2025年9月18日木曜日

EXPO'70パビリオン

太陽の塔からの続き

9月に入っても猛暑日が続いている。万博記念公園は澄んだ青空で人も少ないので,絶好の散歩日和のはずだったが,ジリジリと照りつける太陽は太陽の塔どころの話ではない。

その太陽の塔から東に少し歩くと,かつての鉄鋼館がEXPO'70パビリオンとして,1970年大阪万博の資料館となっている。それぞれが2階建ての本館と別館からなっていて,本館の1階は特別展,本館の2階から別館が常設展。

当時の懐かしい写真やパンフレットなどが並んでいて,ビデオが再生されている。半年(183日)で6420万人が入場しているので,1日平均35万人だ(ピークは85万人)。現在のEXPO2025では,20万人が限度。それでも入場者数人口密度はともに平均10万人/km2程度だ。



写真:EXPO'70 のペーパークラフト模型(2025.9.16撮影)

参加国に中華人民共和国はなくて,中華民国。ドイツは西ドイツ(ドイツ連邦共和国)だった。ただしパビリオン名称はドイツ館だったらしい。入場料金は大人800円だったけれど,15歳から22歳の青年という枠があって600円。自分はこれで入場したのだった。



写真:太陽の塔の未来の顔(1970-1992)(2025.9.17撮影)

太陽の塔には3つの顔があって,表の現在の顔,背面の過去の顔,そして黄金の未来の顔だ。その未来の顔が1992年に老朽化のため交換され,再整備されてこの資料館におさめられている。いまとなっては,こちらの方がきれいなので再度交換してはどうだろうか。

P. S. アイジャック事件というのか。男が目玉部分に数日間ろう城したあの事件。

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