2020年10月4日日曜日

稲刈り

稲刈りが始まった。七十二候でも昨日が,秋分・水始涸(みずはじめてかる)。

奈良県農業技術研究開発センターの栽培技術マニュアル水稲「ヒノヒカリ」をつくりこなす7つのポイントによると,このあたりでよく栽培されていると思われるヒノヒカリの刈取適期は10月4日前後である。以下に引用。
6.収 穫適期 刈取で良質米作り!
(1)刈取適期
出穂期の約45日後(全体の籾の9割程 度が黄色く変わった頃)。 平年は10月4日頃。
※刈遅れると、倒伏しやすく、穂発芽粒・胴割粒・茶米が増加し、玄米品 質が悪くなるため、適期刈取に努めること。
(2)乾 燥
  ・乾燥目標水分は14.5%。
  ・刈り取った籾の水分が高いときは、最初は低めの温度で予備乾燥。
(3)調 製
  ・高品質の米に仕上げるため、ライスグレーダー(網目1.8mm)で選別し、 屑米を除くこと。
確かに,昨日当りから稲刈りが始まっている。今朝の様子ではまだ1〜2割程度か。午後からは雨の予報なのだけれど,どうなるかな。

天皇による皇居内の稲刈りは,うるち米の「ニホンマサリ」ともち米の「マンゲツモチ」で,併せて20株,9月15日に行われている。


写真:稲刈りが始まった。(2020.10.04撮影)


0 件のコメント: