ちょうど,しばらく前のNHKのフロンティア第2回「AI 究極の知能への挑戦」でも,脳を利用した計算チップの話が取り上げられていた。東大の池内与志穂准教授のグループが16点のプローブ上においた脳オルガノイドを2つ接続して,反応を観察する様子や,オーストラリアのBrett Kaganのグループの実験室の詳細な映像を見ることができた。
Kaganは,1970年代の最初期のコンピュータゲーム(アーケードゲーム)であるPON(ピンポンゲーム)をこの脳オルガノイドシステムにやらせていて,学習効率の高さを強調していた。すごくないか。
写真:脳オルガノイドチップ(左 F. Guo et. al. から,右 B. Kagan et. al. から引用)
[1] Brain organoid reservoir computing for artificial intelligence(Feng Guo et. al.)
[3]脳オルガノイドをコンピューターに接続,日本語の音声認識に成功(MIT Tech Review)
[4]In vitro neurons learn and exhibit sentience when embodied in a simulated game-world(B. Kagan et. al.)
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