2024年7月23日火曜日

Japhalbet

松尾公也さんが面白いことをやっていた。

Claude 3.5 Sonnetを使って新しい自然言語を創るというものだ。次のとおりだ
Q(mazzo):
現在の日本語をベースにして、表記文字はアルファベットのみを使った新しい言語の仕様を考えて。非ネイティブが使いやすく、覚えやすく、日本語話者も再学習が容易なものとする

A(Claude 3.5 Sonnet):
新しい日本語ベースの言語の仕様を考案しました。この言語をJaphalbet(ジャファルベット)と呼ぶことにします。以下に主な特徴を示します:
1.文字体系:
 ・アルファベットのみを使用
 ・長音は母音を重ねて表現 (例: aa, ee, oo)
 ・撥音は「n」で表現
 ・促音は子音を重ねて表現
2.文法:
 ・基本的な語順はSVO(主語-動詞-目的語)に変更
 ・助詞は省略し、語順で文法関係を表現
 ・時制は動詞の後に付加語を追加 (例: -ta for過去, -ru for現在/未来)
3.発音:
 ・日本語の発音規則を基本とするが、「つ」は「tu」、「ふ」は「fu」と表記
4.語彙:
 ・日本語の語彙を基本とするが、複雑な漢語は簡略化
 ・外来語はそのまま使用可能

そこで,自分もまったく同じプロンプトを試してみた。似たような雰囲気だが,語順は S-O-V のままだった。

Q(koshix):
現在の日本語をベースにして、表記文字はアルファベットのみを使った新しい言語の仕様を考えて。非ネイティブが使いやすく、覚えやすく、日本語話者も再学習が容易なものとする

A(Claude 3.5 Sonnet):
アルファベットのみを使用した日本語ベースの新言語仕様

1.アルファベットと発音
標準的な26文字のラテンアルファベットを使用
発音は日本語の音声規則に従う
長音は母音を重ねて表記(aa, ii, uu, ee, oo)

2.基本文法
主語-目的語-動詞(SOV)の語順(日本語と同様)
文法機能を示す助詞(日本語から簡略化):
「wa」:主題を表す
「ga」:主語を表す
「o」:直接目的語を表す
「ni」:間接目的語や方向を表す
「de」:動作の場所を表す
文法的性別なし
冠詞なし(a, an, the に相当するものがない)

3.動詞
動詞の語幹 + 時制/相マーカー
現在/未来形:動詞の語幹 + 「ru」
過去形:動詞の語幹 + 「ta」
進行形:動詞の語幹 + 「teiru」
丁寧形:動詞の語幹に「ru」の代わりに「masu」を付ける

4.形容詞
i形容詞:「i」で終わる(日本語と同様)
na形容詞:名詞を修飾する際に「na」を付ける

5.代名詞
簡略化された代名詞セット:
「watashi」(私)
「anata」(あなた)
「kare」(彼)
「kanojo」(彼女)
「sore」(それ)

6.数字
アラビア数字(0-9)を使用
助数詞は簡略化し、数を減らす

7.文構造
日本語と同様に主題卓越型
文脈が明確な場合は主語の省略可能

8.語彙
日本語の単語をベースに、ローマ字で表記
現代的な概念には適宜英語からの借用語を使用

9.敬語
簡略化された敬語システム:
「san」:一般的な丁寧さを表す
「sama」:高い敬意を表す

10.句読点
標準的な英語の句読点を使用

例文:
"Watashi wa kinoo toshokan de hon o yomimashita."
(私は昨日図書館で本を読みました。)

これでは,たんなるローマ字表記ではないか。チーン。

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