芥川龍之介が「蜘蛛の糸」を発表して百年。高二の秋の文化祭,クラスの仮装行列のテーマが 蜘蛛の糸だった。お釈迦様の極楽タワーの竹を近所から切り出し,地獄の焔と煙の絵を描いた。犍陀多に続いて蜘蛛の糸(登山部の赤いザイル)に群がる地獄の亡者だったころ。
2023年8月31日木曜日
ALPS処理水(4)
2023年8月30日水曜日
ALPS処理水(3)
Q:福島第一原子力発電所の敷地内のタンクに長期保管できないのですか。A:今後、高濃度の放射性物質である燃料デブリの取り出し等、リスクを低減するための廃炉作業を計画的に進めていくにあたり、発電所内で必要な敷地を確保する必要があります。
Q:「地層注入」や「地下埋設」によるALPS処理水処分は検討したのですか。A:国のタスクフォースで検討され、「規制的、技術的、時間的な観点から現実的な選択肢としては課題が多い」とされています。
最後に、福島第一原子力発電所に貯蔵されている処理水の放出は、日本政府による国家的決定であり、本報告書はその方針を推奨するものでも支持するものでもない(that this report is neither a recommendation nor an endorsement of that policy)ことを強調しておきたい。しかし、この決定に関心を持つすべての人々が、IAEAの独立した透明性のあるレビューを歓迎することを願っていますし、このプロセスの開始時に申し上げたように、IAEAはALPS処理水の放出前、放出中、放出後に立ち会うことを保証します。
2023年8月29日火曜日
大阪市科学館学芸員
Q:User博物館が社会的機能を果たすための、学芸員の役割を述べなさい。 ( 800 字以上 1,000字以内)A:ChatGPT博物館が社会的機能を果たすための学芸員の役割博物館は、歴史、文化、自然などの多岐にわたる知識を保存し、伝える場所としての役割を果たしています。その中心に位置するのが、学芸員という専門家です。学芸員は博物館の社会的機能を果たすために、以下のような役割を担っています。1.知識の保存と伝承学芸員は、博物館に収蔵されているアイテムや情報の専門家として、それらの保存と管理を行います。また、展示を通じて一般の人々に知識を伝える役割も果たします。これにより、文化や歴史が次世代に継承されることを保証します。2.展示の企画・制作学芸員は、博物館の展示の企画や制作を行います。これには、テーマの選定、展示物の選択、解説文の作成などが含まれます。学芸員の専門的な知識と視点が、訪問者にとって魅力的で教育的な展示を実現します。3.教育活動の推進多くの博物館では、学芸員がワークショップや講演会、学校との連携プログラムなど、教育活動を推進しています。これにより、博物館が学びの場としての機能を強化し、社会に貢献します。4.研究活動の推進学芸員は、自らの専門分野に関する研究活動を行うこともあります。この研究は、新しい知識の発見や、博物館のコレクションの価値を高めるために不可欠です。5.コミュニティとの連携学芸員は、地域コミュニティや他の機関と連携し、共同プロジェクトやイベントを企画することもあります。これにより、博物館が地域社会との結びつきを強化し、より多くの人々に利益をもたらすことができます。6.アクセシビリティの確保学芸員は、博物館ができるだけ多くの人々に利用されるよう、アクセシビリティの確保に努めます。これには、障害を持つ人々や高齢者、外国からの訪問者など、さまざまな背景を持つ人々のニーズに応える取り組みが含まれます。7.情報のデジタル化近年、デジタル技術の進化に伴い、学芸員は博物館のコレクションや情報のデジタル化にも取り組んでいます。これにより、博物館の知識がより広く共有され、世界中の人々にアクセス可能となります。まとめると、学芸員は博物館が社会的機能を果たすためのキーパーソンとして、多岐にわたる役割を担っています。彼らの専門的な知識と情熱が、博物館を学びと発見の場として、そして文化や歴史の宝庫として、多くの人々に愛される存在としています。
素直すぎて面白みに欠けるから,倍率が高い場合はこれでは採用されない。あらかじめ断った上で,科学博物館に限定して話を展開して自分の面白エピソードをぶっ込むとか。
2023年8月28日月曜日
SLIMプロジェクト
2023年8月27日日曜日
ALPS処理水(2)
2023年8月26日土曜日
確率変数
確率変数根元事象の一つ一つに割り当てられた数値のどれかをとる(確率的に変動する)変数Xを導入し,この変数Xを確率変数とよび,その数値を確率変数Xの実現値という。確率関数各実現値xでの確率を考え,さらにこれをxの関数と見たものを,確率変数Xの確率関数という,p(x) = P(X=x)
(1) 根元事象 ω:試行(測定)で生ずる1つ1つの結果(2) 標本空間 Ω:すべての根元事象の集合(ω ∈ Ω)(Ω:全事象)(3) 完全加法属 F( σ集合属):標本空間 Ω の 部分集合の集合で 次の条件をみたすもの。Ω ∈ F,A ∈ FならA^c(補集合) ∈ F,Fに属する部分集合の和集合(無限個まで)が F に属する。(4) 確率 P(A):すべてのA ∈ Fに対して,P(A) ≧ 0, P(Ω) = 1, Ai ∩ Aj = ∅ ならば,P(∪ An) = Σ P(An) (確率の連続性)を満足する P(A) を事象Aの確率という。(5) 確率空間:(Ω, F, P)の組のこと(6) 確率変数 X(ω):確率空間(Ω, F, P)と可測空間(Ω', F')に対して定義された写像 X:Ω→Ω' が確率変数である。(7) ただし,任意のB ∈ Ω' に対してX^{-1}(B) = {ω ∈ Ω | X(ω) ∈ B}∈ F(8) 確率変数Xの分布関数 F(x):F(x) = P(X≧x)(9) 確率変数Xの密度関数 f(x):f(x) = dF(x) /dx, f(x) ≧0, ∫ f(x) dx = 1
確率変数は,試行の結果として現れる「量」を表している。試行前は未知だが,試行を行う(ωが定まる) と X(ω) という量を出力する。こうして,確率を扱う理論には試行(測定) という概念が不可分に導入されることになる。
確率変数がその後どのように使われるかを知っておけばもう少しだけ安心するかもしれない。
(1) 期待値:E(X) = Σ x P(X=x) または E(X) = ∫ x f(x) dx(2) 分散:Var(X)=E((X-E(X))^2)(3) 標準偏差:σx = √Var(X)(4) 共分散:Cov(X, Y) = E((X-E(X))(Y-E(Y))(5) 相関係数:ρxy = Cov(X, Y) /( σx σy )
2023年8月25日金曜日
塩田剛三
2023年8月24日木曜日
現代芸術文化センター(仮称)
1979年 岸昌府知事1980年 中之島に大阪府立現代美術センター1983年 (大阪市制100周年記念事業基本構想 近代美術館)1988年 大阪府新美術館構想1989年 現代芸術文化センター(仮称)の基本構想に関する報告書1991年 中川和雄府知事1995年 横山ノック府知事1996年 「現代芸術文化センター(仮称)構想」の凍結2000年 太田房江府知事2001年 「現代芸術文化センター(仮称)構想」が正式に廃止2007年12月 (平松市長)2008年2月 橋下徹府知事2008年6月 大阪府立現代美術センター廃止へ2011年11月 松井一郎府知事・(橋下市長)2012年3月 大阪府立現代美術センター廃館2012年4月 大阪府立江之子島文化芸術創造センター開館2013年2月 (大阪新美術館整備決定)2015年12月 松井府知事・(吉村市長)2017年 大阪府20世紀美術コレクションの一部105点を咲洲庁舎B3F駐車場に2019年4月 吉村洋文府知事・(松井市長)2022年2月 (大阪中之島美術館開館)2023年2月 大阪府バーチャル美術館新設方針2023年7月 咲洲庁舎B3F駐車場の美術コレクションが問題に2023年8月 アート作品活用・保全検討チーム
2023年8月23日水曜日
イェンセン不等式
2023年8月22日火曜日
教育と倫理(6)
なお,田中はカトリックの自然法論を思想的背景としており,「人格」の理解にも宗教的な色合いが濃い.つまり「人格の概念」は,人間が「自己の中にある動物的なものを克服して,神性に接近する使命を担っていることを内容とする」のであり,「人格の完成」も,人間を超える完全な人格の模範を必要とするから,「超人間的世界すなわち宗教に求めるほかはない」.今日の教育基本法の「人格の完成」という表現の背後には,こうした宗教的な人格理解がある.
人格は自由と分離すべからざる関係にある。人間が本能、衝動、情欲等を制御克服し、道徳的に行動する場合において、自由であり、自主的である。・・・以上のべたところによって人格は、教育基本法第一条の前身ともいうべき教育刷新委員会の建議中にいわれている「人間性の開発」の人間性と同じ意義のものではないことがわかる。・・・人間性の開発という表現は現実の人間性を意味するものと誤解される懸念があるから、人格の完成を以て一層適当とするのである。(田中耕太郎『教育基本法の理論』72~78頁参照)
このように人格の完成という目的達成のためには、道徳的自由、すなわち意志の自律の存在が必須となるのです。さらにカントは、『単なる理性の限界内における宗教』という著作の中で、人間の素質を、①「生物としての人間の動物性の素質」、②「生物であると同時に理性的な存在者としての人間性の素質」、③「理性的であると同時に引責能力のある存在者としての人格性の素質」の三つに区分します。ここで示された三つの素質は、教育基本法における教育の目的が「人間性の開発」ではなくて「人格の完成」となった理由を理解するには有用です。恐らく田中耕太郎もカントのこの3区分を知っていたのではないかとも考えられます。
2023年8月21日月曜日
教育と倫理(5)
目的明示の原則:個人情報を収集する際には,その利用目的を明確にし,その目的の範囲内でのみ情報を使用する。不必要な情報を収集しないよう努めることも含まれる。利用範囲の原則:収集した個人情報は,事前に明示または公表した利用目的の範囲内でのみ使用し,その目的外での利用や第三者への提供は原則として行わない。収集過程の原則:個人情報は,適切な方法で,利用目的を達成するために必要な範囲内で収集する。不正な手段や偽りの手段での収集は禁止される。真正情報の原則:収集した個人情報は,利用目的を達成するために必要な正確性と最新性を持つように努める。不正確な情報は適切に訂正や削除を行う。情報保護の原則:個人情報は適切に管理し,不正アクセス,紛失,破壊,改ざん,漏洩などのリスクから保護するための措置を講じる。過程公開の原則:個人情報の取扱いに関する方針や手続きを公開し,透明性を確保する。また,収集した情報の内容や利用目的などを適切に開示する。個人参加の原則:個人が自らの情報にアクセスしたり,訂正や削除を求めることができるような仕組みを提供する。これにより,情報の正確性や適切な利用を保証する。管理責任の原則:個人情報の取扱いに関する責任を組織全体で負う。組織のリーダーや管理者は,適切な管理や教育を行い,情報の適切な取扱いを確保する。
2023年8月20日日曜日
教育と倫理(4)
2023年8月19日土曜日
教育と倫理(3)
また本研究では,問題行動の指標として,学校現場で日常的に記録されている生徒指導上の問題の記録をデータ化して用いた。これは,問題行動予防のための取り組みの成果を,学校現場内で常にモニタリングするために有効かつ比較的低コストなデータ収集方法である。児童生徒の問題行動予防のための効果的な取り組みが求められる中で,今後は学校内で日常的に運用可能なデータ収集システムを確立し,問題行動を予防するための組織的支援の効果について,実践研究を積み重ねていく必要がある。
2023年8月18日金曜日
教育と倫理(2)
Q:User教室全体の様子を赤外線カメラにおさめて,学生や生徒が居眠りしているかどうか(個人までは識別しない)をAIによって(深層学習システムを用いて)画像解析し,これを授業改善に結びつけるシステムの開発に成功したという教員養成系大学の研究グループからの発表がありました。これに対して,賛否両論があって議論が盛り上がっています。教育工学あるいは教育倫理学の立場から,このシステムの可能性をどのように評価すべきでしょうか。あるいはどのような問題点を抱えているでしょうか。具体的に箇条書きによって解説してください。
A:ChatGPTこのようなシステムには確かに多くの可能性がありますが、同時に多くの問題点も考慮する必要があります。教育工学や教育倫理学の視点から考慮すべきポイントを以下に箇条書きでまとめます。可能性1. 授業改善:生徒の反応をリアルタイムでキャッチすることで、教師が授業の内容やペースを調整する手助けとなる。2. データ駆動の教育:長期的なデータ分析により、特定のテーマや時間帯に生徒の興味が低下する傾向などを発見できる。3. 個人情報保護:個人を識別しないシステムであれば、プライバシーの懸念が少なくなる可能性がある。問題点1. プライバシーの侵害:個人を識別しないとしても、生徒の行動を監視することはプライバシーの侵害と見なされる可能性がある。2. 圧力とストレス:このようなシステムが導入されると、生徒が常に監視されていると感じることでストレスを感じる可能性がある。3. 評価基準の偏り:居眠りをする生徒が授業に興味がないとは限らない。体調や前夜の睡眠不足など、多くの要因が考慮されるべきである。4. 技術的誤検知:AIの誤検知や技術的な制約により、正確なデータが得られない場合が考えられる。5. 教育の本質:授業の質を生徒の居眠りの有無で判断することは、教育の本質から逸脱する恐れがある。6. 倫理的な問題:教育現場での技術導入は、その目的や手段が明確である必要があり、適切なガイドラインや枠組みのもとで行われるべきである。以上のように、このシステムの導入には様々な側面が考慮される必要があります。教育現場での技術の利用は、その利点とリスクを十分に評価し、関係者全員の合意のもとで慎重に進めることが求められます。
2023年8月17日木曜日
教育と倫理(1)
「テクノロジーは道徳のない増幅機である」学習者の学びを支えたいのか、それとも、相手の行動を好き勝手にコントロールしたいのか、テクノロジーは人の欲望をグロテスク化させる。
この事例は開発者のかなりアレな学習観を暴露していて痛快ですらあるのだが、もっと踏み込んで言えば、大学広報として公式に扱う以上、組織の教育・学習観も所詮その程度のものということだ。
・・・途中のレスにもあったように、彼らの価値観は教師主導の授業改善がベースで(朝日新聞にはそう説明したんでしょう)、実はそこにあるデータ所有の非対称性や恣意的な解釈・権威付けが批判されているのに、それに気付けない。問題はそこにあります。
研究だから何でもイノセントでよいわけではなく、その背景や価値の方向付けにはこと自覚的であるべきで、倫理的・社会的にそれが許容されるのか否かについては余計に慎重であらねばならない、ということですね。
これはぜひ覚えておいて欲しいのですが、学習者視点の欠如はかなり深刻な問題です。
データの取得・分析・フィードバックが学校のような非対称の関係性のなかで行われれば、インフォームドコンセントの欠如、データの強制取得、データの恣意的運用による不利益が生じる可能性があります。これはテストデータや学習履歴についてもまったく同じです。
学習者側の直接的なメリットがあること、データハンドリングを学習者当事者に任せることが条件になると思います。一方的にデータを吸い上げて授業改善は理由になりません。
教育改革は教師だけの責任にしたり、学生の努力不足と決めつけてはならない。本当に改善を進めるためには、客観的な観察と記録が必要で、これは細部にわたる長時間の作業を要求する。
これまでは人間がその役割を担ってきたが、その作業負荷は大きすぎた。現代の技術を活用して、これらのプロセスをデータ化することが望まれていた。それは表面的な応用ではないという理解が必要だ。
だれが特に居眠り検出装置のような短絡的な目的のためにこれを作るのだろうか。もし居眠りするのであれば、それはその人に居眠りする理由が存在するのだ。しかし、今回の取組が報道によって、分かりやすい部分だけ切りとられることは、メディアの性質として避けられない現実。
もし私たちのプロジェクトがそのような切り取り方で紹介されることを嫌がるのであれば、情報を公開しなければいい。しかし、新たな取り組みが他の人々に利用されるためには、予想外の解釈をされる可能性を理解した上で、腹をくくって情報を公開しなければならない。道のりは遠い。
2023年8月16日水曜日
空間ID
2023年8月15日火曜日
ビジネスと人権
国連ビジネスと人権作業部会訪日ミッション(7月24日~8月4日) (14160)【1】はじめに(1084)【2】日本におけるビジネスと人権の一般的背景(5140)2−1 人権を保護する国家の義務(1193)2−2 人権を尊重する企業の責任(3766)2−3 救済へのアクセス(2088)・国家に基づく司法メカニズム(528)・国家に基づく非司法的苦情処理メカニズム(777)・国家を基盤としない苦情処理メカニズム(705)【3】利害関係者グループおよび問題関心分野(6605)3−1 リスクのあるステークホルダー・グループ(2804)(1)・女性(565)(2)・LGBTQI+(467)(3)・障害者(514)(4)・先住民族(632)(5)・部落(457)(6)・労働組合(117)3−2 テーマ別分野(3451)(1)・健康、気候変動、自然環境(1662)(2)・技能実習生訓練プログラムと移民労働者(927)(3)・メディアとエンターテインメント産業(804)【4】結論(825)
2023年8月14日月曜日
LK-99
2023年8月13日日曜日
模擬原爆
パンプキン爆弾は,「原爆投下に備えた爆撃機乗員訓練のためと,今までに例のない特殊な形状をしたファットマン(引用注:長崎に投下されたプルトニウム爆弾)が爆撃機(原爆搭載が可能なように特別に改修したB-29)から投下され爆発するまでの弾道特性・慣性能率等の様々な事前データ採取のために,いわば「模擬原爆」として製作された。」(Wikipediaから引用)平和祈念資料館によれば,「1945年(昭和20年)7月20日から8月14日までの間に49発が投下され、1,600人以上の死傷者が出ました。」ということであり,8月9日の長崎の後も続いていた。模擬原爆投下の目標とされたのは,当初の原爆投下候補地だった京都市,広島市,新潟市,小倉市の各都市を含む4つのエリアに分けた周辺都市である。例えば,富山市には4発も投下されていた。