オーストリアの歴史学者,ウォルター・シャイデルの The Great Leveler: : Violence and the History of Inequality from the Stone Age to the Twenty-First Century が「暴力と不平等の人類史」として翻訳されている。
平成に入ってから,バブルの崩壊とともに日本の成長は終焉し,人々の格差は拡大し続けている。しかし,これを政策的に逆転させることは難しいのかもしれない。すべての人間社会は時間とともにある方向に変化し,それをリセットして平等化を可能にするのは,戦争・革命・崩壊・疫病によるしかないというのがこれまでの歴史からわかった事実であるという主旨らしい(未読なのでわからない)。
「崩壊」とは国家の崩壊であり,昔のブログでは,飢饉と訳していたものもある。
ジャレド・ダイアモンド(1937-)
ジャック・アタリ(1943-)
ダロン・アシモグル(1967-)
トマ・ピケティ(1971-)
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