黄色い帽子といっても,おさるのジョージのおじさんではない。紛失後に戻ってきた襟巻きの件だ。この襟巻きにAirTagが装着されることになる。
生協の隣のクリーニング屋に出していた襟巻きを取りに車で向かっていた。生協近くの十字路で右折待ちをしていたら,右手の横断歩道の両側で小学生が3人モチャモチャしている。さっさと渡らないと危ないなあ,うちの孫もああなりそうやわ,などと見ていると,一人の女の子が通学用の黄色い帽子を落としたまま,横断歩道を渡って右に歩いていった。声をかけるが車の中からでは聞こえない。
ちょっと拾ってあげてよ,というので,えぇーっ,とかいいながら右折後に助手席から降りて横断歩道に向かう。幸いにも横断歩道の手前のトラックの運転手さんが事情を把握して停まってくれていたので,黄色い帽子を回収して,小学生を追いかけた。ところがここで小学生が走り出すのである。残念ながら,71歳の高齢者は小学生にかけっこで完敗してしまう。
家人の運転する車が小学生の横につけて,声をかけてくれたので,ようやく黄色い帽子を持って走っている爺さんに気づいた。助かったと思って速度をゆるめると,後から別の小学生に声をかけられた。あのーマフラー落としてます。
そうなのだ。クリーニング屋に出した襟巻きの代わりに短い襟巻きをしていたが,走っているうちに首からほどけて落としてしまった。下手すると三度目の襟巻き紛失事件になるところだった。何をしていることかよくわからない。
図:ChatGPTではなかなか思ったイメージが出てこない(DALL-E3による)
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