2021年1月19日火曜日

PHITS

 PHITS(Partcle and Heavy Ion Transport code System)は,「あらゆる物質中での様々な放射線挙動を核反応モデルや核データなどを用いて模擬するモンテカルロ計算コードです」ということで,さらに「物質や人体内での放射線の動きをシミュレーションする計算コードです。原子力だけでなく,医学や理学など様々な分野で活用されています」なので,開発者の仁井田浩二さんは,とうとうCOVID-19のモンテカルロシミュレーションに踏み出した。

酔歩するエージェントと散乱断面積の概念はおもしろいけれど,地理状況が人口密度しか反映されていないのであれば,本質的には,微分方程式と変わらないのではないか。それにしても,中野さんといい大西さんといい原子核物理屋のコロナ好きはどこから来るのだろうか。放射性崩壊系列によく似ていて,ちょうど手頃な複雑さを持ったシミュレーションの対象だということなのかな。

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