漫才コンビさや香の新山が考案した「見せ算」である。これは,一般人と最先端のテクノロジーやシステムが乖離している世の中で,その問題を解消するためには一般人の数学力の強化が必要だとの主張から始まる。加減乗除の四則演算では少ないので新山が作った五則目の演算が見せ算である。
「見せ算」は,数字と数字を見合わせてどう思うかという演算だ(訳註:演算記号は指定されていないので,ここでは目に似ている@=みせを採用する)。この演算の答えは,和差積商に並んで「眼(がん)」という。
基本ルールその1:(例)1@1=0
同じ数字どうしが見合うと恥ずいのでお互い立ち去るからゼロになる。
基本ルールその2:(例)1@2=2
違う数字が見合うとき,小さい方が大きい方を見ると怖いから立ち去るので大きい方が残る。
応用編その1:(例)6@9=11
お互いに見合うと俺かとなって近づいていって11になる。
応用編その2:(例)2@5= 1.1
お互いに俺かとなって近づいたけれど反転していて違うので携帯を落として1.1になる。
応用編その3:(例)1@100=83⇒84
これは難しいので(訳註:説明略)大学院のルールだ。
図:見せ算に使う数字の形
[1]【見せ算】さや香の視点から見るさや香の漫才(YouTube)
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