2024年3月11日月曜日

13年

2011年3月11日(金) 14時46分に,東日本大震災が発生してから13年が経過した。

日経朝刊では特集が組まれていた。そのなかで気になったのが東京電力福島第一原子力発電所の現状だ。説明図がわかりやすかったので,下記に引用する。


図:福島第一原子力発電所の現状(日本経済新聞から引用)

・メルトダウンしてデブリ(合計880トン)がたまっているのは1から3号機
・1号機(392体)と2号機(615体)にはまだ燃料プールに核燃料が残ったまま
・デブリ取り出し試験を予定して延期されているのは2号機
・廃炉の完了は2041-2051年としているが,たぶん今の計画だと無理
・したがって,汚染水(処理水)の放出も30年で終るわけはない

そうこうしているうちに,国内の原子力関係学科の改編は進行し,原子力技術者がいなくなってしまう。はやめに石棺化したほうがよいと思うが,政治的には困難な話だろう。


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