和田は,双葉山69連勝でストップの放送でも有名だが,1945年8月15日正午からの玉音放送の担当であり,終戦の詔勅の朗読をしていた。あれは,裕仁天皇の玉音盤を流しただけかと思っていた。それだけではわかりにくかったからか,アナウンサーによる朗読や解説などで補っていたのだ。
1967年の夏,中学生の頃に家族でみた「日本のいちばん長い日」の映画ではじめて玉音放送を巡るエピソードを知ることになった。映画では日本放送協会の関係者も奮闘していたが,放送員(アナウンサー)として,加山雄三(1937-)が館野守男,小泉博(1926-2015)が和田信堅を演じていた。東宝のゴジラ映画でもおなじみの小泉は元NHKアナウンサーだったのか。
写真:玉音盤の副盤(Wikipediaから引用)
[1]厳禁の広告放送(和田信賢)
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