民放の番組をまじめに見ていたら,かつて塩田剛三は良く取り上げられていたので常識として身についていたのかもしれないが,この度YouTubeで動画をみるまではまったく知らなかった。
合気道(1942-)は,植木盛平(1883-1969)が大東流合気柔術・柳生新陰流・鹿島新當流などから編み出した総合武術である。その植木盛平の初期の高弟が塩田剛三だ。残された動画を見ると,154cm 46kg という小柄な身体で,何人もの巨漢を次々と投げている演武がでてくる。プロレスの演技のようにもみえるが,1962年に来日したロバート・ケネディが道場を訪れた際に,巨漢のボディーガードを実際に簡単に制圧している動画が残されている。
塩田剛三は,1955年に養神会合気道を立ち上げて独立して初代館長となる。三男の泰久が2007年から2012年まで第3代の館長を務めていたが,その後別れて,2014年に塩田国際合気道連盟(SIAF)を設立した。剛三の孫で泰久の三男の塩田将大も所属してYouTuberとしても活動している。
[1]合気道団体(Wikipedia)
[2]合気道・塩田将大【ShiodaGozoWorld】(YouTube)
[3]合気道の神様・塩田剛三がなくなる前に伝えたかった事(安藤と千野が登場)
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