカチェリーナ二世(1729-1796)の愛人だったグレゴリー・ポチョムキン(1739-1791)の進言で1783年に併合したクリミアへの皇帝の行幸の際に,街道の(何もない貧しい)村を装飾してクリミアの地の繁栄を装ったという話だ。そのポチョムキンの名前を冠したのが,ロシア革命で反乱が起きて後にエイゼンシュタインによって映画化された戦艦ポチョムキンだ。
話が進まない。続く・・・。
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