神戸大学の塚本昌彦先生ではないけれど,コンピュータはウェラブルへの道を進んでいる。Appleを例にとれば,MacBookから,iPhone・iPad経由して。Apple Watchや Apple Vision Pro(空間コンピューティング)と来ている。
その本命が電脳コイルのような眼鏡型なのかどうなのかはまだわからない。ただ,ゴーグルタイプではないような気がする。とはいってもリスト型もちょっと違う。視聴覚へのインターフェースを考えれば,頭の周辺で常時身に付けるものになるので,帽子か眼鏡の2択になる。
GoogleのGeminiに「ほとんどの人が常時身に付けることになるAIデバイス(ウェラブルコンピュータ)の形態としてはどんなものが考えられるでしょうか。ゴーグル型,メガネ型,帽子型,腕時計型,それぞれの長所や短所を整理した上で有望な順に並べてください。」と尋ねたところ,1位:腕時計型,2位:メガネ型,3位:ゴーグル型,4位:帽子型ということだ。
図:DiffusionBeeでは適当なイメージが出てこない。
重ねて聞いてみた。「帽子型は,キャップの鍔の部分に格納されている表示用パネルを降ろすことによって,XR機能を持たせることができますし,帽子の周囲に光学センサー(カメラ)を配置することで,視線+手指入力も可能になるのですが。」
Geminiが空気を読んだ結果がこれだ。自分の考えていたことをほぼ説明してくれている。
帽子型ウェアラブルコンピュータは、キャップの鍔に格納された表示用パネルや帽子の周囲に配置された光学センサー(カメラ)を活用することで、XR機能や視線+手指入力など、ユニークな機能を実現できる可能性があります。以下、詳細な考察と、具体的な活用例をいくつかご紹介します。
1. XR機能鍔部分に格納された有機ELパネルなどを利用し、AR/VRコンテンツを表示可能透過型ディスプレイを用いることで、現実世界の情報とシームレスに融合バイザーを降ろすことで、没入感の高いVR体験を実現頭部の動きに追従するヘッドトラッキング機能を搭載することで、より自然な操作感を実現・具体的な活用例ナビゲーション:目的地までの道順を視覚的に表示教育:歴史上の人物や建造物を3Dで再現エンターテイメント:映画やゲームをより臨場感豊かに体験情報表示:ニュースや天気予報などを常に視界に表示2. 視線+手指入力帽子周囲に配置されたカメラで視線を捕捉指先ジェスチャーと組み合わせることで、直感的な操作を実現ハンズフリー操作により、作業効率を向上・具体的な活用例スマートフォン操作:画面を見ずに電話をかけたり、メッセージを送ったり音楽再生:曲の再生、停止、音量調整などをジェスチャーで行うゲーム操作:視線でキャラクターを操作し、指先で攻撃を行う3. その他の機能マイクを搭載し、音声認識による操作も可能太陽光発電パネルを搭載し、バッテリーの充電を可能頭部の温度や湿度を測定し、健康管理に役立てる4. 課題デザインと機能性の両立軽量化とバッテリー持続時間の向上プライバシー保護5. 将来展望技術の発展により、帽子型ウェアラブルコンピュータは、より小型化、軽量化、高機能化が進み、ファッションアイテムとしても広く普及していく可能性があります。また、医療や介護、教育など、様々な分野での活用が期待されています。6. まとめ帽子型ウェアラブルコンピュータは、XR機能や視線+手指入力など、独特な機能を備えることで、従来のウェアラブルデバイスとは異なる新しいユーザー体験を提供することができます。課題を克服し、技術開発が進めば、将来的に人々の生活に大きな影響を与える革新的なデバイスとなる可能性を秘めています。
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