2023年12月16日土曜日

情報伝達活動の構造(1)

からの続き

りんちゃんの「棒」は「—」や「|」の問題だった。そうすると答えが変わってくる。
頻度の高い漢字の平均画数が7画程度で,これを棒の数とします。児童・生徒・学生の間は1日100字書いたとして(PCなど除く)10年間≒3000日では,〜30万字程度漢字をかくことになるので,〜200万画くらいかな。
1画5mmだとすれば,200万画は1000kmである。鉛筆1本で 50kmかけるらしいので,鉛筆20本あれば十分だ。ホントか,削りながらの場合は1000本くらいになりそうだ。ジェットストリームのSXR-07では替え芯1本で700mということだから,1400本なのか。


で,あらためて自分が行う情報活動の入出力量について,どの程度になるのか気になった。
のシリーズで半年前に少し考えていたことだけれど,再度見直してみる。

まず,定量的なデータについて考察する前に,個人の情報伝達活動を整理してみた。

図:情報伝達活動の構造

一番下の意識主体が,一人の人だとする。一般化できるように意識主体としている。これが,情報をやり取りするのだけれど,その情報伝達の様態を,(A)入力,(B)出力,(C)対話に分類する。(A)と(B)だけでも十分かもしれないが,あえて独立に(C)という連続的な入出力モード=対話を考えてみる。

また,その情報伝達の対象は,(イ)個体(これも個人=一人の人でもよいが,少し一般化した),(ロ)集団(組織でも社会でもよい),これまたあえて独立に(ハ)AI,を設定した。やりとりされる伝達情報の形態は,(1)静的データ(テキストや図画像),(2)動的データ(音声・音楽,動画),(3)実世界(対面による物理的化学的な接触を含む)とする。(1)と(2)ではメディアを媒介する視聴覚情報だけにフィルタされている。

都合,3×3×3=27通りのパターンに分類できる。技術的な問題を考える場合には,情報伝達の形態を図の右囲みのようにさらに7項目に細分化して考えることもできる。

(例)会話=(イ・ロ,C,3),手紙=(イ,A・B,1),電話=(イ,C,2),
ラジオ・テレビ・映画=(ロ,A,2),SNS=(ロ,A・B,1),VLOG=(ロ,B,2),演劇・音楽=(ロ,A,3),演説・講演=(ロ,B,3),生成AIチャット=(ハ,C,1)

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