唐の詩人杜甫の詩・曲江(きょっこう)「酒債(しゅさい)は尋常行く処(ところ)に有り 人生七十古来稀なり」(酒代の付けは私が普通行く所には、どこにでもある(しかし)七十年生きる人は古くから稀である)が典拠。
朝 回 日 日 典 春 衣毎 日 江 頭 尽 酔 帰酒 債 尋 常 行 処 有人 生 七 十 古 来 稀穿 花 蛱 蝶 深 深 見点 水 蜻 蜓 款 款 飛伝 語 風 光 共 流 転暫 時 相 賞 莫 相 違
春の衣を質入するのだからどの季節かと思えば,花に蝶が飛ぶ春だった。この詩の時代は盛唐(710-766),日本の奈良時代である。曲江は長安の東南隅に作られた池で現在は一面の畑というのは昔の話。
還暦は満60歳数えで61歳の祝いだが,古稀は満69歳,数えで70歳に対応する。で,本日9月20日(空の日)で満70歳の自分にとっては古稀が終る日になる。しばらく前から気分はずっと70歳だったのでそれはそれでよし。
写真:曲江池遺跡公園(Trip.comから引用)
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