2021年2月18日木曜日

大江賢次

 鐵腕 天野皎(あきら)からの続き

大江賢次(1905.9.20-1987.2.1)は,鳥取県出身の小説家。自分と誕生日が同じで,ちょうど48歳年長だ。大江は「絶唱」の著者であり,妻のおおえひで(1912-1996)も児童文学作家だ。

なぜ,ここに辿り着いたかと云うと,ご子息の大江希望さんの「き坊のノート」がきっかけだ。そこには非常に興味深い研究ノートが22編公開されている。その中の「大臺原紀行」の作者である天野皎について が,先日の教育掛図の鐵腕 天野皎(あきら)を調べる中で見つかった。

それで,「きー坊」とは誰かを手繰っていくと,絶唱の大江賢次につながった。絶唱は映画では見ておらず,テレビの連載ドラマを見たような微かな記憶があった。が,そのイメージが舟木一夫と和泉雅子になっているので,人間の記憶はまったくあてにならないのだった。そういえば,このころに山本耕一と小林千登勢がでてくるTVメロドラマもあったような気がしたが,残念ながらこれも擬記憶のようだ。

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