そもそもの発端は,標本資料の受け皿となる奈良県に県立自然博物館がなかったことだ。そのため,県立自然博物館をつくる会からの標本資料の受贈を,県が現状のままで保管管理するということで妥協したものだ。
そこで,各都道府県に,自然史博物館がどの程度整備されているかを調べてみた。Perplexity PROに下記のプロンプトを投げたけれど,博物館名は7-8割,URLは5-6割ほどが正しいだけだった。このままでは使えないので,Wikipediaの日本の博物館一覧を参考に修正した。
宮城県仙台市には,昔,斎藤報恩会自然史博物館という立派な博物館があったのだが,2009年に経営状況が悪化して閉館になった。所蔵品は国立科学博物館に寄贈された。広島県にもなにかあって良さそうなものなのだけれど,残念ながらないのだ。
下記のリストで,純粋な自然博物館は3割程度だ。多くは県立の博物館の一部の自然誌部分となっている。科学館と銘打ったところは,体験型の物理化学技術系の展示物やプラネタリウム+恐竜が中心の施設になっている。宇宙と恐竜はどの県でも人気のようである。
先日訪れた滋賀県草津市の滋賀県立琵琶湖博物館は,淡水魚だけでなく動物なども含めた琵琶湖周辺の生態系を丁寧に展示していて,研究体制や魚類の繁殖体制も整っていた。滋賀県は,環境問題に力を入れてきたのでさすがということか。
なお,今年は福井県立恐竜博物館,昨年は高知県立牧野植物園を訪問しているので,それらも加えてある。
写真:琵琶湖博物館からの琵琶湖の眺め(2024.7.7撮影)
Q(koshix):各都道府県にある自然史博物館(またはそれに類する,動植物全般を扱う博物館)をリストアップしてください。都道府県コード番号,都道府県名,博物館名,博物館URL,の情報が必要です。複数該当する場合は,最も代表的なものを選び,該当する博物館がない場合は,該当なしとして,リストを作成してください。A(Perplexity PRO → 人力修正版)02 青森県20 長野県23 愛知県29 奈良県34 広島県37 香川県42 長崎県44 大分県
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