2025年1月5日日曜日

(冬休み 8)

18.이번 주말에 뭐 하세요?
   Ibeon jumare mwo haseyo?
   今週末は何をしますか?

2025年1月4日土曜日

(冬休み 7)

17.다음 달에 [장소]로 여행 갈 계획이에요.
   Da-eum dale [jangso]ro yeohaeng gal gyehoeg-ieyo.
   来月は[場所]へ旅行に行く予定です。

 

2025年1月3日金曜日

(冬休み 6)

16.가장 가까운 ATM이 어디 있는지 아세요?
   Gajang gakkaun ATM-i eodi inneunji aseyo?
   一番近いATMはどこにあるかご存じですか?

2025年1月2日木曜日

(冬休み 5)

15.도서관에 어떻게 가는지 알려주시겠어요?
   Doseogwane eotteoke ganeunji allyeo-jusigesseoyo?
   図書館へはどうやって行くのか教えていただけますか?

2025年1月1日水曜日

年賀状2025





定年退職を期に年賀状は全廃しようと考えたのだけれど,親戚関係はもろもろのしがらみで残っている。友人知人関係は向こうから来た場合に返信する。が,それもいつまで続くことだろうか。人生諸行無常なので。

2024年12月31日火曜日

(冬休み 4)

14.이것의 가격이 얼마인가요?
   Igeos-e gakyeok-i eolma-ingayo?
   これはいくらですか?

2024年12月30日月曜日

(冬休み 3)

13.기차가 몇 시에 출발하나요?
   Gichaga myeo ssi-e chulbal-hanayo?
   電車(列車)は何時に出発しますか?

2024年12月29日日曜日

(冬休み 2)

12.그 영화를 보고 울었어요.
   Geu yeong-hwareul bogo ureo-sseoyo.
   その映画を観て泣きました。

2024年12月28日土曜日

(冬休み 1)

11.친구들과 함께 있을 때 행복해요.
   Chingudeul-gwa hamkke iseul ttae haengbokhaeyo.
   友だちと一緒にいるときは幸せです。

2024年12月27日金曜日

人格再現AI(5)

人格再現AI(4)からの続き
5実在人格再現AIへの入力データを推定してみた。あるいは新しい墓標(DNA部分を除く)への試み。例えば,10-15歳,30-35歳,70-75歳ごろの3回ほどこれを実行するのがよいかもしれない。
Q(koshix):
実在人格再現AIへのインプットデータを取得するためには,ある人物のどのような知識や感情や生育歴や人間関係などのデータをどうやって取得することが求められるでしょうか。具体的なインタビューの項目とそれに必要な時間,テストやレポートや作品などの提出を求めるとしたらどの程度のものが必要か,実際の家庭生活や社会生活の音声会話/行動映像ログをとるとしたらどの程度の分量と期間を想定すべきか,などなるべく緻密で具体的な考察をしてください。

A(ChatGPT o1):
以下では、実在人格再現AIを構築するために必要と考えられるデータ収集の要件を、できる限り緻密に具体化します。あくまで理想的かつ理論上の目安として提案するものであり、実務上は法的・倫理的制約や、対象個人の合意、技術的コスト、プライバシー保護などとの兼ね合いが必要です。

コンテキスト・前提条件
人格再現に必要なデータは、知識面(学識、情報処理傾向、関心領域)、性格面(ビッグファイブなどのパーソナリティ特性、感情反応傾向、価値観)、生育環境や人生経験(幼少期からの家庭環境、教育歴、社会的地位変化、トラウマ・成功体験など)、対人関係(親族、友人、同僚、上司・部下、恋愛・パートナーシップ)、行動パターン(嗜好、日常習慣、ストレス対処法)、コミュニケーションスタイル(言語表現、非言語的表現、ユーモア感覚、尊敬する人物や嫌悪する行動)などが含まれる。

以下は「最大限の再現精度」を目指した、膨大なデータ取得を想定した極端な例である。実務上はこれほど詳細なデータを取得するのは困難だが、将来的に人格再現精度を高めるにはこのような方向性が示唆される。

1.インタビュー・質問項目および必要時間

(A) ベースラインとなるパーソナリティ・バリュー・歴史情報取得用インタビュー
基本的プロフィール確認(1~2時間)
生年月日、出生地、家族構成、学歴・職歴の大まかな年表、趣味・特技、宗教的信念、政治的傾向、よく読む本・メディア、よく訪れる場所など。
詳細な生育歴・ライフイベントの掘り下げ(10~20時間)
幼少期の家庭環境、教育方針や家庭内ルール、思春期・学生時代の友人関係、初恋・恋愛観、大学時代の活動、社会人生活での挫折や成功体験、転職・キャリアアップの経緯、健康問題や大きなライフイベント(結婚、出産、離婚、親族の死去など)の詳細。
#時系列に沿ったインタビューを数セッションに分け、1回あたり2~3時間、計5~8回実施。
人格・価値観・世界観インタビュー(5~10時間)
ビッグファイブやMBTIなどの標準的パーソナリティテストを実施後、その結果に対する本人の考えを問う。理想とする人間像、憧れの人物像、嫌悪する行為・価値観、その理由や背景。道徳的ジレンマについての応答(トロッコ問題など)を複数提示し、反応原理を探る。
#1回2~3時間程度のセッションを2~3回。
感情パターン、ストレス反応、意思決定プロセス(5~10時間)
日常的なストレス源と対処法、怒り・悲しみ・喜び・不安など各感情が生起する典型的トリガーや、その時の内的対話、意思決定における優先順位(効率性、倫理性、感情満足、社会的認知など)を議論する。
#2~3時間×2~3セッション

合計インタビュー時間目安:約20~40時間

(B) 専門知識・スキル・思考パターン評価
ドメイン固有知識インタビュー(職業・専門分野別)(5~10時間)
その人が専門とする分野(例えばプログラマーであればコーディング哲学、医師であれば医療倫理や診断プロセス)について深く問診。代表的な問題への対処法、過去のプロジェクト事例解析。
課題解決スタイルテスト(3~5時間)
論理パズル、事例問題(ケーススタディ)、クリエイティビティテストなどを提示し、思考過程を言語化してもらう。問題解決や意思決定プロセスの特徴を抽出。

合計インタビュー時間目安(専門知識含む):約30~55時間

【2.テスト・レポート・作品提出】

心理テスト・パーソナリティ検査
ビッグファイブ性格検査、MMPI-2、エニアグラム、価値観調査(VIA-IS)など、多面的な心理テストを数十種類実施。これには合計10~20時間程度の回答時間が必要(休憩込みで数日にわけて実施)。
エッセイ・レポート提出
本人に、自分の価値観や世界観について自由形式で5~10本程度のエッセイ(各2000~3000字程度)を執筆してもらう。さらに、印象的な人生経験や解決が難しかった問題について、自分なりの対処法を記述したレポートを3~5本提出。
過去作品・アウトプットの提供
 #日記・ブログ記事・SNS投稿(可能な範囲で過去数年分)
 #業務上の報告書、メール、社内コミュニケーションログ(権利上許される範囲)
 #趣味で作成した作品(小説、音楽、イラスト、プログラムコードなど)を数十~数百点程度。
読書履歴・視聴履歴・購買履歴
本人が過去3~5年に読んだ本や論文リスト、視聴した映画・ドラマ・動画のリスト、オンラインショッピングや店舗購入履歴などを可能な限り提供。

これらの提出物・回答には、数週間~1ヶ月程度の時間がかかると想定。

3.実生活ログの取得要件

音声会話ログ
家庭内、職場内、友人との会話(プライバシー合意済みの上で)の音声ログを、バリエーション豊かなシチュエーションで収集。少なくとも数百時間規模が望ましい。例えば、1日1~3時間分を6ヶ月~1年収集すると、総計約180~1000時間程度の会話ログが得られる。
行動映像ログ
外出時、家事、趣味活動、仕事風景など、様々なコンテキストでの本人行動パターン(ジェスチャー、表情、姿勢変化)を記録。プライバシーやストレス負荷を踏まえ、1日1~2時間程度の映像収録を半年~1年継続すると、200~700時間程度の多様な状況での映像データが確保できる。
ライフログ(センサー・位置情報・バイオメトリックデータ)
スマートウォッチやスマートフォンから、心拍数、睡眠パターン、運動量、位置情報などを6ヶ月~1年分蓄積。これにより、本人の生活リズムやストレス指標を客観的に取得。
社会生活ログ
職場でのメール・チャットツールでの発言履歴(権利許諾必須)、SNS上での人間関係・フォローネットワーク分析、趣味コミュニティでの発言履歴などを数年分さかのぼって分析できれば、人間関係の広がりや深さを再現できる。

4.期間・総合的な目安

インタビュー・テスト類:数週間~2ヶ月ほどで集中的に実施可能。
長期ログ収集:最低でも6ヶ月~1年程度継続して、季節や生活サイクルの変化もデータに反映。
過去データ収集:SNSやメールなどの許される範囲での過去ログは、数年分を一度に提供可能。

最終的なデータ量としては、
テキスト情報:数百万~数千万ワード程度(インタビュー文字起こし、日記、SNS投稿、エッセイ、メールなど)
音声データ:数百~千時間規模
映像データ:数百時間規模
構造化データ(心理テスト結果、購買履歴、センサーデータなど):数万~数十万行規模

5.結論

実在人格再現には、極めて幅広く詳細なデータ収集が必要となり、数十時間単位のインタビューや心理テスト、数ヶ月~1年に及ぶ行動・会話のログ取得、過去の作品・報告書・SNS履歴など膨大なマルチモーダルデータが望ましい。時間的・労力的コストは非常に大きく、プライバシー・法的問題・精神的負担などの課題も伴うが、これらを理想的に実施できれば、より忠実な人格再現が可能になると考えられる。

 

2024年12月26日木曜日

YouTube2024


前回の確認から2年ほど経つので,自分の2024年のYouTubeの視聴傾向をまとめてみた。登録チャンネルは680ほどある。既に更新が停止されているものや,更新頻度が年に1回程度のものもあるので,たぶん登録したものの1割程度しか目にしていない。

そこで,毎日のように頻繁に更新されるチャンネルや時事ネタ(政治,社会,科学,技術)などに収斂していくことになる。現在よく/たまに見ているのは30本程度だろうか。そのうち,登録者数が1000位内にランキングされているものは3本で,あとはみなマイナーなものだ。

YouTubeの管理画面から登録チャンネルの一覧が見えるが,たぶん視聴回数や時間に基づいたAIスコア順のようなものになっている。登録済みチャンネルで「すべて連絡」にチェックしているもののベスト30が以下の通りである。
YouTube登録チャンネル2024ランキング 
1 菅野完 4.7万人
2 西脇亨輔チャンネル 1.5万人
3 哲学系ゆーちゅーばーじゅんちゃん 9.9万人
4 散財小説ドリキン 10.2万人
5 てんコモリスタジオ 2.1万人
6 ドンマッツの反カルト思考ちゃんねる 1.1万人
7 瀬戸弘司 167万人(406位 10.7億回 2254本)
8 backspace.fm 1.4万人
9 Arc Times 14.7万人
10 シンギュラリティサロン 0.7万人
11 小飼弾の論弾 0.2万人
12 ポリタスTV 6.6万人
13 Gadgetouch 1.7万人
14 見守あらた 5.3万人
15 年金と暮し 7.9万人
16 shi3z show 0.9万人
17 Planet Rock 0.3万人
18 長谷川良品TV悲報Ch 9.9万人
19 Dialogue for People 3.2万人
20 吉田製作所Y 122万人(666位 7.6億回 588本)
21 犯罪学教室のかなえ先生 20.5万人
22 筋肉弁護士桜井ヤスノリ 1.6万人
23 Leo Tohyama 5.6万人
24 Apple信者1億人創出計画 16.4万人
25 懲役太郎サブチャン 13.2万人
26 一月万冊 44.5万人
27 ワタナベカズマサ 36.9万人
28 ジョーブログ 242万人(216位 9.4億回 1026本)
29 山田五郎オトナの教養講座 64.9万人
30 たむらかえ2 19.9万人
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兵庫県知事選複合疑惑ネタに関する情報があるから,それ系のチャンネルが上位に集まっているが,それぞれ違ったベクトルなのである程度の信頼性がある気がする。ドンマッツさんは阪大理学部出身,西脇亨輔さんはアナウンサー出身でテレ朝法務部担当した弁護士,てんこもりスタジオの子守康範さんも元MBSアナウンサーでTVでよくみかけていた。菅野完天理市出身の著述家(日本会議の研究)だ。最近,マイナ保険証の問題点を鋭く指摘する本を出した哲学系ゆーちゅーばーじゅんちゃん(北畑淳也)も奈良県出身のようだ。



図:YouTubeのアイコンか?


なお,ユーチュラによれば,登録者数トップのISSEIは登録者数4720万人,総再生回数349億回,動画数3218本であり,上位はこのたぐいのアレなチャンネルがずらっと並んでいて,自分が見ているものとはまったく別の景色が広がっている。ベスト20で名前を聞いたことがあるのは,HIKAKINとはじめしゃちょーだけだ。若者がこんなものばかり見ているというのであれば,今こそ大宅壮一(1900-1970)の一億総白痴化を使わなければならない時代がきたのかもしれない。まあ自分も同じ穴のムジナだけれど。

2024年12月25日水曜日

イルミネーション

近所の奈良県立二階堂高校からお知らせのチラシが入っていた。

最近恒例になっているクリスマスのイルミネーションの件だ。12月12日(木)に点灯式,コーラス部の合唱,書道部のパフォーマンス,豚汁がある,12月21日(土)に焼き芋,12月24日(火)が最終日で,毎日17:30-18:00まで点灯しているとのこと。

おととしだったか,すーちゃん・むぎちゃんを連れて焼き芋をもらいにいったことがあった。今年は家人がいないので一人で行ってみることにする。

17:30にほぼ一番乗りで到着し,正門で待っている先生にあいさつする。クリスマスツリーのうしろに2台のプロジェクターで星がマッピングされていたり,ちょっと暗いLED電球を使ったお願いごと灯籠が沢山並んでいたりと,前回より少し趣向が凝らされている。

焼き芋コーナーでは,先生や生徒さんたちが落ち葉や新聞紙をくべていたが,なかなか焼けないので,しばらく待ってくださいとのこと。門番担当のさきほどの先生に聞いて見ると,この行事は5年前ほどから始まって,生徒会とイルミネーション実行委員会の生徒さんが担当しているらしい。土曜日まで出てきて大変ですねというと,若い先生方ががんばってくれていますから大丈夫とのこと。そういえば,焼き芋たき火を担当していたのは高校生ではなくて先生が中心だった。若いのでなかなか区別できない。

20分ほど待っているとようやく焼け始めたようで,写真の右端の男子生徒から小さな焼き芋を一つ受取って無事に帰宅した。なお,焼けているかどうか心配ですと先生がおっしゃっていたが,大変美味しい焼き芋で良く焼けていましたよ。


写真:イルミネーションと焼き芋(撮影 2024.12.21)

2024年12月24日火曜日

黄色い帽子

AirTagからの続き

黄色い帽子といっても,おさるのジョージのおじさんではない。紛失後に戻ってきた襟巻きに関する話だ。この襟巻きにAirTagが装着されることになる。

生協の隣のクリーニング屋に出していた襟巻きを取りに車で向かっていた。生協近くの十字路で右折待ちをしていたら,右手の横断歩道の両側で小学生が3人モチャモチャしている。さっさと渡らないと危ないなあ,うちの孫もああなりそうやわ,などと見ていると,一人の女の子が通学用の黄色い帽子を落としたまま気づかずに横断歩道を渡って,モチャモチャしながら右に歩いていった。声をかけるが車の中からでは聞こえない。

ちょっと拾ってあげてよ,というので,えぇーっ,とかいいながら右折後に助手席から降りて横断歩道に向かう。幸いにも横断歩道の手前のトラックの運転手さんが事情を把握して停まってくれていたので,黄色い帽子を回収して,小学生を追いかけた。ところがここで小学生が走り出すのである。残念ながら,71歳の高齢者は小学生にかけっこで完敗してしまう。

家人の運転する車が小学生の横につけて,声をかけてくれたので,ようやく黄色い帽子を持って走っている爺さんに気づいた。助かったと思って速度をゆるめると,後から別の小学生に声をかけられた。あのーマフラー落としてます。

そうなのだ。クリーニング屋に出した襟巻きの代わりに短い襟巻きをしていたが,走っているうちに首からほどけて落としてしまった。下手すると三度目の襟巻き紛失事件になるところだった。何をしていることかよくわからない。


図:ChatGPTではなかなか思ったイメージが出てこない(DALL-E3による)



2024年12月23日月曜日

AirTag


5年ぶり2回目の襟巻き紛失があったことを踏まえると,3回目が起こるのは必定である。そこで,襟巻き紛失リスクの軽減のために,Apple AirTagを導入することにした。

AirTagは,2021年にAppleからリリースされた忘れ物追跡電子タグである。うちの iPhoneSE2 では使えないのだけれど,U1チップを搭載した普通の iPhone シリーズや Apple Watch だと正確な場所を見つける機能で数センチまで追跡可能になる。iPhoneSE2 でもブザーをならすことはできるので,ある程度まで接近すればなんとなかりそうだ。

襟巻きにどうやって取り付けるのか心配だったけれど,襟巻きのブランドタグに AirTagケースを付ければよい。写真の右丸がNEREIDES Airtag ケース(GREY)である。左丸がケースから取り出したAirTagで鏡面仕上げになっている。



写真:マフラーにつけるAirTag(撮影 2024.12.21)

AirTag がそこそこの値段なので,襟巻きをなくしても買い直した方が安いのでは?いう説があったが,襟巻きはAirTagの2倍以上の値段なのでそうでもないと思っている。違うかなぁ〜。




2024年12月22日日曜日

mixi2(3)

mixi2(2)からの続き

ミクツーの話題が続く。mixi2は,他のSNSとは違って,今のところスマートフォンのアプリからしかアクセスできない。PC環境から使えると,いろいろとかなり便利なのだけれど,それはそれで問題があるという運営側の判断なのかもしれない。わからんけど。

テック系フリーライターの西田宗千佳さんが,BlueStacksを使ってmacOSからmixi2を使う方法を,mixi2の中で軽く紹介していた。BlueStacksはAndroidエミュレータであり,macOS(Apple Silicon)β版も公開されている。Androidのゲーム中心にいろいろできそうだ。

早速ダウンロードしてインストールしてみた。Google Playのところからmixi2を見つけたが,最初は失敗。しばらく時間をおいて二度目はうまくインストールできた。mixi2は無事に起動したものの,文字が小さい。環境設定で,1280×720まで解像度を落としたところ,ほぼ iPhone SE2と同じ画面が再現できた。

iPhone ミラーリングでは,日本語入力も不便だったし,mixi2の画面スクロールにも対応していなかったので,これが解消できる。なにせ,画面を開きっぱなしで他の仕事をできるのがありがたい。いやいやそれでいいのか。



写真:macOS上の BlueStacks Air から Android版 mixi2 を起動した画面

P. S. 12月23日,mixi2は開始1週間で登録者数は120万人に達した。mixi1では,100万人突破に1年5ヶ月かかっていた。

2024年12月21日土曜日

人格再現AI(4)

人格再現AI(3)からの続き

単なる政策シミュレーション,行政シミュレーションのレベルであれば,仮想人格再現集団だけで十分かもしれない。これを政治的な意思決定に絡めようとすると実在人格再現集団が必要になってくる。非常に微妙で危険な話ではある。まあ,過疎地の自治体では低い議員報酬と人口減の影響で議員のなり手が無くて困っているというNHKニュースをみかけたので,可能性はないわけではない。

選挙や政治の話題を生成AIにもちかけて,以前拒否されたことがあるので,なるべく差し障りの無い表現で尋ねてみたのが以下の結果である。人格再現AIにしたところで,いまの議員たちと同様に,組織エゴを内包したポピュリズムとプロパガンダが満ちた政治的対応をするのであれば,何のためなの人格再現AIによる代議制なのかということになる。

そのためには,選挙を抽選等の方法で代替することとセットで考える必要があるが,これはこれで面倒な話が満載になりそうなので,熟成するまでしばらく考えることを放置しておく。
Q(koshix):
統計的に信頼できるだけの実在人格再現の集団を用意して,それらの間で一定の社会を構成すれば,様々な政策シミュレーションが可能になって,代議制民主主義のこれまでの常識から全く離れた政治システムを実現することが可能になりませんか

A(ChatGPT o1):
以下は検討のための前提とプロセスを整理し、可能性と課題を考察します。なお、ここで論じる内容は理論的な可能性と将来予測を含み、現段階での技術・社会制度からの飛躍があります。

【コンテキスト・前提条件・ステップ】

1.前提条件:
・十分な数の実在人格再現が可能であること。
・それぞれが、実在する人々と極めて近い嗜好、行動様式、知識、価値観を持ち、統計的に集団分布が現実社会を忠実に反映していること。→統計からは抜け落ちる民情がある
・外部からの刺激や条件を調整することで、一定の「社会」を再現できる高度なシミュレーション環境があること。

2.想定応用ケース:
政策シミュレーション:税制改革、社会保障制度、教育制度、環境規制などの新政策案をデジタル社会内に適用し、その中で起きる意見対立、コンプライアンス度、満足度、経済活動量、社会指標(幸福度、格差など)の変化を観察する。
マクロ的な政治実験:代表者を選ぶ過程をシミュレートし、現行の投票制度とは全く異なる方式(例えば、熟議デモクラシー、ランダム選抜、あるいは一定条件下でAIが適正化した制度など)を試行する。これにより、現行制度ではテストが困難な新しい民主的意思決定メカニズムを検証できる。

3.社会的・政治的インパクト:
新たな政治システムの基盤としてのシミュレーション
従来は理論・モデル・一部の世論調査でしか計れなかった政策の影響を、よりリアルに近い「バーチャル社会実験」で評価可能になる。これにより、立法府・行政府が政策判断を下す際に、事前に「政策Aを実施するとバーチャル社会でこれだけの不満が噴出し、格差拡大が生じ、対立が激化した」などの具体的情報を得られる。これは政策決定者の判断材料となり、よりエビデンスベースな政治が実現する可能性がある。
代議制民主主義からの脱却または進化
現在の代議制民主主義は、定期的な選挙を通じて国民の意思を反映するシステムであるが、個々の政策の事前検証や選択肢比較が十分になされないまま、政治的妥協やロビーイング、政党間取引で決定される傾向がある。
高度なシミュレーションを用いれば、国民(あるいは再現人格集団)の意思動向、反応パターンを定常的にフィードバックでき、ある種の「デジタル世論テスト」を実施し続けることで、政策形成プロセスが「試行と修正」を前提とした動的システムへと変容する。
こうした仕組みは、従来の「政治家や政党への一括委任」というモデルから、「個々の政策ごとの精緻な実験と最適化」を行う技術官僚的・シミュレーション主導型のガバナンスモデルへシフトし得る。→これが危ないんだわ
意思決定過程の民主化・透明化
デジタル人格群が多様な背景・価値観を反映しているなら、それらの反応をオープンデータ化することで、政策決定過程で「この政策がなぜ支持され、なぜ反対されるのか」という根拠を可視化できる。さらに、こうしたシミュレーション結果を国民が随時参照できれば、意思決定そのものの透明性が増し、「政策実験結果に基づく対話」といった新たな政治参加モデルを形成する可能性がある。

4.潜在的な課題・リスク:
人格再現の精度・代表性の問題
デジタル人格がどこまで現実の人間を反映しているかが不確実な場合、シミュレーション結果はバイアスが含まれる。モデル上では支持されても、実社会では全く異なる反応が生じる可能性がある。
倫理的懸念
本人同意が得られていないデジタル人格再現や、個人情報の侵害、人格権の問題が発生する可能性。加えて、現実の国民が「デジタルツイン」による意思決定に不満を抱けば、政治的正統性が揺らぐ恐れもある。
権力の偏在・ハックの危険性
シミュレーション結果を制御・操作できる勢力が現れれば、その勢力が政策立案過程を恣意的に誘導するリスクがある。また、ソフトウェアバグやサイバー攻撃によってシミュレーション結果が歪められれば、政治的混乱を引き起こす。

5.結論と展望:
理論上は、統計的に十分な数の実在人格再現によって構成されたデジタル社会を用いれば、従来の代議制民主主義では困難だった多角的な政策実験・評価が可能になり、新たなガバナンスモデルが検討できるようになります。その結果、これまでの「代表を選んで任せる」という間接的な仕組みから、より実験的・エビデンスベースかつ柔軟な政治システムへの移行が可能となるでしょう。

しかし、これは政治正統性、倫理的問題、技術的安全性、データ品質、モデルのバイアスなど、多くの課題を克服したうえでのみ実現できる遠大なビジョンであり、現行の政治・法・制度基盤との整合や社会的合意形成が不可欠です。したがって、技術の進歩とともに段階的な実証・検証を行い、社会的受容性と倫理的基準を確立する必要があります。

2024年12月20日金曜日

人格再現AI(3)

人格再現AI(2)からの続き

現在,教育現場では自分の代わりにAIに宿題をやらせるということが禁止されている。困ったものだ。いや当然なのかもしれない。それはそれとして,職業現場では倫理的な問題なしに自分の仕事をAIに任せることがあたりまえにように認められる状況を想定するどどうだろう。

その世界に次のような条件を設定する。(1) 一人の人が複数の職場の仕事を同時に掛け持って請け負う超多重副業状態が認められる,(2) マネージメント機能を持った複数の職場の仕事の調整をはかる自分の人格再現AIも認められる。これにより,これまでの様々な制度的枠組をそのままにしたままで,自分のマネージメントAIが複数の職場と契約を結んで,自分の人格再現AIによって多重並列的に業務をこなせば,一番手取り早く以下のQに対する解決策になるのでは?

あるいは,一人一人が実質的に人格再現AI派遣個人事業主になる世界観だろうか。この事業主は,法人としてではなく,普通の個人と同様に振るまう。そして,各企業や団体に就職活動して普通に就職するのだ。ただし,同時に複数の多数の職に就くわけで,これらのマネージメントまでも人格再現AIにまかせて,本人は左団扇なのだ。

問題は,それだけのリソースをまかなうための資金(資本)を用意できるかということだけれど,将来のChatGPT Super Proが2000ドル/月=30万円/月だとしても,それ以上の収入を稼ぎ出せば原理的に可能なように思える。為替リスクとか,対米依存リスクとか,ネットワークアクセスリスクとか,いろいろあるかもしれないので,人格AI保険に入る必要がある。

(注)このようなAI再現人格労働者は,健康保険や年金などは,企業負担分なしに,すべて個人でまかなうなどなど。雑なシミュレーションスケッチなので,制度的な詰めはまだ不十分だ。
Q(koshix):
自分の人格再現をしたAIに労働をさせることでその対価を得ることができるようにすれば,肉体労働や高度技術労働以外の労働人口を補完し,収入を増加させることができませんか。

A(ChatGPT o1):
以下は問題の考察に至るためのステップおよび前提条件の整理を行った上で、提案やリスク、実現性について包括的に検討します。なお、以下の内容は現状の技術や社会制度を踏まえた推測や理論的考察であり、将来的には技術や制度が変化する可能性があります。

【コンテキスト・前提条件・考え方のステップ】
1.技術的背景:
AIによる人格再現技術が進み、個人の知識・思考過程・対人コミュニケーションスタイルなどが再現できると仮定します。その結果、「自分のデジタル人格」を生成し、その人格AIを様々なタスクに就労させることが可能になるかもしれません。

2.仮定される社会的・経済的仕組み:
・デジタル人格がサービス提供者として正式に認められ、法律的にも「業務委託AI」として契約行為が可能になること。
・デジタル人格による労働に対して、報酬を受け取る主体が(人格のオリジナル)人間であると法的に整備されること。
・知的労働やクリエイティブワーク、カスタマーサポート、コンサルティングといった「肉体労働以外」のタスクの多くがデジタルAI人格によって代行可能となること。

3.経済的・社会的インパクトを考えるフレームワーク:
労働力補完・拡充効果
オリジナルの人間が常時対応することが難しい時差地域や顧客層に対して、デジタル人格が24時間365日サービスを提供することで、労働力の拡張が可能となり、個人の収入源増加につながる可能性がある。
スケーラビリティ
1人のオリジナルから無数のデジタル人格を作成し、それぞれを並列的に稼働させることで、実質的に「労働時間」を大幅に増やすことができる。これは究極的には、単位時間当たりの「人件費」を削減しながら、労働成果を増やす構図になります。

4.応用シナリオ:
コンサルタントや専門家のノウハウ拡張
専門家が自分の知識・思考プロセスをAIに学習させ、それを多数のクライアントに同時提供。専門家本人は高度な交渉や新規顧客開拓などに注力し、定型的な質疑応答や基礎的なアドバイスはAI人格が対応することで、稼働効率が上がり収入増も期待できる。
カスタマーサポート・顧客窓口業務
個人事業主、スタートアップ経営者、フリーランサーが、顧客対応用の自己人格AIを用いて24時間顧客対応を可能にすることで、顧客満足度と収益を改善できる。
コンテンツクリエイターやアーティストの「ブランド分身」
有名なアーティストやインフルエンサーが「公式AI人格」を多数展開し、ファンとの個別対話、サブスクサービス、教育コンテンツ提供等を行うことで新たなマネタイズチャネルが生まれる。

5.潜在的な課題・リスク要因:
知的財産・肖像権・人格権の問題
オリジナル人間の意志や人格がどの程度保護されるか。また、AI人格が長期間学習・運用される過程で、オリジナルと乖離した行動・発言を行う場合、その責任は誰が負うのかといった問題が生じる。
経済格差や労働市場への影響
個人がAI人格を用いて収益を増やす一方、既存のホワイトカラー業務や知的労働職がAI人格に大きく代替されることで失業や賃金低下が起きる可能性がある。デジタル人格を所有できない人、あるいはスキルや知名度を持たない人は不利になるなど、新たなデジタル格差が生まれる懸念がある。
信頼性と質の保証
AI人格が提供する業務やサービスの品質管理、セキュリティ面での懸念、データの漏洩などが問題となる可能性がある。
法的整備の遅れと悪用リスク
法整備が追いつかない場合、他人の人格を無断で再現し、それを収益に利用するなどの悪用が起こり得る。また契約関係や税制、保険、消費者保護など幅広い分野で新たな規制や調整が必要となる。

6.要約と展望:
理論的には、「自分の人格を再現したAIを労働力として活用」することは、労働供給を増やし、収益を多元化する手段となり得ます。このアプローチは、知的労働を中心に、時間的・空間的制約を超えたサービス提供を可能にし、オリジナル個人にとって収入源拡大の可能性を開くでしょう。また、社会全体で見ると労働力不足を補完し、多様なサービスを潤沢に供給できる側面もあります。

一方で、このモデルを現実に機能させるためには、デジタル人格の法的地位、契約形態、税金、責任所在、セキュリティといった多くの課題をクリアする必要があります。さらに、経済格差の拡大や労働市場構造の変化を招く可能性もあり、単純に「収入増」や「労働人口補完」に留まらない複雑な影響が考えられます。

【結論】
技術的に実現可能になれば、個人が自分の人格再現AIを稼働させることで、労働市場に新たな労働力を供給し、収入増加につなげることは理論上可能です。しかし、実現には法整備、倫理規範、セキュリティ対策、エコシステム全体のバランス調整など、多面的な取り組みが必要となり、その影響は非常に複雑かつ長期的な検討を要するでしょう。

2024年12月19日木曜日

mixi2(2)

mixi2(1)Bluesky(3)からの続き

昔,研究室で頻繁に学生向けのPCを購入していた時代のこと,その環境設定は結構楽しかった。やがてだんだん面倒に感じる割合が増えてきて,楽しいけれどなるべく簡単に済ませたいと思うようになる。まあ,むしろ大変なのは日常の継続的な管理のほうだった。

SNSも同じだ。新しいSNSが登場するとまず必要なのは,フォロー先を一定数に増やして環境を整えることである。そのうち,自分が投稿するようになると自然にフォロワーも増えていく。面倒だといえばそうかもしれないが,結構楽しくもあり,これがSNS設定の醍醐味だともいえる。まあ複雑な心境なのです。

mixi2はどうだろうか。久しぶりの新しいSNSで,ほぼズルズルの招待制なので,いつものネット常連を簡単にフォローすることができる。同じようなアーリーアダプターが砂糖に群がる蟻のようにわらわらと集まってくる。インターネット老人会といわれる所以である。まだ,3日目くらいなのに,Blueskyの半分程度のフォロー数が達成できてしまった。

現時点でのSNSの状況をまとめておこう。なお,TikTokは登録しているけれどほとんど使っていない。老人には無理。あと,Nostr そんなものありましたっけ。

SNS名   URL         フォロー中:フォロワ 登録日
--------------------------------------------------------------------------------------------------
X(https://twitter.com/koshix/)           961:969  2008.8-
Facebook(https://www.facebook.com/koshix/)  397:397  2009.5-
Mastodon(https://mstdn.jp/@koshix)        271:319  2017.4-
Instagram (https://www.instagram.com/koshix7/)   406:323  2019.10-
Bluesky (https://koshix.bsky.social)       563:186  2023.5-
Threads (https://www.threads.net/@koshix7)    472:158  2023.7-
mixi2(https://mixi.social/@koshix)         311: 82   2024.12-
--------------------------------------------------------------------------------------------------

X:
小松左京の「神への長い道」で予言された  Twitterは,イーロン・マスクの金の力によってみごとに破壊されてしまった。日本国内ユーザ向けの貴重な情報はまだ流れているので,完全には撤退できない。しかし,レギュレーションが放棄された悪=フェイクの巣窟と化しつつある。

Facebook:
自分ではほとんど使っていないが,芳賀高洋さんや鈴木晶さんや芦田宏直さんの情報はここでしか得られないのでこれも撤退できない。

Mastodon:
いっとき話題を集めたが,最近は完全に放置してある。イザというときのシェルターだ。

Instagram:
自分の散歩写真を定期的にアップロードしているが,フォロワーは減ってしまった。ところが,いろいろなお店が Instagram をホームページ代わりに使うことが多くなっている。しかたがないので,これらをどんどん登録してしまいフォロー先がフォロワーを上回ってしまったよ。

Bluesky:
これが現在の自分のメインSNSである。というか,なるべくXからこちらへ移行したいと考えている。でも実際のアクセス頻度は1:1程度だろうか。投稿するならBlueskyとは思うけれど,まだまだ影響力はXの方が大きいのだ。Xからの避難ユーザ数は順調に伸びているらしい。

Threads:
癖があるのだけれど,流れているコンテンツの質は一番いいかもしれない。Metaの支配下にあってInstagramとの関係などややこしいので,できれば避けたいSNSだ。時々アクセスする程度。

mixi2:
mixiとは全く違うSNSであり,日本向けにうまくアレンジされたTwitter代替といえる。まだ3日目なので,ゆるい挨拶のようなものしか流れていない(もしかすると永遠にゆるいのかも)。ニュースや組織の情報提供もほとんどない。政治の話題も科学の話題もない。18歳未満は登録できず,かつ大人向けコンテンツは禁止されている。若者が集まるかどうかは不明。収益化のビジネスモデルは不明。今のところ,内容がないよう状態だけれど,インターネット老人会を中心に和気あいあいとしている。まあ,Clubhouseのようにあっという間に消えてしまうことはなさそうである。

図:mixi2のアイコン(mixi.socialから引用)

koshixからの #mixi2 招待🎟️一緒にはじめよう!🚀

https://mixi.social/invitations/@koshix/THHnM37Pf2UaMgn9LFhNUC


P. S. 「立花」というキーワードで検索してみると,mixi2では 「立花孝志」が1%以下しかでてこない。一方,XやThreadsでは「立花孝志」が99%を占めている。Blueskyは「立花孝志」率が60% 程度だ。自分には,mixi2の世界は多くの人が平和で暮らせたとしても,ちょっとあわないのかもしれない。


[1]mixi2人気ランキング(UserLocal)

2024年12月18日水曜日

交代磁性体

スーパーフレアからの続き

テレビや新聞のニュースの時間に取上げられる科学や技術のトピックスは,よくよく注意する必要がある。素直に聞いていると,ものすごいブレークスルーやイノベーションが到来していて未来はバラ色だという印象を持ってしまうのだ。多くの場合は,プレスリリースする側が話を盛っていて(まあ将来の展望部分はそうならざるを得ないのだけれど)落ち着いて判断する必要がある。

スーパーフレアや破局的噴火や地球温暖化など危機を煽る場合も同様だ。いずれにしても本当の専門家でないとなかなか正当な判断ができない。困ったなあ。これじゃとてもじゃないけどフェイクニュースに対応できない。科学解説の人がフォローしてくれればよいのだが,その成れの果ては池上彰だからなあ。

スーパーフレアの話題があった朝のNHKニュースでは,東大工学部の関真一郎東大物性研究所の高木里奈グループの交代磁性体が取上げられていた。いわく,
交代磁性体は、従来利用されてきた強磁性体と異なり、①ビット間干渉の原因となる漏れ磁場が存在しないため素子の集積化に有利、②応答速度が100倍以上高速、③磁気的な外乱に対する耐性が高い、といった特徴を持ち、次世代の超高密度・超高速な情報媒体としての活用が期待されます。(東大工学部プレスリリースから引用,なお,常温で動作することも重要なポイント)
図:交代磁性体とは(東大工学部プレスリリースから引用)


こういう場合は,Perplexity Pro にたよればよい・・・かな?
Q(koshix):
反平行なスピン配列と、特殊な対称性の原子配列を併せ持つ、交代磁性体(Altermagnet)が,室温で情報の読み書きが高速で可能になると聞きましたが,その原理について,理系の大学生にわかるように説明してください。

A(Perplexity Pro):
(回答略)

Q(koshix):
「交代磁性体の特殊な構造により、↑↓と↓↑のスピン状態の下で運動する電子が、量子力学的な機構を通じてそれぞれ逆符号の大きな仮想磁場を感じます。」の部分を量子力学を学んでいる学生向けに詳しく説明してください。仮想磁場の意味もわかりません。

A(Perplexity Pro):
交代磁性体における仮想磁場の発生は、量子力学的な効果に基づいた興味深い現象です。以下に、この現象をより詳しく説明します。

1.仮想磁場の概念
仮想磁場とは、実際の磁場が存在しないにもかかわらず、電子が感じる磁場のような効果のことを指します。この場合、電子の運動に影響を与える何らかの力が存在し、その効果が磁場と同様の振る舞いを示すことから「仮想的」と呼ばれます。

2.交代磁性体における仮想磁場の発生メカニズム
(1) ベリー位相と幾何学的位相
交代磁性体における仮想磁場の発生は、量子力学的な概念である「ベリー位相」または「幾何学的位相」と密接に関連しています。ベリー位相は、量子系のパラメータが断熱的に変化する際に波動関数が獲得する位相のことです。
(2) スピン-軌道相互作用
交代磁性体の特殊な結晶構造とスピン配列により、電子の運動に伴って強い
スピン-軌道相互作用が生じます。このスピン-軌道相互作用により、電子の運動に依存したベリー位相が発生します。
(3) 運動量空間での曲率
電子の波動関数は、運動量空間において特定の曲率を持つことになります。この曲率は、実空間での磁場と同様の効果をもたらし、電子の運動に影響を与えます。

3.↑↓と↓↑のスピン状態による逆符号の仮想磁場
交代磁性体の↑↓と↓↑のスピン状態では、以下のメカニズムにより逆符号の仮想磁場が生じます:
(1) 時間反転対称性の破れ: ↑↓と↓↑の状態は時間反転操作で互いに移り変わります。この時間反転対称性の破れが、逆符号の効果をもたらします。
(2) 運動量空間での曲率の反転: スピン状態が反転すると、運動量空間での波動関数の曲率も反転します。これにより、仮想磁場の向きが逆転します。
(3) スピン-軌道結合の符号変化: スピン配列の反転に伴い、スピン-軌道相互作用の符号も変化します。これが仮想磁場の符号反転につながります。

4.仮想磁場の観測
この仮想磁場の効果は、ホール効果として観測することができます。↑↓と↓↑のスピン状態で、電流に垂直な方向に逆符号の起電力が生じます。これは、実際の磁場がなくても、強磁性体におけるホール効果と同様の現象が起こることを意味します。

5.量子力学的な解釈
量子力学的には、この現象は以下のように解釈できます:
(1) 電子の波動関数は、スピン状態と結晶構造に依存した位相因子を含みます。
(2) この位相因子が、電子の運動に対して追加的な位相変化をもたらします。
(3) 位相変化は、実効的なベクトルポテンシャルとして作用し、これが仮想磁場を生成します。
この仮想磁場の概念は、トポロジカル絶縁体量子ホール効果などの現代的な凝縮系物理学の理解にも重要な役割を果たしています。

物理としては非常に面白い話だと思う。その技術的応用についての定量的な評価に関する説明がほしかった。 

2024年12月17日火曜日

mixi2(1)

あれっ,なんだか風がふいてるみたい。と思えば,笠原健治(1975-)さんのmixi2が始まっていた。一時かなり流行っていた mixi(2004-)にはそこまで深入りしていなかった。はて,あれは誰に招待してもらったのだろう,それすら忘れてしまった。

2008年8月11日,iPhone3Gを買ってすぐに見つけたNatsuLionアプリで twitterを始めて2年後にはmixiは招待制ではなくなり,自分もほとんど使わなくなっていた。それから長い間mixiアカウントを放置したままだったが,セキュリティの問題があるので数年前にそれを削除した。

その mixi が mixi2 となって12月16日に復活した。ゆる〜い招待制なのだが,りんこうたつさんが招待コードを公開していたので,それを使って早速登録してみた。面倒だった昔の足跡機能はなさそうなので,落ち着いて使えるかもしれない。ネットでよく見かける人々は概ね参加しているけれど,物理屋さんや哲学系・数学系・文学系・社会科学系の人はまだ少ない。


図:mixi2の招待コードの例(注意してね)

[1]これからのSNSに必要なのは「分人主義」(mixi2リリースによせて,カイ士伝)