パナソニックのヴィエラとディーガを買って何年になるだろう。その前はSONYのカラーテレビだったが,記憶の中では8mmビデオが内蔵された,ラジカセのようなテレビだった。ところが,いくら調べてもそれらしいものは見つからない。VHS内蔵テレビならばあるのだけれど,VHSを買ったことは一度もない。
ついに記憶が完全に風化し始めたか。たぶん,2008年ごろに最初のヴィエラ+DVDディーガ(DMR-XW50)を導入し,その後,2018年ごろにヴィエラ+BRディーガ(DMR-BRW1050)に置き換えた。これらのHD録画でテレビを視聴するようになってまだ16年ほどだと思われる。たぶん。
次の(最後の)ブルーレイディスクへの買い替えまで数年かなと信じて疑わなかったが,SONYが2025年2月にブルーレイディスクとドライブから撤退するというニュースが目についた。ええっ!なくなるの。さらに調べるとパナソニックは2023年2月に録画用ブルーレイディスクから撤退していた。
いちおう全自動ディーガというのはあるのだけれど,定額利用サービスに誘導していた。そうか,時代は変わってしまったのか。もうダビングして視聴する時代は終了なのだ。そして,再生機器がなければ,メディアがなければ,この時代のコンテンツは十分に伝承されることなく消滅してしまうのだろう。
図:ブルーレイの凋落(産経新聞より引用)
[1]ソニーもBD生産終了、近づく“テレビ保存文化”の終焉 「残し続けたい」を阻む大きな壁とは(IT Media NEWS)
[2]「ブルーレイに保存」から「見て・消し」の時代に(西田宗千佳)
[3]Panasonicが録画用ブルーレイディスクやめる訳(東洋経済ONLINE)
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