2021年3月13日土曜日

露出値

F値・シャッター速度・ISO感度からの続き

露出値(EV: Exposure Value)は前回の結果を整理するために有用な量である。F値やシャッター速度を変えて露光量が2の冪に従って変化するとき,これをEVの1単位に当てはめている。

F値の1.0を基準として Av=0(aparture value)とし,シャッター速度の$ t / $ 秒の$ t = 1 $を基準として Tv=0(time value)とする。このとき,EV=Av+Tvで定義する。
\begin{equation}\begin{aligned} {\rm Av}&= \log_2 F^2 \\ {\rm Tv}&= \log_2 t  \\ {\rm EV} &= {\rm Av} + {\rm Tv} \end{aligned}\end{equation}

この値の前にEVをつけてEVnで絶対値を表現し,$\pm n$EVとして,相対値を表現する。

[1]小学生でもわかるEV値の話(Photo Cafeteria)

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