シンギュラリティサロン@SpringXの,哲学の決定論 vs 物理学の決定論:機械は自由意志を持てるか?をYouTube Liveで視聴した。法政大学の木島泰三さんと名古屋大学の谷村省吾さんが,哲学と物理学の立場から決定論や自由意志の問題について,それぞれの考えを述べていた。ふたりとも非常にわかりやすいプレゼンテーションをしていて,ただ,木島さんの「自由意志の向こう側:決定論をめぐる哲学史」の紹介は,こちらの処理能力不足で完全にフォローはできなかったのが残念だった。
谷村さんの主張は明快で,物理学における因果という表現を非常に抑制的に使うべきだという主張であり,これはよくわかった。ただ,木島さんの哲学的な決定論や非決定論との関係については十分噛み合った議論はできなかったのかもしれない。
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