「この本を褒めた人は,(1)じつはきちんと読んでいない,(2)都知事選前の時流に流された(リベラル陣営に忖度した・選挙で彼女を落選させたかった),(3)そもそも本を読む力がない,(4)そもそも性差別主義者である,のどれかではないかと思います。」として,「女帝 小池百合子」と石井妙子を強く批判していた。
著者の石井妙子は「おそめ」の件で評価していたけれど,考えてみれば,自分では読んでおらず,松岡正剛や菅野完の情報でしか判断していなかった。立ち読みしたエジプトの下りでも微妙な違和感を感じたのだけれど,それより,小池百合子憎しの気分が優先していたのは事実なので,自分の場合は上の4項目がすべて当てはまりそうだ。
斎藤美奈子は,東京新聞のコラムがときおりtwitterに放流されてきて,ほとんど同意できる内容なので相対的に信頼できるようにも思う。斎藤美奈子の判断の方が正解に近いのかもしれない。
[1]『女帝 小池百合子』石井妙子(千浦僚,2020.7)
[2]小池百合子氏と『モダンガール論』(香山リカ,2020.7)
[3]『女帝』(石井妙子)への斎藤美奈子評について(Mr. ぽんすけ,2020.8)
[4]小池百合子はモンスター?(斎藤美奈子,2020.8)
[5]斎藤美奈子が「女帝」本をこき下ろしているようだが……(kojitaken,2020.8)
[6]『女帝』の後に『グレート・ギャツビー』を読む(老虎,2020.8)
[7]『女帝 小池百合子』を読む(1)・(2)(井戸まさえ,2021.1)
[8]この厚顔無恥の大嘘つき巨大モンスターをどう倒すのか?『女帝 小池百合子』を読んで(ハタ暴,2021.2)
[9]『女帝小池百合子』について斎藤美奈子さんは「ルッキズム(性差別的)」と否定。異性に媚びる生き方をする女性は皆無なの?(草野直樹,2021.3)
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