2026年7月16日木曜日

北陸新幹線



図:懐かしの特急 雷鳥(JR西日本から引用)

北陸新幹線の話である。米原案を推していた維新がごねたことで,政府与党の整備委員会が話を蒸し返すことになった。その結果,小浜ルートが残って京都駅3案のうちの小浜−桂川案に決まった。怪しさ満点。

そもそも,北陸新幹線が新大阪まで全通するころには,この世にはいないので,まあ自分には関係ない話かもしれない。それでもやっぱり気になるといえば気になる。

大学で金沢から大阪に出てきてから,帰省のたびに米原経由の北陸本線を往復していた。特急雷鳥(1964-)に乗るよりも,急行の立山ゆのくに(夜行の場合も)を利用することが多かった。そのうち,湖西線が開業して雷鳥はサンダーバード(1997-)になり,今では敦賀で北陸新幹線に乗り換えている。


その北陸新幹線だが,どう考えても敦賀−小浜−京都桂川−新大阪をつくるよりは,敦賀−米原を結ぶ方が合理的に思える。建設の時間も費用も。北陸と名古屋圏の関係も含めて。例えば,(1) まず,敦賀−米原を建設し,米原で新幹線乗り換えで京都や大阪や名古屋に向かう。(2) そのうち,リニア新幹線ができて,東海道新幹線の名古屋−新大阪の過密なのぞみダイヤが解消されて余裕が出来る。(3) その段階で北陸新幹線を米原経由直通に切り替える。

名案だと思って,ChatGPTに相談したところ,(1) より先にリニア新幹線ができてしまうので,(2) (3) をまとめて実行したほうがよいとアドバイスされた。直通にするためには,既存の東海道新幹線の米原−新大阪間でもいろいろと設備改修費用が発生するし,敦賀−米原の環境影響評価が必要なので,その分よけいに時間がかかる。それらすべてを考慮しても,小浜ルートより米原ルートがよいという結論になった。普通そうですよね。

ChatGPTの結論を整理すると以下のとおりである。
        |米原ルート   |小浜―桂川ルート
 開業の中心想定| 2049年度   | 2056年度
 現実的な幅  | 2048~2051年度| 2054~2059年度
 総事業費推計 | 3.0~3.5兆円   | 5.5兆円前後以上 (*既設設備改修込み)
 新設区間   | 約50km      | 約139km
 本体工期   | 約18年    | 約26年     (**環境影響評価込み)

なお,リニア新幹線は,2048年度新大阪開業(2045~2050年度)を想定している。

各政党が合意できる案件については,生成AIエージェントに政策判断や立案をまかせたほうがもろもろマシになるような気がしてきた。AGIやASIに支配されるのと,不合理な宗教右派権威主義政権に支配されるのと,どちらがましなのだろうか。






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