芥川龍之介が「蜘蛛の糸」を発表して百年。高二の秋の文化祭,クラスの仮装行列のテーマが 蜘蛛の糸だった。お釈迦様の極楽タワーの竹を近所から切り出し,地獄の焔と煙の絵を描いた。犍陀多に続いて蜘蛛の糸(登山部の赤いザイル)に群がる地獄の亡者だったころ。
2024年11月3日日曜日
フレイル予防
2024年6月6日木曜日
サルコペニア
2024年4月4日木曜日
機能性表示食品
F216 2020/06/29 小林製薬株式会社(4120001077402)コレステヘルプ 加工食品(サプリメント形状)米紅麹ポリケチド ・変更 2024/03/22 ・撤回 2024/03/26G970 2021/12/08 小林製薬株式会社(4120001077402)コレステヘルプa 加工食品(サプリメント形状)米紅麹ポリケチド ・変更 2024/03/22 ・撤回 2024/03/26H98 2022/05/16 株式会社ファンケル(3020001000366)コレステサポート 加工食品(サプリメント形状)紅麹ポリケチド・りんご由来プロシアニジン ・変更 2024/01/24H393 2022/08/10 小林製薬株式会社(4120001077402)ナイシヘルプ+コレステロール 加工食品(サプリメント形状)ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン、米紅麹ポリケチド ・変更 2023/11/07 ・撤回 2024/03/26I199 2023/05/17 小林製薬株式会社(4120001077402)ナットウキナーゼさらさら粒ゴールド 加工食品(サプリメント形状)納豆菌由来ナットウキナーゼ、米紅麹ポリケチド ・変更 2024/01/31 ・撤回 2024/03/26
I631 2023/08/18 株式会社ZERO PLUS(9290001031420)悪玉コレステロールを下げるのに役立つ 濃厚チーズせんべい 加工食品(その他)米紅麹ポリケチド ・変更 2024/03/25 ・撤回 2024/03/27
I773 2023/10/16 小林製薬株式会社(4120001077402)いきいきヘルプ 加工食品(サプリメント形状)米紅麹ポリケチド、大豆イソフラボン ・撤回 2024/03/26I827 2023/10/31 小林製薬株式会社(4120001077402)コレステヘルプWa 加工食品(サプリメント形状)米紅麹ポリケチド、EPA・DHA ・変更 2023/12/22 ・撤回 2024/03/26I873 2023/11/10 小林製薬株式会社(4120001077402)コレステヘルプb 加工食品(サプリメント形状)米紅麹ポリケチド ・変更 2024/01/30 ・撤回 2024/03/26I1027 2023/12/14 小林製薬株式会社(4120001077402)いきいきヘルプa 加工食品(サプリメント形状)米紅麹ポリケチド、大豆イソフラボン ・撤回 2024/03/26
2022年8月19日金曜日
LDLコレステロール(2)
LDLコレステロール(1)からの続き
天理市立メディカルセンターの人間ドックの結果がよろしくなかったので,8月15日に血中脂質の再検査を申し込んでいた。
9時の受付で,体重を測り採血してもらう(血圧は測らなくていいのか)。50分くらい待って診察を受けた。結果は,総コレステロール(130-219 mg/dL)が 257 -> 229,HDLコレステロール(40-75 mg/dL)が 68->64,LDLコレステロール(70-139 mg/dL)が 170 ->145 だった。
朝食のトーストのバターをやめるなどの成果がでたのか。次回は来年の人間ドックでチェックすることにした。お医者さんからは,卵黄・魚卵・肉類の脂肪を減らせと指示された。食品に含まれるコレステロールの摂取と,体内でのコレステロール合成を促進する飽和脂肪酸の摂取の2つがあって,それらを両方とも控えなさいということだった。
帰ってから,コレステロールについてもう一度勉強してみた。胆石はコレステロール98-99%でできてるものなのか。コレステロールが血漿中で輸送されるときには,コレステロールにタンパク質が結合したリポタンパク質の形をとる。これは,その密度のわずかな差によって数種類に分類できる。もっとも密度が大きなものが,HDL(高密度リポタンパク質,ρ=1.063–1.210 d= 7–10 nm),その次がLDL(低密度リポタンパク質,ρ=1.019–1.063 d=19–22 nm)だ。
LDLが酸化してマクロファージに取り込まれたものが血管に沈着すると動脈硬化の原因となって,死因順位第2位の心疾患(16%)や第4位の脳血管疾患(7%)を引き起こすらしい(なお,第1位の悪性新生物の死因割合は27%)。
ところが,WikipediaのLDLの節には次のような記述があった(参考資料)。
以前は悪玉コレステロールとも呼ばれたが、現在では否定されている。最新のACC/AHAガイドラインでは家族性高コレステロール血症の患者以外ではLDLの目標値を設定するエビデンスはないとされている。
ACC/AHAは,米国心臓病学会と米国心臓病協会のことで,その2018年ガイドラインはこれ。専門的な英文を解読するのが難しいので,日本動脈硬化学会の反論の方をみる。
今回のACC/AHA ガイドラインの特徴の一つは、脂質管理目標値を設定しないことである。LDL-Cの管理目標値を決定するに足るエビデンスは現状では十分ではないことに関しては我々も異論はなく,すでに動脈硬化性疾患予防ガイドライン2012年版でも20-30%のLDL-C低下を目標とすることも考慮すると記載されている。
他のリスク要因がなく,単にLDLコレステロールの値が高いだけという場合は,LDLコレステロールを一定値まで下げるということに意味がないということなのか?
2022年5月13日金曜日
LDLコレステロール(1)
人間ドック(2)からの続き
以前から,中性脂肪やLDLコレステロール値にしばしば警告が出ていたが,あまり気にすることはなかった。ところが,今回はいよいよ,要治療領域まであと一歩という説明をドクターから直接受けたので早速以前の結果を見直してみた。
2022年5月12日木曜日
人間ドック(2)
人間ドック(1)からの続き
昨日は,天理市立メディカルセンターの人間ドック健診日だった。
天理市の国民健康保険加入者に対する人間ドック補助制度がある,今年から条件に該当することになったので,早速申し込んでいた。メディカルセンターの受付時間は8:30から8:45までで,10分前につくと6番目だ。大手前病院では,家を6:00前に出て,7:15に病院に到着してやっと6番目前後だったので,えらい違いである。
天理市立メディカルセンターは,高井病院の福祉医療法人である高清会が運営していて,設備も比較的新しく普通の病院とあまりかわらない。健診を受けている人数がそもそも少ないので対応はよい。タニタの最新式体重計では,体脂肪率だけでなく身体各部の脂肪量や筋肉量まで算出してくれる。脂肪量は平均値なのだが,筋肉量が平均より2段階下である。どおりで懸垂ができなくなるわけだ。
気になった点は,(1) 眼底検査がなかなかうまくいかず,3回取り直した。これは私のせいなのか?(2) 聴力検査はかなりアバウトなのであった。(3) 胃X線(バリウム)は検査技師の方はとても丁寧で親切だったけれど,発泡剤を補助液なしにそのまま口に入れ,大量のバリウムで直接流し込む方式には閉口した。診断台で身体を支えるのもなかなか困難になってきたので,来年は胃カメラかな。
問診は,超音波検査を担当していたお医者さんに血液検査のデータを見ながら丁寧に説明してもらった。LDLコレステロールが170mg/dLと後一歩で要治療の180mg/dLに達するということで脅された。さっそく看護師の保健指導をうけつつ3ヶ月後の再検査を申し込むことに。
[1]バックス発泡顆粒(「透視開始に際して、造影剤投与開始直前あるいは投与開始後、年齢、胃内容積の個人差、造影の体位に応じて、約100~400mLの炭酸ガスの 発生量に相当する量を、少量の水または、造影剤と共に経口投与する」なので,補助液なしでもかまわないらしい。)
2020年10月13日火曜日
人間ドック(1)
昨日は晴れ。大手前病院の人間ドックの受診日だった。今年度になって大阪市に出るのもこれが2回目か。そういえば,政令指定都市の大阪市の存続も風前の灯となっている。菅首相のもとで勢いづいている大阪維新に対し,なかなか有効な反撃の手だてが見つかっていない。
新型コロナ感染症対策が厳重になされている中での人間ドックだったが,受診者は例年より多かったかもしれない。なんだか混んでいた。なじみの職員が入れ替わっていたり,あいかわらず胃X線が荒っぽかったり,このごろ眼底検査の要領が悪かったり(こちらの目が濁ってきているのかな),聴力検査の説明がやけに丁寧だったり,心電図のペーストがべとつかなくなったり,なんとなく例年とは違う空気を感じる。ここでの診断も,共済組合の任意継続が終了するので今年限りかもしれない。
大阪城が見える見晴らしのよい12階のレストラン(職員食堂)の人間ドックサービスメニューが変更されていた。昨年までのうどん+おにぎりが,和定食,洋定食,やわらか食の三択になっており,洋定食を注文したところ,ななかなクオリティが高かった。
血液検査の速報値も出るようになった。あいかわらず悪玉コレステロールの値が高すぎる。