昨日の朝の散歩(東)のとき,急に「夏も近づく八十八夜とんとん」と頭の中に響いてきた。もうすぐ春も終わり,立夏なので,夏にはいってしまうと「夏も近づく」にはならないし,八十八夜というのは確か立春から数えての日数だったので約3ヶ月だから5月のはじめころになると思い至った。早速iPhoneのアプリ「六曜」で確認すると,今年は5月2日が八十八夜だった。このあたりでは,お茶ではなくて温室のイチゴ摘みの季節だ。
茶 摘 文部省唱歌
1912年(明治45年)刊行 「尋常小学唱歌・第三学年用」
1.夏も近づく八十八夜
野にも山にも若葉が茂る
あれに見えるは茶摘ぢやないか
あかねだすきに菅(すげ)の笠
2.日和つづきの今日此の頃を、
心のどかに摘みつつ歌ふ
摘めよ摘め摘め摘まねばならぬ
摘まにや日本の茶にならぬ
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写真:温室のイチゴ(撮影:2021.4.26)
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