芥川龍之介が「蜘蛛の糸」を発表して百年。高二の秋の文化祭,クラスの仮装行列のテーマが 蜘蛛の糸だった。お釈迦様の極楽タワーの竹を近所から切り出し,地獄の焔と煙の絵を描いた。犍陀多に続いて蜘蛛の糸(登山部の赤いザイル)に群がる地獄の亡者だったころ。
各地との往来の慣用表現については,二字熟語による往来表現の一覧としてWikipediaにまとめられている。石川県はないが,金沢には「来沢」や「帰沢」がある。大阪は「来阪」や「帰阪」だけれど,大阪市が廃止されても,大阪府だからいいことにするのかしら。
奈良は,「来寧(らいな・らいねい)」や「帰寧」で,「寧楽(なら)」等と表記されたことに由来するとある。そう,奈良市には依水園・寧楽(ねいらく)美術館というものあったか。
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