MacBook Air M1(1)からの続き
新しいコンピュータが導入されると環境設定が大仕事になる。MacならばTimeMachineという強力な移行ツールがあるのだけれど,CPUアーキテクチャが Intel Core iX からAppleシリコン M1に替わり,OSもmacOS Catalina(10.15.x)からmacOS Big Sur (11.2.x)へとメジャーバージョンアップしたので,この際クリーンインストールをすることに。
(0) トラックパッドの設定(アクセシビリティの項目ONでタップ可能にする)
(1) ターミナルの設定(osaka等福14,ウインドウサイズは80x40,漢字コードはUTF8)これまではEUCだったが,もう大学のサーバのmnewsでメールを読まないので必要はないかも。
(2) EPSONプリンタドライバー(EP-805AW)一応BigSurには対応しているようだ。
(3) Xcode 2.4 & コマンドラインツール 2.4 の導入。
(4) homebrew 3.1.2 のインストール M1対応しているはずなのだけれど大丈夫か。
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
sudoに対してmacbook airの自分のアカウントのパスワードを入れる
- Add Homebrew to your PATH in /Users/koshi/.zprofile:
echo 'eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"' >> /Users/koshi/.zprofile
eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"
(5) 必須コマンドの導入:nkf, wget, lynx, w3m, ffmpeg, gfortran この過程で依存関係からpython3も勝手に入ったようである。
(6) Office 2019 Home & Studentの導入。Parallelsはいらないかなぁ。
(7) Mathematica 12.0 のアクティベーションキーが使用済みなので,システム移行フォームでリセットしてもらう。最初は迷ったけれど結局とても簡単だった。
(8) iTunesの移行のためフォルダごとバックアップからコピーしてら動くかと思ったけれど,iTunesストアライセンスのものはPCの認証が必要で,5台を越えていたのでリセットした。
(9) MacTeX2014 4/1とTeXShop4.62の導入,これがM1 BigSur対応になっていて助かった。
(10) CyberDuck,GraphicConverter, JEdit, かわせみ3などの移行。
あとは細々したアプリやファイルを壊れる直前の状態のSSDからコピーした。古いMacBook Proには,Crucialの512GB SSDが入っていた。アップルストアの人に自分で入れ替えたのですねと聞かれたけれどすっかり忘れてしまっていて最初からSSDのモデルだと思い込んでいた。もしかしたらどこかのSHOPで入れ替えてもらったのだったかそれすら記憶が定かではない。この古いSATAのSSDを,YomttamasterのSATAケース に挿すだけで外付けSSDドライブの出来上がりだ。TimeMachine用にM.2 SSD 4TBの外付けドライブ 2-3Gb/sが欲しいけれどまだ高すぎる。
現在困っていること:Processingが動かない。jupyterlabが動かない。pythonの科学計算用モジュールのいくつかがインストールできない。
良かったこと:指紋認証がなにげにかなり便利。ポートは少ないけれど我慢できる。キーボードの感覚も全く問題なし。重さはそんな軽くはないけれどデザインと色は最高。
MacBookは既に身体の一部になっていて,なければ仕事にならないので,これが使えない時間を最小限に減らすために今回の判断になった。本当のところは,できるだけ旧機種を長く使ってからより性能の高い機種に移行したかったところだ。
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