MathematicaやWolfram|Alphaでおなじみのウルフラム(昔はウルフラム・リサーチだった)が,それらのコアになる計算エンジンをWolfram Engineという名前で,開発者向けに無償で開放した。すごい。pythonやC++で開発するアプリにライブラリとして組込むことができ,Wolfram Knowledgebaseへのアクセスができるとのこと。
各プラットフォーム用に3GB程度のアプリケーションをダウンロードし,Wolfram IDを取得すれば使用ライセンスが得られる。Mathematicaをコマンドラインから利用できるだけでなく,jupyter notebookから使える。これらのノートブック・インターフェースも元々は,Mathematica Notebook に習ったものではないかと思う。
さて,twitterで教えてもらったjupyterを使えるようにする手順は次の通り。まずWolfram Engineをインストール,ライセンスを取得しコマンドラインで起動することを確認する。
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git clone github.com/WolframResearch/WolframLanguageForJupyter.git
cd WolframLanguageForJupyter
./configure-jupyter.wls add
jupyter notebook
または
jupyter lab
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黒木さんの「Free Wolfram EngineをJupyterで使う方法」が例題紹介も含めて詳しい。
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