2019年5月5日日曜日

美苑ふう

SFマガジンでその名前をよく見かけていた頃は,美苑(みその)だと思っていた(訂正:「びほう」と読んでいたのだった。記憶が改竄されていた)。このたび,その由来は第一次インドシナ戦争のディエンビエンフーの戦い(フランスのベトナム撤退につながった)から来ているので美苑(びえん)だと知ることになる。

なぜ,美苑ふうに行き着いたかというと,天皇制の持続可能性に端を発する旧皇族の復帰問題が議論されていたため,Wikipediaの旧皇族のページを参照していたから。美苑ふう=鈴木冨久子(1941-2009)は,朝香宮孚彦王の第一王女であった。

SFコンテストの常連ではなかったかと思うが,その作品は読んだ記憶がない。インターネット上には,彼女がまとめた光瀬龍の未来史年表に載っている「光瀬龍を理解する三つのカギ-未来史年表に添えて-」をかろうじて読むことができる。

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