物理学科同窓会(1)からの続き
今年は,藤原さんのリクエストに端を発して,元原研の佐藤さんに「核融合の最近の現状」というタイトルで話をしていただいた。慣れないzoom経由で,音声トラブルがあったけれど,わかったことは次のとおり。
・ITERもJT60SAも何だかトラブっている。
・ステラレーターは連続だけれど,トカマクは準パルス的な動作をする。
・レーザー核融合のQ=1は,実質は1/100程度になるので,トカマクが有利。
・国内ベンチャーには,研究者がかんでいるが,まとまった炉システムを目指していない。
尾崎さんの,太陽光発電パネルにつけて効率アップする集光シートの特許の顛末もおもしろかった。実用化しようとするとほんの小さな金型だけで2000万円くらいになって,なかなかうまくいかなかったらしい。
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