2019年9月5日木曜日

旭日旗舞う東京五輪

オリンピックや万博に血道をあげるよりも,東日本大震災・原発被害からの復興や急速に劣化しつつある生活・国土インフラ補修のほうがよほど重要だと思っていた。そのオリンピックの方は,招致汚職と猛暑の危険とボランティア搾取と大腸菌まみれの海と次々とケチがついてきたが,日本オリンピック委員会(JOC)の非公開を経由してとうとう旭日旗での応援を認めるというところにまで到達したようだ。

日韓関係の悪化のエピソードとしての旭日旗自衛艦の拒否問題は,今年の5月に外務省と防衛省によるプロパガンダ強化へとつながった。官僚たちはみごとに東アジアの歴史問題を「旭日旗の歴史」問題と,どうでもよい「旭日旗のデザイン」問題と,関係ない「満艦飾の定義」問題にすりかえた(防衛官僚の方がやや賢くない印象がある)。これらを背景として,どうしようもないJOCは新しい結論を導いたようだ。

FIFAのこれまでの経緯などからしても,オリンピック競技場への旭日旗の導入にこれっぽっちも賛成する根拠は出てこない。しかし,まじめな青少年諸君とその延長線上にあるマスコミの皆さんは外務省の説明をみて納得するものと想像される。

[1]2019.5.13,外務省 旭日旗
[2]2019.5.24,防衛省 自衛隊の旗と満艦飾について (自衛艦旗について
[3]2018.7.1,セネガル戦でまたも「旭日旗」。日本代表を応援するのに旭日旗を出すべきではないこれだけの理由
[4]2017.4.27,旭日旗はなぜサッカースタジアムで禁止なのか? 関係ない日本側の主張、知るべき国際ルール
[5]2013.7.30,なぜ韓国サポーターは政治的な横断幕を掲げ、旭日旗に反発するのか?
[6]FIFA Stadium Safety and Security Regulations 

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