アルファベット(google)の子会社で自動運転車開発のウェイモによるものだ。アリゾナ州フェニックスで2020年10月から,サンフランシスコでは,2022年3月から運転手がいない完全自動運転の運用が始まっている。
ドリキンのVLOGでは,ウェイモのアカウントを持っている宮川達彦さんが車を呼び出していた。車頂にセンサーをつけた黒いジャガーの完全自動運転車は,ユーザーの近くの安全な場所まできて停車していた。スマホのアプリで鍵を解錠して後部座席に二人乗り込むと,運転席と助手席は本当に無人だった。車が走りだすと勝手にハンドルが切られている。
安全運転のためスピードはあまり出ないし,目的地へも自動運転車が運転しやすいルートが選択されているようだ。車外のセンサーやカメラだけでなく,車内にもカメラが複数台設置されている。運転席や助手席との仕切りもなく,乗客が3人の場合は,助手席にも乗れるとのことだった。
普通の車にひき逃げではねられた人が自動運転車の進行経路内に飛び込んできて,自動運転車がその人を引きずってしまうという事故があったらしい。そのため,対抗企業のGMクルーズは自動運転車による無人タクシー免許の許可が取り消された。現在,サンフランシスコでは,ウェイモだけが完全自動運転タクシーを運行している。
大阪・関西万博でも,空飛ぶ車(有人ドローン)のかわりに,自動運転車の周回コースでも作ったほうがよかったのではないか。
写真:ウェイモの完全自動運転タクシー@サンフランシスコ(散財小説ドリキンから引用)
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