昼夜時間の式はできたものの,現実の天理市(緯度:34.6°,経度:135.8°)の日の出,日の入りとは差がある。日本標準時との違いは,0.8°だから3分程度になるが,それだけでは足りないような気もする。
そもそも,冬至(12月22日)に向けて,日の出が最も遅くなる日(1月8日ごろ)と日の入りが最も早くなる日(12月6日ごろ)が違うのは,単純な円軌道モデルでは説明できないのではないか。
とりあえず,国立天文台計算室のこよみの計算によって,天理市の日の出時刻(7:04〜4:43),日の入り時刻(16:46〜19:14)を求めてみた。±2時間半くらいは変化する。この結果,昼時間は9時間50分から14時間30分までかわる。南中時刻はこんなにフラフラするものだったのか。
図:天理市の日の出時刻,日の入り時刻,昼時間,南中時刻
[1]こよみの計算(国立天文台計算室)
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