CFR(致命率)(1)からの続き
図1 アジアにおける「致命率」の推移
図2 欧米における「致命率」の推移
アジアではほぼこの値が収束に向っている,ただしシンガポールだけは特異的に値が小さくその動向も他とは異なっている。安定後に再び感染数が急増したにもかかわらず死亡数が一定で非常に小さいまま推移しているからである。日本や東京が増加傾向をしめしているのがちょっと気になる。
欧米ではアジアより1桁大きい水準で収束に向っている。ここで特異的なのはロシアであり,これも感染数の増加に比べて死亡数は非常に低い水準にとどまっている。カナダ,アメリカは欧州より低い水準になっているが,ブラジルは欧州に次ぐ値になっている。
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