2020年9月29日火曜日

(秋休み 6)

 「藤袴手折りたる香を身のほとり」 (加藤三七子 1925-2005)


2020年9月28日月曜日

(秋休み 5)

 「ことごとく坊の跡なりをみなへし」 (黒田杏子 1938-)

2020年9月27日日曜日

2020年9月26日土曜日

(秋休み 3)

 「葛の葉の吹きしづまりて葛の花」 (正岡子規 1867-1902)

2020年9月25日金曜日

(秋休み 2)

 「をりとりてはらりとおもきすすきかな」 (飯田蛇笏 1885-1962)

2020年9月24日木曜日

(秋休み 1)

 「神苑を掃く気比の巫女萩日和」 (加藤水万 1931-2014)

2020年9月23日水曜日

同志社大学京田辺キャンパス(1)

同志社大学の京田辺キャンパスを訪れるのは初めて。近鉄京都線の興戸駅から歩くのだが,行きは道を間違えたため北から大きく回って正門に至った。台風12号が接近していたので雨になったらどうしようと心配していたけれど,秋晴れの遠足日和だった。

京田辺キャンパスは79万㎡なので大阪教育大学の柏原キャンパス67万㎡の1.2倍程度だけれど,建物や芝生などの配置のせいで広々と感じられる。まだ授業が始まっていないので学生さんはまばらだった。図書館のオープンスペースなども利用禁止になっていたが,秋学期からは対面授業も再開されるようだ。

大阪教育大学ではmoodleの利用支援員をしているのだけれど,同志社大学のe-classは勝手が違うので今日は立場が逆転して利用支援をしてもらうために情報メディアセンターを訪問したのだった。ていねいに教えていただいたので30分でほぼ問題は解決した。moodleとe-class一長一短である。


写真:同志社大学京田辺キャンパスのローム記念館(2020.9.23)

2020年9月22日火曜日

三十八柱神社

先日,石上神宮の北西端の結界に対応する三十八神社(みそやじんじゃ)の傍示浚の標を見つけたところだった。今日の散歩は三十八柱神社(みそやはしらじんじゃ)だった。

調べてみると奈良県を中心として各所に三十八の名前がつく神社があった。三十八神社,三十八柱神社,三十八社神社,三十八所神社など。県内分をリストアップすると次のようなことで,半分は天理市にある。

三十八神社(みそやじんじゃ)
〒632-0098 奈良県天理市南六条町223
〒632-0054 奈良県天理市檜垣町94
〒632-0025 奈良県天理市藤井町218

三十八柱神社(みそやはしらじんじゃ)
〒632-0083 奈良県天理市稲葉町162
〒636-0216 奈良県磯城郡三宅町小柳373
〒635-0814 奈良県北葛城郡広陵町南郷1242
〒633-0067 奈良県桜井市大福479

三十八社神社(さんじゅうはっしゃじんじゃ)
〒632-0068 奈良県天理市合場町259
〒634-0825 奈良県橿原市観音寺町882

三十八所神社(さんじゅうはっしょじんじゃ)
〒630-8212 奈良県奈良市春日野町160(春日大社境内) 

で,三十八柱とは結局どの神様なのかというと,桜井市の三十八柱神社の説明によれば,伊邪那岐命+伊邪那美命+宮中三十六柱ということらしい。では宮中三十六柱は誰なの。Wikipediaの宮中・京中の式内社一覧によれば,つぎのとおり(式内社は延喜式神名帳に記載された神社)。 

御巫祭神 8座
 神産日神・高御産日神・玉積産日神・生産日神・足産日神・大宮売神・御食津神・事代主神
座摩巫祭神 5座
 生井神・福井神・綱長井神・波比祇神・阿須波神
御門巫祭神 8座
 櫛石窓神×4・豊石窓神×4
生島巫祭神 2座
 生島神・足島神
宮内省坐神 3座
 園神・韓神×2
大膳職坐神 3座
 御食津神・火雷神・高倍神
造酒司坐神 6座
 大宮売神×4・酒殿神×2(酒弥豆男神・酒弥豆女神)
主水司坐神 1座
 鳴雷神

なかなか面倒なことになっている。


図 google map において三十八神社等で検索した結果から引用



2020年9月21日月曜日

国土地理院地図

小波秀雄さんがgoogle map国土地理院地図相互変換アプリを作っていた。 そこで,地図へのアクセス方法を調べてみた。

国土地理院地図のURLは次のようになっている。https://maps.gsi.go.jp/vector/#17/34.55095/135.650077/&ls=lvlabel&disp=1&d=l

ここで,#nは縮尺であり,その次に緯度と経度,さらにオプションがつく。

#4 300km
#5 100km
#6 50km
#7 30km
#8 20km
#9 10km
#10 5km
#11 2km
#12 1km
#13 500m
#14 300m
#15 100m
#16 50m
#17 30m
ls=vstd 標準地図
ls=vpale 淡色地図
ls=vblank 白地図
ls=photo 写真
ls=photo2%7Cvlabel 写真+注記
ls=lvlabel 大きい文字
ls=v2std 標準地図②
ls=v2pale 淡色地図②
ls=v2blank 白地図②
disp=0/1 非表示/表示
d=l サイドメニューオン

一方,google mapの方はというと次のとおりである。
https://www.google.co.jp/maps/@34.55095,135.650077,18z

これは@緯度,経度,nz で最後の部分が縮尺となっている。

2z 2000km
3z 1000km
4z 500km
5z 200km
6z 200km
7z 100km
8z 50km
9z 20km
10z 10km
11z 5km
12z 2km
13z 1km
14z 500m
15z 200m
16z 200m
17z 100m
18z 50m
19z 20m
20z 10m
21z 5m

(注)200kmや200mが重複している。縮尺は変化しているが,縮尺目盛が共通になっている。


図 国土地理院のベクターマップの初期画面から(引用)



2020年9月20日日曜日

Juliaの日時処理

Juliaによる日時処理の練習をしてみた。 
日曜日の誕生日は11回目だ。生まれてからまだ2万4427日しかたっていなかった。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
using Dates
daytoday = today()
birthday = Date(1953,9,20)
println(daytoday," ",isleapyear(daytoday))
println(yearmonthday(birthday)," ",isleapyear(birthday)) 
println(yearmonth(birthday)," ",monthday(birthday)) 
println(daysofweekinmonth(birthday)," ",dayofweekofmonth(birthday)) 
println(monthname(birthday)) 
println(dayofweek(birthday)," ",dayname(birthday)) 
println(daytoday-birthday) 

function bd()
  for i in 1953:2020
    k=Date(i,9,20)
    kk=dayname(k)
    age=i-1953
    star=""
    if(kk == "Sunday")
      star="*"
    end
    println(k," ",age," ",kk," ",star)
  end
end

bd()
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

2020-09-20 true
(1953, 9, 20) false
(1953, 9) (9, 20)
4 3
September
7 Sunday
24472 days
1953-09-20 0 Sunday *
1954-09-20 1 Monday 
1955-09-20 2 Tuesday 
1956-09-20 3 Thursday 
1957-09-20 4 Friday 
1958-09-20 5 Saturday 
1959-09-20 6 Sunday *
1960-09-20 7 Tuesday 
1961-09-20 8 Wednesday 
1962-09-20 9 Thursday 
1963-09-20 10 Friday 
1964-09-20 11 Sunday *
1965-09-20 12 Monday 
1966-09-20 13 Tuesday 
1967-09-20 14 Wednesday 
1968-09-20 15 Friday 
1969-09-20 16 Saturday 
1970-09-20 17 Sunday *
1971-09-20 18 Monday 
1972-09-20 19 Wednesday 
1973-09-20 20 Thursday 
1974-09-20 21 Friday 
1975-09-20 22 Saturday 
1976-09-20 23 Monday 
1977-09-20 24 Tuesday 
1978-09-20 25 Wednesday 
1979-09-20 26 Thursday 
1980-09-20 27 Saturday 
1981-09-20 28 Sunday *
1982-09-20 29 Monday 
1983-09-20 30 Tuesday 
1984-09-20 31 Thursday 
1985-09-20 32 Friday 
1986-09-20 33 Saturday 
1987-09-20 34 Sunday *
1988-09-20 35 Tuesday 
1989-09-20 36 Wednesday 
1990-09-20 37 Thursday 
1991-09-20 38 Friday 
1992-09-20 39 Sunday *
1993-09-20 40 Monday 
1994-09-20 41 Tuesday 
1995-09-20 42 Wednesday 
1996-09-20 43 Friday 
1997-09-20 44 Saturday 
1998-09-20 45 Sunday *
1999-09-20 46 Monday 
2000-09-20 47 Wednesday 
2001-09-20 48 Thursday 
2002-09-20 49 Friday 
2003-09-20 50 Saturday 
2004-09-20 51 Monday 
2005-09-20 52 Tuesday 
2006-09-20 53 Wednesday 
2007-09-20 54 Thursday 
2008-09-20 55 Saturday 
2009-09-20 56 Sunday *
2010-09-20 57 Monday 
2011-09-20 58 Tuesday 
2012-09-20 59 Thursday 
2013-09-20 60 Friday 
2014-09-20 61 Saturday 
2015-09-20 62 Sunday *
2016-09-20 63 Tuesday 
2017-09-20 64 Wednesday 
2018-09-20 65 Thursday 
2019-09-20 66 Friday 
2020-09-20 67 Sunday *

2020年9月19日土曜日

お彼岸

 Wikipediaによれば,彼岸は日本の雑節の1つで春分秋分の日を中日とする七日間ということである。今年2020年の秋分の日は秋の四連休の最終日である9月22日火曜日なので,9月19日が彼岸の入りになる。中日は先祖に感謝し,残りの6日で六波羅蜜を修めなければならないのでたいへんだ。ほぼ67年間生きてきたので134セットとりこぼしつづけている。

  1. 布施(檀那,だんな)与えること施すこと。財物を施すこと(財施),教えを施すこと(法施),安心を与えること(無畏施)の三種。
  2. 持戒(尸羅,しら)戒律を守ること。
  3. 忍辱(羼提,せんだい)苦難や迫害に堪え忍ぶこと。
  4. 精進(毘梨耶,びりや)実践にたゆまず努力すること。
  5. 禅定(禅那,ぜんな)瞑想により精神統一すること。
  6. 智慧(慧,え)真理をみきわめ悟ること。
1969年11月号のSFマガジンはちょうど51年前のお彼岸頃にとどき,マレイ・ラインスターの中編「彼岸世界(前編)」が訳出されていた。タイトルは印象深かったので記憶に残っているが,ストーリーはまったく憶えていない。なお英語では"The Other World(1949)"というタイトルであり,"6 Great Short Novels of Science Fiction(1954)"にも取り上げられているくらいなので,それほど駄作ということではないかと思われる。
1. "The Blast" by Stuart Cloete (from Colliers, April 1947)
2. "Coventry" by Robert A. Heinlein (from Astounding, July 1940)
3. "The Other World" by Murray Leinster (from Startling Stories, November 1949)
4. "Barrier" by Anthony Boucher (from Astounding, September 1942)
5. "Surface Tension" by James Blish (from Galaxy, August 1952)
6. "Maturity" by Theodore Sturgeon (from Astounding, February 




2020年9月18日金曜日

マストドン(1)

 久しぶりにhttps://mathtod.online/web/getting-startedhttps://mstdn.jp/web/getting-startedにアクセスしていたら,マストドンが終了するとの記事に遭遇した。

2017年4月の日本におけるマストドンブームはごく一部だけに留まっていた。それは久しぶりに胸熱な動向だったのだが,数週間で熱は冷めていった。このとき一番大きかったのが数式を自由に投稿できるMathtodonの開設だった。本家のマストドン(mstdn.jp)へのアクセスはモーティベーションが続かなかったのですぐに減衰したけれど,Mathtodonの方は興味深い話題が散発的に投稿されていたのでそれなりにアクセスしてきた。

最近はほとんどごぶさただったけれど。そのご本家のマストドン(mstdn.jp)が,2020年の5〜6月に終了というニュースだった。結局米国のsujitechが引き取ったようだ。東大にかかわるSUJI YANがCEOでイリノイ州のChampainに本社があるなかなか不思議な会社だ。

[1]マストドン「mstdn.jp」6月30日に終了(2020.5.25)
[2]マストドンの国内サーバー「mstdn.jp」米企業への譲渡が決定,6月30日での閉鎖は回避へ(2020.6.12)

2020年9月17日木曜日

秋の蝶

 今日の散歩は,鷺がよく目についた。なぜかあちこちの田池や社叢に群がっている。そんな叢の一つを抜けると黄色い蝶がたよりなく舞っていた。「秋の蝶」という季語があったのではないかと思って調べると,蝶(春),夏の蝶(夏),秋の蝶(秋),冬の蝶(冬)と全てそろっていた。

実際の情景は「草にある午前のしめり秋の蝶(鷲谷七菜子)」にやや近いのだけれど,心象風景は「我が影の伸びゆく先の秋の蝶(星野椿)」かもしれない。


写真:平等坊町の鷺の群れ(2020.9.17)


2020年9月16日水曜日

傍示浚

朝の散歩でときどき思いがけないものを発見する。昨日は 傍示浚(ぼうじさらえ)だ。北西ルートで郡山インターの南側を回っていると,石上神宮の傍示浚神事の標識があった。氏子区域の境界を示す杙(くい)が8ヶ所あって,毎年10月1日に神事が行われるもので,添付写真の説明文に詳しい。奈良女子大学の宮路淳子さんの論文から8ヶ所について記されている部分を引用する。散歩コース内には他に何ヶ所かある。

神事の概要については、白井伊佐牟氏の著書に詳しいので、以下抜粋する 16)。「当日午前九時神職二名が北郷・南郷(布留川の北が北郷・南が南郷)にわかれ、北郷は 1 石上町・石上市神社、2 富堂町・岩上神社、3 田井庄町・八剱神社、4 南六条町北方・三 十八神社の四か所、南郷は 5 内馬場町・春日神社、6 川原城町・神明神社、7 備前町南端・ 備前橋南詰道路脇、8 田町・厳島神社の四か所の計八ケ所で祭典が行なわれ、榜示榊は 1・ 2・3・4・5・8 は各神社本殿前の盛砂に刺すが、8 は後刻北西方の境界地へ刺し、1 も以 前は北方の櫟本町との境界に立てていた。6 は一の鳥居跡地(布留街道と上街道の交差点 の東)へ、7 は祭典場所と同じところへ立てる。


写真:天理市南六条町の傍示浚標識(2020.9.15)

[1]宮路淳子:天理市石上神宮の傍示浚神事からみる布留川 流域の水資源利用と土地開発に関する研究

2020年9月15日火曜日

ワードクラウド(2)

ワードクラウド(1)からの続き

時事通信の首相動静は,2020年に加えて,2019年,2018年,2017年の3年分がアーカイブされていた。これを使って首相動静のワードクラウドを求めたところ,午前○時などで埋まってしまった。そこで,次の4つのパターンをエディタ(JEdit)の正規表現検索で除去した。

{午.*?時,同.*時,□.*?分,同.*?分}を除いた。ただし,□は全角空白のことである。その結果は以下のとおりである。秋葉剛男は外務事務次官,警察官僚の北村滋は2019年9月までは内閣情報官。なお,2020年の西村明宏と岡田直樹(金沢市出身)は内閣官房副長官なのか。

図1 2017年の首相動静ワードクラウド(USERLOCALより)

図1 2018年の首相動静ワードクラウド(USERLOCALより)

図1 2019年の首相動静ワードクラウド(USERLOCALより)


2020年9月14日月曜日

ワードクラウド(1)

 物理教育学会誌第68巻第3号(2020)の談話室で,渡會兼也君が「授業評価の記述文を簡単に分析する方法」という記事を書いていた。USER LOCAL AIテキストマイニングのページを使うというものだったので,簡単に試してみることができた。匿名で1万字,ユーザー登録すると20万字までのテキストを無料で分析することができる。さっそく,2020年の1月から8月の首相動静を分析してみた。ただし,次のワードはあらかじめ除去した。{私邸,公邸,官邸,富ケ谷,同所,現在,着,発,来客,午_○時○分}などなど。その結果は次のとおり。


図 2020年1-8月の首相動静のワードクラウド(USER LOCALから)


2020年9月13日日曜日

テレビからの脱出

 なんやかやいいながら,つけっぱなしにしておくと情報がだらだらと流れてきて,ときどき意識を集中させると,飛び込んでくるというのが,これまでのラジオやテレビのニュース・報道系バラエティの作法だったかもしれない。ところが,いわゆる「芸人」によって言論が支配される段階になると,ちょっとテレビが垂れ流す嘘情報を話半分にきくことも限界に近づいてきた。

最近その間隙をうめるのがインターネット(youtube系)の対話番組である。菅野完(4850人),のりこえネット(7690人),DARTHREIDER(1.8万人),一月万冊(5.9万人)。ゲストとの対話がベースになっているものは,ちょっとキャスターとの馴れ合いが気になるけれど,1時間や2時間はすぐに聞いてしまう。まあ,2005年ころから続くポッドキャストの後継者ということなのだろう。

2020年9月12日土曜日

情報学

(1) 情報学 (12800k) ⇔ Information Science (26M)
(2) 情報科学 (4630k) ⇔ Informatics (77M)
(3) 情報工学 (2740k) ⇔Informatics Engineering (1.2M)
*(4) 計算科学 (616k) ⇔ Computational Science (4.4M)
(5) 図書館情報学 (565k) ⇔ Library and Information Science (15M)
(6) ソフトウェア工学 (448k) ⇔ Software Engineering (178M)
(7) 計算機科学 (365k) ⇔ Computer Science (255M)
(8) ソフトウェア科学 (129k) ⇔ Software Science (1M ... no wikipedia title)
(9) 計算機工学 (45k) ⇔ Computer Engineering (32M)
(10) 理論計算機科学 (23k) ⇔ Theoretical Computer Science (3.6M)

・情報学=Informatics,情報科学=Information Science のほうが自分にはしっくりくるような気がするのだけれども,なぜか業界ではそうなっていないらしい。

・日本では岩波中心によくつかわれるソフトウエア科学に対応する Software Science があまり使われていないのはなぜだろう。

・むしろ,情報科学=Computer Science ,情報工学=Software Engineering と対応づけたほうが実態に即しているのかもしれない。

* この中では「計算科学」だけは他の概念と同じ仲間ではないと思われる。

2020年9月11日金曜日

ハイフレックス型授業

 今週も10:30から,NIIの【第16回】4月からの大学等遠隔授業に関する取組状況共有サイバーシンポジウムがあった。今日は,旧七帝大の副学長クラスによる後期授業の基本方針のアピール「遠隔・対面ハイブリッド講義に向けての取り組み」だった。マスコミによる大学批判に業を煮やした関係者が反論するということなのだが文部科学大臣があの調子で伝わるのかどうか。

そのなかで,大阪教育大学の尾崎拓郎君が「インターネットを活用した授業を運用するための支援体制 〜後期授業におけるハイフレックス形態の運用を視野に〜」というタイトルでどうどうの2回目登場である。京大のあの中村素典さんもおなじテーマで話していたが一歩も引けを取っていなかった。そうか,これからの時代はハイフレックス型とかブレンディッド型のようなハイブリッドがもてやはされるのか・・・知らんけど。

[1]15 Fall Senarios


2020年9月10日木曜日

首相動静(3)

 さっそくできあがったperl scriptで2020年1-8月,2019年,2018年,2017年と44ヶ月分の首相動静を収集してみた。ところが,2016年は空だった。そうか,時事通信は2017年度以降からしかアーカイブされていないのか。首相動静をインターネットで検索してみたところ,大手各紙に対応するものがある。2016年をキーワードに含めるとかろうじて朝日新聞のそれが一部ひっかかったがURLのエンコード方法が不明。毎日新聞の「首相日々」と読売新聞の「安倍首相の一日」は有料記事の中に埋もれてしまっている。また,日本経済新聞の「首相官邸デジタル」が「写真で見る永田町」に変わって情報量が激減。産経新聞の「安倍日誌」は,URL形式が一定ではない。なかなか難儀な話ではある。