2024年9月1日日曜日

第2ミレニアムの100人

iPhoneが発売された2007年に休刊となってしまった写真雑誌のLIFE。定期刊行打ち切りを決めた2000年の前年,1999年に「この1000年で最も重要な100人(Life's 100 most important people of the second millennium)」という特集を組んだ。トップ10をあげると,
1.トーマス・エジソン (アメリカ)
2.クリストファー・コロンブス (イタリア)
3.マルティン・ルター (ドイツ)
4.ガリレオ・ガリレイ (イタリア)
5.レオナルド・ダ・ヴィンチ (イタリア)
6.アイザック・ニュートン (イギリス)
7.フェルディナンド・マゼラン (ポルトガル)
8.ルイ・パスツール (フランス)
9.チャールズ・ダーウィン (イギリス)
10.トーマス・ジェファーソン (アメリカ)
そんなものかなあ。ジェファーソン,そこ?と思ったが,実際,「西洋に焦点を当てすぎていると批判された。トーマス・エジソンを1位としたことについては、内燃機関、自動車、発電機など、エジソンの発明よりもより社会に大きな影響を与えた発明があると批判された。また、アメリカ国外ではほとんど知られていないようなアメリカ人が多数入っていることも批判された。(Wikipedia)」 とのこと。

・アメリカ人23人,イギリス人・フランス人各14人,イタリア人15人,ドイツ人7人,確かに高々200年の歴史のアメリカ人が多すぎる。
・日本人は,86位に葛飾北斎が1人含まれるだけ。紫式部も入れにくいかな。
・広義の物理学者は,ガリレオ,ニュートン,コペルニクス,アインシュタイン,ボーア,ファラデー,キュリー,ハッブル(ん?マクスウェルとレントゲンとプランクとハイゼンベルクは何処に?),(関連分野では,ラヴォアジェとノイマン)
・クビライはあるのにチンギス・ハーンはないの?
・ベートーベンはあるのにモーツアルトとバッハはないの?
・自分が知っている(名前と業績1行が一致)のは,73人・・・大学入試で世界史を選択したのに,スレイマン一世,イブン・バットゥータ,アクバル,イブン・ハルドゥーン,誰が誰だかさっぱりわからない。



写真:富嶽三十六景神奈川沖浪裏(葛飾北斎)

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