2021年4月26日月曜日

Processingをコマンドラインから

 プログラミング言語のProcessingはグラフックスの表現力が高いため,当初は芸術系などでも多用されていた。1.0が2008年,2.0が2013年,3.0が2015年,4.0が2021年以降(予定)のリリースだが,1.0の頃から使っていた。たぶん。マイクロプロセッサGainerの制御言語としても使われていたので,大阪教育大学大学院の理科教育専攻の授業でも取り上げたことがある。

適当なJava Depeloper Kitを用いることでMacBook Air M1にも導入することができた。これはこれで良いのだが,Processingというアプリを立ち上げた環境の中でしか実行できないのがちょっと気になる。調べてみると,UNIXのコマンドラインからでも実行できそうだ。早速,試してみた。

(1) Processingを起動して,適当なスケッチファイルを開く(空でも良い)。

(2) Processingのコマンドバーのメニューからツールを選び 「"processing-java"をインストール」を実行する。これで processing-java というコマンドライン命令がインストールされる。

(3) ユーザ名を koshi として,pdeファイルの場所を /Users/koshi/sample とする。sampleというフォルダの中には,sample.pde という processing ファイルが格納されている。

(4) processing-java --sketch=/Users/koshi/sample --output=/Users/koshi/sample --run とすればコマンドラインから実行できる。

(5)  processing-java --sketch=/Users/koshi/sample --output=/Users/koshi/sample --build とすれば sample.class が生成される。のだが,その先へは進めなかった。


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