2025年1月26日日曜日

audible

今はなき関心空間のソフトウェア開発を行ったのが,散財小説ドリキンの友達のバスケさん(サンフランシスコ在住)だとは知らなかった。そのバスケさんが,audibleがたいへん良いと言っていた。

ちょうど,audibleの2ヶ月間99円お試し期間の案内がきていたので試してみることにした。サブスク系は気をつけないと沼にハマりそうなので,来月には解約できるように心の準備をしておく必要がある。

audibleはアマゾンが運営しているオーディオブック,プロフェッショナルナレーターによる本の朗読コンテンツだ。一月1500円で12万冊が聞き放題だということだ。さっそくタイトルを検索してみたが,ちょっと微妙かもしれない。自己啓発本ばかりが目について,読みたそうな本がない。

いや,あるんですよ。これだけあれば,死ぬまでに読み切れないだけのオーディオブックがある。しかし,1倍速で0.7p/分ではちょっとした本だとすぐ5-10時間になってしまう。0.5-3.5倍速の可変速度でも対応できない。普通の紙の本の黙読速度は400-800字/分だ。新書本の1pの文字数は600字前後なので1p/分となる。audibleで1.4倍速にすれば黙読と同じ程度だということか。

試しに,岩波新書の「論理的思考とは何か」渡邊雅子を聞いてみたが,全然頭に入ってこなかった。しかも,視覚が使えないと数式や図がわからないので,理系の本には対応できない。これなら,インターネット上の無料の朗読コンテンツだけでも十分だ。

さて,現在の自分の情報インプットの大半を占めるPC/スマホコンテンツだが,これもYouTubeの音声情報が主になっている。なんだかんだいっても,視力と気力がさらに衰えたら音声情報だけがたよりの世界になるのかもしれない。


図:audibleのアイコン(Amazonから引用)


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