2023年7月12日水曜日

ローラ・ニーロ

1969年の11月ごろヒットした,フィフス・ディメンションウェディング・ベル・ブルースである。

作詞作曲者がシンガー・ソングライターのローラ・ニーロ(1947-1997)であり,1967年に彼女自身のデビューアルバム「モア・ザン・ナ・ニュー・ディスカバリー」に収録されていたとは知らなかった。そもそも,ローラ・ニーロって聞いたことあるわという自分の知識≒記憶が,ニーノ・ロータ(1911-1997)やロバート・デ・ニーロ(1943-)と混線しているのであった。いずれもイタリア系なのでよけい話がややこしい。

ローラ・ニーロが作った楽曲は主に他のアーティストがヒットさせることになった。フィフス・ディメンションがヒットさせた曲でいえば,ウェディング・ベル・ブルースの他に,ストーンド・ソウル・ピクニックスィート・ブラインドネスイーライズ・カミングブローイング・アウェイセイヴ・ザ・カントリーとなっている。いずれも懐かしい。

ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズアンド・ホエン・アイ・ダイもローラ・ニーロの作詞作曲なのだけれど,ピータ・ポール・アンド・マリーがこれを歌っているのは聞いたことがなかった。

1960年代後半から1970年代初めのにかけての中高生時代,洋楽ポップスとSFが趣味だった。入門はビージーズや後期ビートルズからだった。中でも誰を一番推していたかというと,フィフス・ディメンションだった。自分が最初に買ったアルバムも,フィフス・ディメンションの日本版のファーストアルバムだった(たぶん,海外の1stアルバムUp Up and Away と2nd アルバム The Magic Gardenを日本向けに組み合わせたのだと思う)。そんなわけで,3edアルバムの Stoned Soul Picnic が日本ではセカンドアルバムとなったのではないか。その後の,The Age of AquariousPortrait とあわせて4枚ものアルバムを買ったのはフィフスディメンションだけだった。


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